玄関の上がり框(かまち)とは|役割やメリット・デメリット10選


玄関の上がり框(かまち)で印象が大きく変わる

あなたは、玄関の「上がり框」という言葉をご存知でしょうか?

注文住宅で玄関を設計する上で、玄関の間取りにはこだわるものの、上がり框にこだわる方は多くありません。しかし、上がり框のデザインは玄関全体の印象を左右し、使い勝手にも大きく影響します。

今回は、玄関の上がり框については、メリット・デメリットの解説や、役割・施工事例について詳しく解説します。

そもそも「上がり框」とは?

上がり框とは、玄関の段差の上端に水平に取り付けられた横木のことを言います。靴を脱いで跨ぐ部分です。

玄関の土間とホールの段差に、フローリングなどの床材の断面を隠すために取り付けられます。この上がり框は、断面を隠すだけでなく、玄関の印象に大きく関わる重要な部分です。

玄関の扉を開けると最初に見える部分になるので、昔から見た目に良い材料が使われています。また、毎日使用する場所なので、耐久性も重要となります。

 

上がり框の役割

上がり框の役割を把握することで、どのような上がり框にすべきかが検討できます。下記4つの役割があります。

家の外と中の境界線になる

外から帰ってきたときに、靴を脱いで上がり框をまたぎ、家の中に入ります。家の外と中の境界線になるのです。必ず通る部分になるので、玄関の中でも上がり框の作りは重要となります。

靴の脱ぎ履きをする

上がり框は、靴の脱ぎ履きをする場所になります。上がり框の高さによって、靴の脱ぎ履きのしやすさが変わります。特に、家族に高齢者がいる場合や、冬にブーツを履く際は重宝します。

コミュニケーションの場

最近のマンションや戸建てでは、低い上がり框が設置されることが多いです。以前の日本の住宅では、上がり框は高さがあり、来客があった際には腰をかけて話せるような作りになっていました。ちょっとした用事で訪れた来客とのコミュニケーションの場として使われていたのです。

一時的に荷物を置く

上がり框は、買い物から帰ってきた時などに一時的に荷物を置く場所となります。荷物を置く想定も必要となります。

 

上がり框を設置するメリット・デメリット6選

次に、上がり框を設置するメリット・デメリットについて解説します。上がり框のない玄関も最近は増えてきており、上がり框を設置するメリット・デメリットをしっかりと把握しておくことが重要です。

上がり框のメリット

・雨の日に水滴や汚れが入らない
玄関の段差があることで、雨の日に水滴や靴の裏の汚れを室内に入りづらくなります。上がり框が無いと、どうしても室内に汚れなどが入ってしまいます。

・斜めに配置して空間を広く見せることができる
通常の上がり框は直線ですが、斜めに配置することで空間を広く見せることができます。丸みをつけるなど、個性的でオシャレな玄関となります。

・靴の脱ぎ履きがしやすい
上がり框の段差があることで、靴の脱ぎ履きがしやすくなります。特に高齢者のいる家庭などは、靴が履きやすいのは大きなメリットです。

・靴の脱ぐ位置が分かりやすい
上がり框は、外と内を分ける境界線の役割があります。上がり框がないと、来客があったときにどの場所で靴を脱いでいいのか、分からないケースが考えられます。

上がり框のデメリット

・バリアフリー化できない
上がり框があることで、バリアフリー化ができない玄関になります。高齢になって足腰が弱くなった場合、上がり框を低くしていてもつまずいて怪我をするケースがあります。

・お掃除ロボットが掃除できない
玄関も含めてお掃除ロボットに掃除を任せたい場合、上がり框があると掃除が出来ません。

 

上がり框の施工事例

次に、上がり框の施工事例についてご紹介します。オシャレな上がり框の参考にしてみてください。

斜めラインタイプ

新築マンションなどは、ストレートタイプの上がり框がほとんどです。上がり框を斜めラインタイプにすることで、スタイリッシュなデザインとなり空間の広がりが感じられる玄関となります。また、玄関で姿見を使って身だしなみをチェックする方もいますが、斜めラインタイプであれば土間・ホールのどちらからでも確認することができます。

L字型

上がり框が2辺になるL字型は、壁に挟まれていないため開放感が感じられます。非常にオシャレで、注文住宅ならではの上がり框です。

石の上がり框

上がり框を木材ではなく、石にした施工事例です。石張りの土間から連続する石の上がり框となっており、上質な雰囲気を作ることができます。

関節照明を取り入れた上がり框

上がり框の下に間接照明を入れ、幻想的な空間を作り出している玄関です。照明による光の陰影が美しい玄関となっています。

 

上がり框に使われる素材

上がり框には、どのような素材が使われるのでしょうか?上がり框は木材がほとんどですが、あえて違う素材を使うことでアクセントになります。

木材

上がり框において、一般的に木材が使われます。温もりが感じられる上がり框を作りたい方にオススメです。

多くの上がり框では、ホールのフローリングと同じ木材を使うケースが多いです。そこで、あえて違う木材を使用することで、玄関のアクセントになります。フローリングの木目が目立つ場合は、木目の目立たない木材を上がり框に使うケースもあります。

また、上がり框に向いているのは広葉樹です。広葉樹は硬くて耐久性が高いため、荷物を置いたり靴の脱ぎ履きをする上がり框に向いているのです。

石材

上がり框に石材を用いることで、上質な雰囲気を作ることができます。上がり框に使われる石材は、大理石と御影石が一般的です。

上がり框が大理石の場合、土間にも大理石が使われるケースが多く見られます。また、上がり框が御影石の場合、上り框にも御影石が使用されることが多いです。御影石は色のバリエーションが豊富なので、玄関まわりの素材としてよく使われます。

土間の石材とあえて分けることも、検討してみてはいかがでしょうか?

タイル

土間にタイルを使用する場合、上がり框にもタイルを使用するケースがあります。最近の土間にはモザイクタイルが人気ですが、上がり框にもモザイクタイルを使われるケースが見られます。タイルは種類が多いため、デザインにこだわりたい方にオススメです。

 

上がり框の高さ

上がり框の高さは、一昔前の家はかなり段差がありました。

昔の家は、上がり框の気が湿気で腐りにくいように、地面と床を話すのが一般的でした。約30cm前後くらいの上がり框がよく見られます。しかし、高齢になると30cmの上がり框は上り下りの負担が大きいです。

最近では、15〜18cmくらいの上がり框が多く見られます。地面の湿気の心配が無くなったため、上がり框を低くしているのです。

上がり框を2cm程度にすると、靴の裏についた汚れや水滴などが室内に入りやすいデメリットがあります。高齢者にとっては上り下りの負担を軽減することができますが、対して座って靴の脱ぎ履きがしにくい問題も出てきます。

そこで、最近では15〜18cmの上がり框が一般的となりました。上がり框を1〜2cm程度にして、腰掛けられるベンチを別に置く過程も増えています。また、マンションの上がり框は5cm程度が一般的となっています。

 

上がり框はしっかりと検討すべき

注文住宅を建てる上で、上がり框をしっかりと検討しないケースが多いです。話にすら出てこないケースがあります。

上がり框は、玄関を印象づける一番大きな要素です。少し工夫するだけで、他の家とは違うオシャレな玄関を演出することができます。

ぜひ、上がり框をしっかりと検討してみてください。

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