タカラスタンダードのリラクシアで失敗したこととは?
我が家では、新築時にタカラスタンダードの「リラクシア」というお風呂を選びました。工務店の方から、新築住宅に合ったビルダー向けの商品として「リラクシア」を勧められ、価格が安いこともあり、特にオプションは付けずに標準仕様のまま選びました。しかし、実際に使ってみていくつか後悔する点がありました。
もちろん、古いアパートのお風呂と比べると設備はかなり良くなっています。たとえば、お掃除のしやすさやデザインの面では、古い浴室よりずっと快適です。壁や浴槽の素材は手入れが簡単で、水垢やカビがつきにくくなっています。そういう面では満足しているものの、お風呂の「暖かさ」や「快適さ」といった部分ではもう少し改善が必要だと感じました。
この記事では、我が家で感じたリラクシアの失敗ポイントと、その特徴について詳しくお伝えしていきます。これから新築を考えている方や、どのお風呂を選ぶべきか悩んでいる方にとって、少しでも参考になればと思います。
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リラクシアはビルダー向け商品
リラクシアは、特定のハウスメーカーの新築住宅でしか選べないビルダー向けの商品です。
このビルダー向け商品は、一般向けの商品と同じ機能を持ちながらも、価格が約30%ほど安く提供されることが多いのが特徴です。新築住宅に限られているため、コストパフォーマンスが良く、多くの家庭で選ばれています。
それでも、基本的な設備はしっかりしていて、機能面では十分なところもあります。たとえば、浴室の掃除が楽で、カビの発生を抑える工夫がされている点は評価できます。また、浴室のデザインもシンプルで使いやすく、家族全員が安心して使える作りになっています。次に、リラクシアの標準的な機能について詳しく見ていきましょう。
タカラスタンダード「リラクシア」の標準機能
ホーロークリーンパネル
リラクシアのお風呂の壁は、浴槽以外がすべてホーローでできています。ホーローは水アカや汚れが染み込まないので、お手入れがとても簡単です。特に梅雨の時期でも、カビがほとんど発生しないため、清潔に保つことができます。
普段の生活でつく水アカや石鹸カスも、ホーロー素材なら簡単に拭き取れます。汚れがつきにくいため、忙しいときでもサッと掃除できて便利です。お掃除が苦手な人でも、きれいな状態を保ちやすく安心です。
お掃除を少しサボってしまっても、赤い汚れが少しつく程度で済み、カビはほとんど発生しません。天井や壁にもカビが出にくいため、湿気の多い季節でも快適に使い続けられます。
マグネット収納
リラクシアのお風呂の壁はホーロー素材なので、全体にマグネットが使えます。専用のマグネット収納を使えば、シャンプーや掃除道具を壁に取り付けて、すっきりと収納できます。
フックやタオルハンガーを使えば水切れが良く、清潔に保てます。また、必要な物を手の届きやすい場所に置けるので、入浴中や掃除の際にも便利です。ホーローの壁だからこそ、マグネットを使った収納ができ、とても便利です。
壁全体がマグネット対応なので、後から収納を増やしたり位置を変えたりするのも簡単です。家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて収納を調整できるため、長く使っても快適です。
シャワーの位置の調整
リラクシアでは、シャワーの高さを自由に調整できます。大人と子供では、椅子に座ったときや立っているときのシャワーの位置が違うので、それぞれに合わせて高さを変えられるのが便利です。
ペットをシャンプーする際にも、シャワーの位置を変えることでお手入れがしやすくなります。昔のお風呂は2段階しか高さを調整できないものが多かったですが、リラクシアなら好きな高さに調整でき、とても使いやすいです。
高さを簡単に調整できることで、家族みんなが使いやすいお風呂になります。また、シャワーヘッドのデザインにも工夫があり、水の出方や勢いを調整できるため、快適なシャワータイムが楽しめます。
お風呂の壁のパネルを変えられる
リラクシアでは、お風呂の壁の一面を好きなデザインに変えることができます。基本は白いパネルですが、一部の壁を別のデザインに変えることで、お風呂の雰囲気を大きく変えることができます。
自分の好きなパネルを選ぶことで、お風呂の時間がより楽しくなります。シンプルなものから華やかなものまで、さまざまなデザインがあるので、自分の好みに合わせてお風呂を作れます。家族みんなで相談してデザインを選ぶのも楽しい時間になります。
壁のデザインを変えると、お風呂全体の雰囲気もリフレッシュされ、毎日のお風呂が特別な空間になります。お気に入りのデザインで、バスタイムをもっと楽しんでみてはいかがでしょうか。
どこでもスピーカー
リラクシアの浴室はホーロー壁なので、マグネットで「どこでもスピーカー」を取り付けることができます。このスピーカーはBluetoothでスマートフォンやパソコンと接続できるので、好きな音楽をお風呂で楽しめます。
お風呂に入りながら好きな音楽を聴けるので、リラックスした時間を過ごすことができます。長風呂が好きな人には特におすすめです。スピーカーは別売りですが、マグネットで好きな場所に取り付けられるのでとても便利です。
どこでもスピーカーを使えば、音楽だけでなくポッドキャストやオーディオブックも楽しめます。お風呂の時間がさらに充実し、毎日の疲れを癒すことができます。音質も良く、浴室内でも十分な音量で楽しむことができます。
高断熱浴槽
リラクシアの浴槽と風呂フタには保温材が使われています。この高断熱浴槽のおかげで、お湯が冷めにくく、長い時間快適にお風呂に入ることができます。
特に寒い冬でも、お湯の温度が長く保たれるため、追い焚きをする回数を減らすことができ、節約にもなります。風呂フタはジャバラ式以外のものも選べるので、もっと保温効果を高めたい人にはフックで掛けられるタイプがおすすめです。
高断熱浴槽は、家族が異なる時間にお風呂に入るときにも便利です。お湯が冷めにくいため、順番に入っても快適な温度が保たれます。また、保温材を使った風呂フタでさらに保温効果を高めることができます。
この浴槽は環境にも優しく、ガス代や電気代を節約できるエコな選択です。追い焚きの回数を減らすことで、家計にも優しい機能となっています。
地震に強い
リラクシアの浴室は、震度6にも耐えられるように作られています。浴室パネルはしっかりと金具で固定されており、長期間使用しても安心の頑丈な構造です。
さらに、フレーム架台も地震の揺れに負けないよう設計されているため、家族みんなが安全にお風呂を使えます。地震が多い地域でも安心して使えるお風呂はとても大切です。リラクシアのお風呂なら、日常の快適さと災害時の安全性の両方を考えた設計がされています。
パネル同士の固定やフレームの設計に工夫がされており、長年使用しても歪みにくく、しっかりとした構造を保てます。こうした工夫が、リラクシアのお風呂をより安全で快適なものにしてくれます。
タカラスタンダード「リラクシア」で失敗だったこと2選
冬に床が冷たい
我が家は3月の終わりに家が完成し、お風呂に「リラクシア」を選びました。しかし、3月でもまだ寒い日が続いていました。
初めてお風呂に入った時、床が思ったより冷たくて驚きました。シャワーでお湯をかけて温めたり、マットを敷かなければ、素足では冷たさに耐えられませんでした。特に冬はさらに冷たくなるため、今後はマットを敷いて寒さ対策をしようと思っています。
床を温かくしたい場合、オプションで床の素材を変更するか、ガス温水式の床暖房を採用することで冷たさを回避できるようです。ただ、我が家はオール電化のためガス床暖房は使用できませんでした。そのため、寒い冬にはマットを敷いて冷えを防ぐしかありませんでした。
ちなみに、タカラスタンダードのお風呂「プレデンシア」や「レラージュ」には床暖房のオプションがあり、床の冷たさが気になる人にはおすすめです。これらのモデルなら寒い時期でも足元が冷えにくく、快適にお風呂に入れると思います。
床の冷たさは生活の快適さに意外と大きな影響を与えます。特にお風呂でリラックスしたい時に足元が冷たいと、せっかくのリラックスタイムが台無しになってしまいます。家を建てる時にこうしたことをもっと考えておけば、今より快適に過ごせたかもしれません。
お湯が冷めやすい
リラクシアのお風呂は壁がホーロー製ですが、浴槽はFRP素材です。そのため、お湯が冷めやすいです。我が家は3人家族ですが、3人目が入る頃にはお湯がかなりぬるくなってしまいます。1時間半くらい経つと最初の温度からかなり下がってしまうので、追い焚きが必要になります。
FRP素材の浴槽は保温性能があまり高くないため、時間が経つとお湯がどんどん冷めてしまいます。我が家では3人目が入る時には追い焚きがないと快適に入浴できません。そのため、追い焚き機能は必須になっています。
タカラスタンダードには「プレデンシア」という上位クラスのお風呂もあり、こちらは浴槽がホーロー製です。ただし、価格はリラクシアの3倍ほど高いです。しかし、ホーロー製の浴槽はお湯が冷めにくいため、追い焚きの必要が少なく、冬の光熱費を節約できるメリットがあります。特に寒冷地に住んでいる方や、光熱費を抑えたい方には、ホーロー製の浴槽の方が長期的にはお得かもしれません。
プレデンシアは本体価格に加えて設置費用も高額なので、予算的には厳しい部分がありますが、お湯が冷めにくい快適なお風呂を求める方には検討する価値があると思います。ランクが上がることで設備や機能も向上し、お風呂の時間のストレスを減らせますし、長い目で見れば光熱費も節約できます。また、ホーロー浴槽は汚れが付きにくく掃除がしやすいため、日々の手入れも楽になります。
ホーローの浴槽は保温性能だけでなく、耐久性も高いのが特徴です。長期間使用しても劣化しにくく、長持ちするため、一時的な費用は高くても長い目で見るとコストパフォーマンスは良いかもしれません。
まとめ
我が家がタカラスタンダード「リラクシア」で感じた失敗点は次の2つです。
- お風呂の床が冷たかったこと
- 浴槽がホーロー製ではなかったこと
タカラスタンダードと言えば浴槽もホーロー製だと思っていたのですが、実際にはFRP素材でした。そのため、寒い季節にはお湯が冷めてしまいます。また、床も標準クラスのものであったため、3月の時点でも非常に冷たく感じました。もっと事前に詳しく調べておけばよかったと後悔しています。
しかし、床についてはマットを敷くことで寒い時期でも対策をしています。浴槽の素材は標準クラスでしたが、追い焚き機能を使うことで寒い季節でもなんとか対応できています。また、我が家はオール電化にしたことで、以前のプロパンガスを使用していた頃より光熱費を大幅に節約できています。追い焚きを活用することで、ある程度快適な入浴が保たれているので、工夫次第でなんとかなる部分もあると感じました。
設備の選択は、どこに重点を置くかで大きく変わってくると思います。コストを抑えたい場合、標準的な設備でも十分な場合がありますが、快適さを求めるのであれば、少し高めのランクのものを選ぶ価値があると感じました。特にお風呂はリラックスするための大事な場所なので、床の暖かさや浴槽の保温性能など、細かな部分にも気を配ることが重要です。今後リフォームする機会があれば、今回の経験を活かしてより快適なお風呂にしたいと思います。
オール電化にしたことで光熱費を大幅に節約できたのは非常に良かった点です。プロパンガスと比べて光熱費が減り、家計にも優しい結果になりました。リラクシアの標準仕様にはいくつか課題がありましたが、工夫することで快適さを保ちながらコストを抑えることもできると実感しています。
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