1階の冷気を2階に!サーキュレーターの効果的な活用法
夏の暑さが厳しくなると、一戸建ての2階部分は非常に暑くなるものです。特に寝室が2階にある場合、夜眠れないほどの暑さに悩まされることもあります。
1階にエアコンがあってもその冷気が2階まで届かないことが多いですが、サーキュレーターを使えば1階の冷気を2階に効率よく送ることができます。
この記事では、サーキュレーターを活用して1階の冷気を2階に届ける方法についてご紹介します。

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1階の冷気を2階に送れない理由とは
暖かい空気は上に溜まる性質がある
物理の法則として、暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、自然と上へ上へと上昇していきます。
そのため、一戸建ての家では夏に1階よりも2階の部屋が暑くなりがちです。1階で発生した熱も建物の構造や壁、床などに吸収され、その後2階へと放出されることがあります。
屋根からの熱も影響している
2階が特に暑くなる理由として、屋根の存在も大きいです。直接太陽光を浴びる屋根からは大量の熱が発生し、その熱が2階の室内温度を上昇させます。
このため、1階の冷気を2階に送るだけでなく、2階自体の熱を減らす工夫も必要になります。
階段や吹き抜けでの空気の流れ
家の構造によっては、階段や吹き抜けがあることで空気の流れが複雑になります。
特に吹き抜けのある家では、暖かい空気が吹き抜け部分に溜まり、そこから2階へと流れ込むことがあります。これにより2階部分がさらに暑くなってしまうのです。
サーキュレーターで1階の冷気を2階に送る方法
サーキュレーターの基本的な設置位置
1階の冷気を2階に効果的に送るには、サーキュレーターの設置位置が重要です。
基本的には階段の一番下から2階に向けてサーキュレーターを運転します。このとき注意すべきなのは、サーキュレーターを1階の部屋のエアコンの方向に向けないことです。エアコンの冷風の追い風になるよう背を向け、2階へ向けましょう。
風量と風向きの調整が重要
サーキュレーターの風量は大きめに設定するのが効果的です。また、風向きを自動で変える機能を備えたサーキュレーターを選ぶと、より広い範囲に冷気を届けることができます。
サーキュレーターの風量や風向きを適切に調整することで、1階の冷気を2階全体に効率よく循環させることが可能になります。
2階でのサーキュレーターの活用
1階からの冷気をさらに効果的に循環させるには、2階にもサーキュレーターや扇風機を設置するのがおすすめです。
2階に上がってきた冷気と暑い空気を撹拌することで、部屋全体を均一に冷やすことができます。この方法なら、エアコン1台で3〜4部屋を冷やすことも可能です。
2階の室温を効果的に下げるための対策
直射日光を遮る工夫
2階の室温を下げるためには、まず直射日光を遮ることが大切です。
日中でもカーテンやブラインド、シェードを閉めておき、太陽光が室内に入り込むのを防ぎましょう。また、ベランダなどにすだれを設置すれば、風を通しながらも日光を遮ることができます。
空気の循環を良くする
サーキュレーターを使って1階の冷気を2階に送るだけでなく、2階の部屋内でも空気を循環させることが大切です。
部屋の中に空気の流れを作ることで、熱がこもりにくくなり、室温の上昇を抑えることができます。
夜間の換気を活用する
夜など涼しい時間帯には、1階と2階の窓を対角線上になるように開けて、こもった熱気を外に逃がしましょう。この方法を「クロス換気」と呼びます。
また、換気扇を回すことも熱気を排出するのに効果的です。ただし、真夏の日中など外の気温が高い時間帯は窓を閉め、サーキュレーターで室内の空気を循環させる方が良いでしょう。
部屋の湿度を下げて体感温度を下げる
湿度が体感温度に与える影響
同じ気温でも湿度が高いと不快指数が上がり、より暑く感じます。
特に日本の夏は湿度が高いため、湿度を下げることで体感温度を下げることができます。サーキュレーターで1階の冷気を2階に送りながら、湿度も下げる工夫をしましょう。
除湿器の活用
部屋の湿度を下げるもっとも効果的な方法は除湿器を設置することです。除湿器がない場合は、凍らせたペットボトルでも代用できます。
ただし、凍らせたペットボトルを置く際には、溶けた時に水が出るので、電化製品や寝具の近くは避けるようにしましょう。
湿度が上がる原因を取り除く
洗濯物を室内に干していたり、観葉植物を多く置いていると室内の湿度が上がりやすくなります。
特に暑い季節は、洗濯物はできるだけ室外に干し、観葉植物の数を調整するなど、湿度が上がる原因を取り除くことも大切です。
吹き抜けのある家でサーキュレーターを活用する方法
吹き抜けの特徴と課題
吹き抜けのある家では、吹き抜け部分に暖気が溜まり、それが2階に流れ込みやすくなります。
また、吹き抜けの構造によっては1階の冷気が2階に上がりにくいこともあります。このような家では、サーキュレーターの活用方法を工夫する必要があります。
2台のサーキュレーターで空気の流れを作る
吹き抜けのある家では、2台のサーキュレーターを使って効果的に空気を循環させましょう。
まず2階のサーキュレーターで暖気を窓から外に排出し、次に1階から大型のサーキュレーターで2階の天井めがけて送風します。これにより、1階の冷気が2階に上がりやすくなります。
適切なサーキュレーターの選び方
吹き抜けのある家で使うサーキュレーターは、2階の天井までしっかり風が届くパワフルなものを選ぶことが大切です。特に1階から2階へ冷気を送る場合は、風量が十分なラージサイズのサーキュレーターがおすすめです。
また、風量を調整できるタイプのサーキュレーターを選べば、状況に応じて適切な風量で運転できます。
サーキュレーターの選び方と活用のポイント
部屋の広さに合わせたサイズ選び
サーキュレーターを選ぶ際は、部屋の広さや用途に合わせて適切なサイズを選びましょう。
1階の冷気を2階に送るなら、なるべく大きなサイズのサーキュレーターがおすすめです。大きなサーキュレーターは風量が多く、遠くまで冷気を届けることができます。
省エネ性能も考慮する
サーキュレーターを選ぶ際は、風量だけでなく省エネ性能も考慮しましょう。
最近のサーキュレーターは省エネ設計のものが多く、長時間使っても電気代を抑えることができます。特に夏場は長時間使用することが多いので、省エネ性能は重要なポイントです。
静音性も大切な選択基準
サーキュレーターを寝室など静かな環境で使用する場合は、静音性も重要な選択基準です。
特に夜間に使用する場合は、運転音が気にならない静かなサーキュレーターを選ぶと良いでしょう。多くのサーキュレーターは風量を下げることで運転音も小さくなります。
まとめ
サーキュレーターを活用すれば、1階の冷気を2階に効率よく送ることができます。適切な設置位置や風量の調整、2階での空気の循環など、いくつかのポイントを押さえることで、より効果的に2階を冷やすことが可能になります。
また、直射日光を遮ったり湿度を下げたりする工夫も取り入れることで、さらに快適な室内環境を作ることができます。サーキュレーターを上手に活用して、暑い夏を快適に過ごしましょう。
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