安い住める小屋タイニーハウスの価格や間取りを紹介!
最近流行りとなっている「タイニーハウス」。注文住宅にも取り入れたいという方が増えています。
タイニーハウスとは、tiny=とても小さい・house=家、のことです。アメリカが発祥の地で、日本やその他の海外でも見られるようになりました。
「とても小さな家」ですが、広さは10〜20㎡程度の家です。最近では「趣味の部屋が欲しい」「書斎が欲しい」といった理由から、庭に倉庫ではなくタイニーハウスを建てる方がいます。
今回は、タイニーハウスの詳細と価格について、詳しく解説します。
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安い住める小屋のタイニーハウスはなぜ生まれたのか?
タイニーハウスはアメリカが発祥ですが、大きく注目されたのは2000年前後です。
アメリカは「大きな家」を幸せのシンボルであるという考え方がありました。しかし、建築家サラ・スザンカの著書「Not So Big House」において、豊かさの象徴=大きな家という価値観に疑問を投げかけました。そして、とても小さな家「タイニーハウス」での暮らしを提唱したのです。
ハリケーンカトリーナによる自然災害やサブプライムローン問題などにより、「本当に大きな家が必要なのか」「たくさんのモノが必要なのか」といった考え方をする方が増えたのです。
そして、モノを持ちすぎずにシンプルに暮らすという考え方をする方が増え、タイニーハウスが普及していきました。
安い住める小屋が注目されている
最近、「安い住める小屋」が大きな注目を浴びています。この新しい住まいの形は、従来の住宅に比べてコストが非常に低く、経済的に多くのメリットをもたらします。特に、持たない暮らしやミニマリストのライフスタイルを支持する人々にとって、このような小屋は理想的な選択肢となっています。
無駄を省いた生活のトレンド
近年、無駄を省いたシンプルな生活が流行しています。多くの書店で「持たない暮らし」に関する書籍を見かけることが多くなりました。
この生活スタイルは、本当に必要なものだけを手に入れ、無駄な支出を避けるという考え方です。これにより、生活費を抑え、自分の趣味や自由な時間を大切にすることができます。経済的に不安定な時代において、このようなライフスタイルがブームになるのは自然なことです。
住宅コストの重圧
多くの人々にとって、毎月の家賃は最も大きな支出の一つです。家賃を払い続けることに疑問を感じ、家を購入することを考える人もいます。
しかし、家を所有することはローンの返済だけでなく、固定資産税や修繕費、管理費など、追加のコストも発生します。これらを考慮すると、最終的な負担は想像以上に大きくなることがあります。
タイニーハウスの種類
タイニーハウスは本来シンプルに暮らすための家ですが、日本ではセカンドハウスや子供の遊び場、趣味の場所といった用途で建てられることが多いです。
下記に、日本におけるタイニーハウスの種類について、解説します。
スモールハウス(小屋)
タイニーハウスの思想に最も近い形が「スモールハウス」です。無印良品も「無印良品の小屋」を販売し、人気の商品となっています。ハウスメーカーだけでなく、異業種からの参入が多く注目されています。
コンテナハウス
最近では貨物コンテナを住宅に使うケースが増えました。コンテナの再利用という観点だけでなく、独特な風合いがあり人気があります。コンテナハウスの専門業者もあり、様々な用途で使われています。
トレーラーハウス
自動車で牽引できる家を「トレーラーハウス」といいます。人が住めるような建物ですが、法律上は車両となります。固定資産税ではなく自動車税が掛かりますが、住宅より維持費が安価なケースが多いです。
プレハブ住宅
可能な限り工場で生産・加工・組み立てを行うのがプレハブ住宅です。タイニーハウスのプレハブ住宅であれば、現地組立は1日で終わる物もあります。最近では外観にこだわったオシャレなプレハブ住宅も販売されています。
ドームハウス
建物の上部が球型になっている「ドームハウス」。構造体に発泡ポリスチレンを使用したドームハウスが、最近では主流となっています。発泡ポリスチレンは非常に軽く、断熱性・防災性にも優れています。
タイニーハウスの価格別商品「100万円以下」
次に、タイニーハウスを価格別に紹介していきます。まずは100万円以下でも購入できる「mocoYA」です。
mocoYAにも様々なシリーズがありますが、mocoYA type4.5は98万円となっています。なお、mocoYAという名前は、moco homeと「小屋」を掛け合わせた単語です。
小屋を建てる場合、床面積が10㎡以内であれば面倒な建築確認申請が必要ありません。mocoYAは申請が必要なく、現地で組み立てるだけで完成するのが特徴です。
サーフボードやアウドドアなどの「趣味の部屋」、小さな「お店」、テレワークなど集中するための「仕事場」、子供が楽しむための「遊び場」など、たくさんの用途があります。98万円の商品でも、4.5帖あるので様々な楽しみ方ができます。
タイニーハウスの価格別商品「100〜300万円」
次に、100〜300万円のタイニーハウスを紹介します。この価格帯のタイニーハウスは10㎡前後が多いです。
2010年代になり、様々なメーカーから10㎡の小屋が発売されました。10㎡以下であれば建築申請が必要なく、セルフビルドも出来るため、DIYブームの中で人気となりました。今回は下記の5つを紹介します。
無印良品の小屋
無印良品の小屋は、施工費込で300万円程度の商品です。屋内約9.1m²・縁側3.1m²の広さがあります。
無印良品の小屋の特徴として、縁側があり開口部が広いため、自然と一体になったような小屋となっていることです。外壁の焼杉をはじめ国産材を使用しており、オプションで断熱仕様・防犯使用・電源・給排気なども取り付けられます。
群馬県嬬恋村にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場では、実際に無印の小屋に宿泊することができます。また、千葉県のシラハマ校舎では土地を借りて、無印良品の小屋を建てることが可能です。
IMAGO(イマーゴ)
IMAGO(イマーゴ)は、105万円から購入できる小屋です。全国にログハウスなど自然派個性住宅のハウスメーカー「BESS」が販売しています。
セルフビルドを前提としたキット販売となっています。ログハウスは木を積み重ねていくので、セルフビルドでも建てやすいことが特徴です。
しかし、断熱材などは入っていないため、居住というよりも趣味や物置として使用するべきです。トイレ・シャワー・エアコンなども設置可能なので、ちょっとした事務所などには良いかもしれまえsん。
約10㎡・6帖ほどのスペースですが、友達と楽しむ場所としたり、カフェを営業するといった楽しみ方が可能です。セルフビルドなので安く購入できるのが魅力です。
Roomette(ルーメット)
Roomette(ルーメット)は、これまでの小屋とは違いトレーラータイプのタイニーハウスとなります。卵のようなかわいらしい外見が特徴です。
コンパクトで牽引がしやすいことから、移動型の店舗として利用する方も多いです。内装は基本的に何も無い状態で納車されるため、オプションで断熱仕様・給水タンク・窓・ドアといったカスタマイズが可能です。
価格は198万円〜となっています。普通免許で牽引することが可能です。
キャンピングドーム
キャンピングドームは、北欧風のログハウスを展開する「茜プランニング」が販売している商品です。キャンピングドームという名前通りで、丸い形をしており別荘のような楽しみ方ができます。
木製で作られている机・椅子など、カントリーな雰囲気を演出してくれます。約6帖のタイプは140万円から購入可能です。
INSPIRATION(インスピレーション)
INSPIRATION(インスピレーション)は、多くのタイニーハウスを販売しているyadokariが作った商品です。
夫婦2人・子供1人が住めるスペースを想像して作られており、開口部にバルコニーやウッドデッキを設置することで、開放的な小屋が出来上がります。
生活することを考慮されているため、トイレ・シャワー・キッチンが完備されています。300万円から購入可能です。
タイニーハウスの価格別商品「400〜800万円」
次に、400〜800万円のタイニーハウスを紹介します。この価格帯のタイニーハウスは宿泊や店舗利用を前提としており、水回りなどの設備も充実しています。
住箱(JYUBAKO)
住箱(JYUBAKO)は、アウトドアブランドのsnow peakが販売している商品です。建築家の隈研吾氏がデザインしたトレーラー付き(移動式)のタイニーハウスとなっています。
軽さと強さを重視し、あえて合板を用いたシンプルなデザインです。オプションでベッド床板・ロールスクリーン・照明などが付けられます。
神奈川県横須賀市にある京急観音崎ホテルでは、住箱に宿泊することができます。また、グランピング施設などにも活用されています。
広さは屋内が約11㎡となっており、400万円から購入できます。
amagear trailer
静岡県に拠点を置く天城カントリー工房が展開する、amagearシリーズです。ログハウスメーカーなので、木材へのこだわりが感じられます。200万円台〜800万円台の商品が展開されています。
また、トレーラー車体も140万円程度で設置可能です。大きさ15㎡程で、2人でも生活できます。
全国5箇所以上ある宿泊施設では、amagear trailerで宿泊することができます。購入を検討されている方は、一度宿泊してみることをオススメします。
Leben Hütte(レーベンヒュッテ)
Leben Hütte(レーベンヒュッテ)は、岩手県の設計事務所であるヤマミチが手掛けるタイニーハウスです。Leben Hütte(レーベンヒュッテ)は、ドイツ語で「生活の山小屋」という意味です。
コンセプトは「ミニマム&リッチ」で、小さくても快適に過ごせるようにお風呂を広めにとっています。薪ストーブをオプションでつけられるなど、様々な工夫があります。
きっと価格は350〜850万円で、9タイプが用意されています。施工費を入れると高いですが、住宅ローンを組めるようにあえてこの価格に設定されています。
タイニーハウスの疑問
建築確認申請は必要?
タイニーハウスを建てる際、建築確認申請が必要かどうかは建物の仕様や設置場所によって異なります。基本的に、基礎付きのタイニーハウスで床面積が10㎡を超える場合は建築確認申請が必要です。
また、防火地域や準防火地域に設置する場合は、10㎡以下でも申請が必要です。さらに、都市計画区域内かどうか、母屋が既に存在する敷地か、用途地域の制限など、様々な条件によっても変わってきます。そのため、事前に自治体や施工業者に確認し、法令違反を避けるための相談を行うことが重要です。
自宅と同じ区画内に建てる場合の注意点
自宅の敷地内にタイニーハウスを建てる場合、建築基準法の「1敷地1建物」の原則を考慮する必要があります。この原則に基づき、1つの敷地に複数の建物を建てる場合、それぞれの建物が不可分の用途であることが前提です。
例えば、母屋と書斎や客間としての離れがそれぞれ独立して存在できない場合は問題ありませんが、各建物にキッチンやトイレ、浴室などがあり、それぞれが独立した住宅として機能する場合は、用途が不可分とはみなされず、建築が認められないことがあります。この場合、敷地の分割や分筆などの手続きを行う必要があります。自治体や施工会社と相談し、必要な手続きを事前に確認しましょう。
タイニーハウスは固定資産税がかかる?
タイニーハウスは、基礎付きのタイプであれば固定資産税の対象となる可能性が高いです。これは、土地に定着性があると見なされるためです。
一方で、移動式のトレーラーハウスも、デッキや階段を設置して地面と一体化するような固定を行った場合には、固定資産として扱われる可能性があります。税金の負担についても、事前に自治体や税務署に確認し、正確な情報を得ることが重要です。
まとめ
今回は、タイニーハウスの商品を価格別に紹介しました。
【100万円以下の商品】
・mocoYA
【100〜300万円の商品】
・無印良品の小屋
・IMAGO(イマーゴ)
・Roomette(ルーメット)
・キャンピングドーム
・INSPIRATION(インスピレーション)
【400〜800万円の商品】
・住箱(JYUBAKO)
・amagear
・Leben Hütte(レーベンヒュッテ)
庭にスペースがある方など、タイニーハウスがあるとオシャレなスペースになります。ぜひ検討してみましょう。
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