ベランダの物干しが低い
建売住宅やマンションでは、最初からベランダに物干しが付属しています。
しかし、最近の新築を見ていると、物干しの位置が低すぎるケースが多いのです。胸くらいの高さから、低い場合は腰くらいまでの高さしかありません。これでは、布団だけでなくワンピースすら干せません。
そこで、この記事では物干しを高い位置に設置するためのアイテムについて、詳しく解説します。
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なぜベランダの物干しは低いのか？
そもそも、最近の新築はなぜベランダの物干しが低いのでしょうか？それには、下記の理由があります。
プライバシー保護
洗濯物が外から見えてしまうと、下着が干せなかったり、住んでいる人の家族構成や性別が分かってしまいます。
そういったプライバシー保護の観点から、洗濯物を見えなくするために物干しを低くしているのです。防犯性を高める役割もあります。
安全のため
高い位置に物干しがあると、洗濯物が飛ばされやすくなります。特にマンションの高層階では、洗濯物の落下は思わぬ事故に繋がります。
物干しをベランダの手すりより低くすることで、こういった危険を回避しているのです。
外観を美しくする
特に南向きの戸建てなどは、洗濯物が外から見えてしまうと生活感が出てしまい、外観に影響があります。マンションでは、ベランダに布団を干すことを禁止しているケースもあります。
外観に統一性を出すことで、高級感を演出しているのです。
ベランダの物干しを高い位置に設置するためのアイテム3選
ベランダの物干しを高い位置にするためのアイテムも、数多く販売されています。
コモライフ お助け物干しサオアップ
ベランダに付いている物干しアームにジョイントするだけで、簡単に高くできるアイテムです。
非常に安価にも関わらず、床に洗濯物を擦れさせたくない、洗濯物を干す量をアップしたい方にオススメです。口コミ評価も素晴らしいです。
天井つっぱり式の物干し
ベランダの天井と床で突っ張りをするタイプの物干しです。高い位置から低い位置まで干せて、一気に物干しスペースを拡大することができます。
MEAKEA 物干し 布団干し
幅を140cm〜240cmまで伸縮できる、独立タイプの物干しです。コンパクトにしてしまっておくこともでき、屋外・屋内の両方で使用できます。
検討すべき物干しのタイプ3選
スタンドタイプの物干しについて
スタンドタイプの物干しは、簡単に設置できるため、使い勝手が良いのが特徴です。
このタイプには、安定感があり、多くの洗濯物を干すことができる固定式と、使わない時にはコンパクトに折りたためる折り畳み式の2種類があります。それぞれの使い方に応じて選ぶことで、日常の洗濯がより便利になります。
壁に取り付けるタイプについて
ベランダのスペースが限られている場合や、物干し台を置く場所がない場合には、壁に取り付けるタイプの物干しが便利です。
このタイプは、壁に直接取り付けるため、省スペースで設置が可能です。ベランダだけでなく、庭や屋内など、他の場所にも取り付けることができるのも魅力です。ただし、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸物件では設置が難しいことがあるので注意が必要です。
突っ張り棒タイプの物干しについて
突っ張り棒タイプの物干しは、天井や床にパイプを押し当てて固定するため、狭いスペースでも有効に利用できるのが特徴です。23
このタイプには、上下二段に物干し竿を設置できるものが多く、省スペースでたくさんの洗濯物を干すことができます。また、壁を傷つけることがないため、賃貸物件でも安心して使用できます。ただし、天井がないバルコニーなどには設置できないので、その点には注意が必要です。
マンションの場合は規約を確認する
こういった様々な商品が販売されており、物干しが低いので困っている方はぜひ活用してみてください。
マンションの場合は規約に注意しましょう。ベランダの手すりより高い位置に洗濯物を干すことが禁じられている、そもそもベランダに物干しを設置できないといったケースがあります。
また、マンションはベランダが緊急時の避難通路になります。いざという時に物干しが邪魔で逃げられないといったことにならないように、避難はしごの前に設置しないといった工夫が必要です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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