※本記事はタウンライフのプロモーションを含んでいます。

固定資産税が高くなる設備7選|設置前に必ず把握すべき




把握すべき固定資産税が高くなる設備

把握すべき固定資産税が高くなる設備

「せっかくの注文住宅だから、憧れの設備を付けたい」という方は多いですが、固定資産税のことを考慮しながら設備を検討する方は少ないです。

固定資産税は、マイホームを購入すると毎年掛かる費用です。家の設備によっても金額が変わるため注意が必要なのですが、ほとんどの方は把握出来ていません。

そこでこの記事では、把握すべき固定資産税が高くなる設備について、詳しく解説します。


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固定資産税はどうやって決まる?

固定資産税はどうやって決まる?

固定資産税は、固定資産と呼ばれる土地や建物を持っている人に対して、市町村が課す税金です。

固定資産税は、家を建てた数ヶ月後に「家屋調査」を市の担当者が行うことで決まります。建物の構造や内装だけでなく、設備もチェックした上で点数方式で決まります。

点数が高ければ高いほど、固定資産税も高くなります。固定資産税が高くなるのは、一般的な設備よりも良い設備を設置した場合に掛かります。

 

固定資産税の決まり方(場所別)

次に、場所別にどのように固定資産税が決まるのか、解説します。

外壁材

外壁材は、タイルや漆喰を選ぶとオシャレ感は増しますが、固定資産税が高くなります。

屋根材

銅板・ソーラーパネル一体型・瓦といった屋根材は、固定資産税が高くなります。また、ソーラーパネルは一体型と屋根置き型があり、一体型にすると固定資産税が高くなることを覚えておきましょう。

屋根の勾配

同じ屋根材であっても、屋根の勾配によって固定資産税は異なります。急勾配の場合は高く、緩やかな勾配であれば固定資産税を抑えることができます。

軒の出

軒の長さによって、固定資産税は異なります。軒が長いと固定資産税は高くなり、軒が短いと抑えられます。軒の出は45cm程度が標準とされています。

屋根形状

屋根の形状によっても、固定資産税は異なります。腰折れ・マンサード・越屋根(こしやね)は固定資産税が高くなり、続いて切妻(きりづま)・寄棟(よせむね)・片流れとなります。

ガレージ/カーポート

覚えておきたいのは、ガレージだと固定資産税が掛かりますが、カーポートだと固定資産税が掛からないことです。

床材

タイル床や無垢フローリングは、固定資産税が高くなります。複合フローリングに比べて、イニシャルコストだけでなく固定資産税も高くなることを覚えておきましょう。

天井

標準の高さを2.4mとして、それ以上なら固定資産税が加算、それ以下なら減点されます。また、大部分を吹き抜けにすると、固定資産税が高くなります。

内壁

内壁は、クロスを標準として漆喰を採用すると固定資産税が高くなります。

勾配天井

勾配天井は、固定資産税が高くなる要素です。天井が高い分壁材やクロスを多く使う必要があり、柱も他の柱に比べて高くするためです。

 

固定資産税が高くなる設備7選

固定資産税が高くなる設備について、代表的な7つをご紹介します。

固定資産税が高くなる設備①「ソーラーパネル(屋根一体型)」

ソーラーパネルの中でも、「屋根一体型ソーラーパネル」は高価な屋根材という判断となり、ポイントが加算されます。

ソーラーパネルでも、後から乗せるタイプで売電10kW未満であれば加算はありません。メンテナンスや見た目の観点で屋根一体型を選ぶのであれば良いですが、固定資産税が増えることは把握した上で選びましょう。

固定資産税が高くなる設備②「外壁タイル」

外壁の種類は、主にタイル・サイディング・吹き付け仕上げがあります。

この中でも、外壁タイルは資産価値が高いためポイントが加算されます。外壁タイルは耐久性に優れ、メンテナンスも費用が格段に少なくなるため、固定資産税は高くなるもののメリットも多いです。

固定資産税が高くなる設備③「床暖房」

床暖房は、固定資産税のポイントが加算される設備です。

また、把握しておきたいのが、温水式と電気式でも加算されるポイントが違う点です。温水式床暖房の係数は1.0、電気式床暖房の係数は2.0となり、電気式の方が高いのです。

設置される面積に比例して、固定資産税も高くなります。床暖房は必要な場所のみに設置して、可能であれば温水式を選びましょう。

固定資産税が高くなる設備④「ビルトインエアコン」

天井に埋め込むビルトインエアコンは、固定資産税が高くなる設備です。通常のエアコンは家電扱いのためポイントが加算されませんが、ビルトインエアコンは建物の一部と見なされるためです。

ビルトインエアコンは、インテリアの雰囲気を壊さないため人気の設備です。固定資産税の増加も含めて、設置を検討しましょう。

固定資産税が高くなる設備⑤「ホームエレベーター」

ホームエレベーターは、固定資産税が大きく上がる設備です。

ホームエレベーターの大きさなどにもよりますが、年間25,000円程度は固定資産税が上がってしまいます。非常に大きな出費です。

固定資産税が高くなる設備⑥「開閉式の天窓」

開閉式の天窓も、固定資産税が高くなる設備です。

開閉式でない天窓も固定資産税が上がりますが、開閉式の方が倍近くポイントが加算されます。天窓を検討している場合は、覚えておきましょう。

固定資産税が高くなる設備⑦「エコカラット」

エコカラットを壁に貼ると室内の空気を整え、さらにお洒落な内装に仕上げることができます。しかし、エコカラットは固定資産税のポイントが加算される設備です。

検討したいのが、エコカラットの後付けです。家屋調査の後に設置することで、ポイントは加算されません。

また、エコカラットの貼り付け面積を壁紙全体に対して1%未満にすることで、固定資産税に課税されないケースが多いです。

 

固定資産税が正しいか必ずチェックしよう!

固定資産税の家屋調査が終わると、課税通知書が送られてきます。この課税通知書が正しいかどうか、必ず確認しましょう。

家屋調査をするのは人間ですので、間違っているケースもあります。そのまま放置しておくと、間違った金額で毎年課税されることになります。

ぜひ、参考にしてみてください。

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