床下収納を使いこなしている家庭は少ない
「床下収納はあるけど、ほとんど使っていない」という家庭はとても多いです。
「どんな物を入れていいか分からない。」「何を入れたか覚えていない。」という方は、とてももったいないです。床下収納を有効活用することで、スッキリとした家になるためです。
床下収納の使い方には注意点があります。今回は、床下収納の使い方と入れるものについて、詳しく解説していきます。
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床下収納の使い方について注意点3選
まず、床下収納の使い方について注意点を3つ紹介します。
湿度管理
床下は湿度が高い場所で、湿度管理が必要となります。温度も一定ではなく、カビ臭を感じやすい場所でもあります。
除湿剤を定期的に入れ替えて、時々換気を行いましょう。また、すでに開封している食品は、湿度を吸収してカビが繁殖しやすいです。虫の発生にも繋がるので、開封している食品を入れるのはやめましょう。
重たい物は入れない
床下収納に重たい物を入れると、取り出しにくくなってしまいます。そもそも、耐久性から見ても危険で、床が抜けてしまうこともあります。重たい物は入れないようにしましょう。
収納方法を工夫する
床下収納の中に四角いカゴや箱を利用して、仕切りを作りましょう。ハンドルが付いているものは、取り出しやすくて便利です。
キッチンの床下収納は温度変化が激しい
キッチンの床下収納は、外気に近い環境になり1日の温度変化が激しくなります。飲み物や水分の多い食べ物(野菜・漬物など)を入れておくと、気温が上がった時に結露が発生しカビが生えやすくなるのです。
床下収納に入れるもの8選
使い方の注意点を理解できたら、次に床下収納に入れるものを検討しましょう。
床下収納に入れるもの①「食品」
野菜室がいっぱいになったら、野菜保管庫としても床下収納が使えます。じゃがいも・にんじん・玉ねぎなどは、床下収納でも問題ありません。
また、調味料のストックや水・お酒などもかさばるので、床下収納に入れておくことをオススメします。
床下収納に入れるもの②「日用品」
床下収納は高さがあって軽い物が適していますので、キッチンペーパー・ティッシュペーパー・トイレットペーパーといった日用品を入れておくのに適しています。
上からも取り出しやすいので、ストック品を買ったら床下収納に入れておきましょう。
床下収納に入れるもの③「調理器具」
ホットプレート・鍋など、頻繁に使用しない調理器具は床下収納がオススメです。特にかき氷機など季節限定の調理器具は、季節を過ぎたら床下収納に入れておきましょう。
床下収納に入れるもの④「防災グッズ」
水や非常食といったかさばる物、また防災バッグなどを床下収納に入れる家庭が多いです。
注意しなければいけないのは、防災バッグはすぐに取り出せる場所にあるのがベストです。玄関にあるといいのですが、玄関の収納力が足りない場合は床下収納に入れておきましょう。
床下収納に入れるもの⑤「DIY用品や工具」
DIY用品や工具は、床下収納に保管すると便利です。例えば、ドリルやハンマー、ドライバーセットやペンチ、塗料やクレンザーなどは、床下収納に保管することで、必要な時にすぐに取り出せるようになります。
床下収納に入れるもの⑥「掃除用具や洗剤」
床下収納は、掃除用具や洗剤を保管するのに適しています。掃除用具は、引き出し式の収納ケースに入れて、洗剤は、密閉容器に入れて保管すると便利です。
床下収納に入れるもの⑦「季節用品やスポーツ用品」
床下収納は、季節用品やスポーツ用品を保管するのに適しています。例えば、クリスマスツリーやスキー板など、季節に応じて使うものは、床下収納に保管すると場所を取らずにすみます。
床下収納に入れるもの⑧「趣味に関するもの」
趣味に関するものは、床下収納に保管すると便利です。例えば、楽器やアート用品、釣り具やキャンプ用品、スポーツ用品などは、床下収納に保管することで、収納スペースを確保することができます。
床下収納に入れてはいけないもの6選
次に、床下収納に入れてはいけないものをご紹介します。
床下収納に入れてはいけないもの①「衣類や布製品」
床下収納は、湿気によってカビが発生しやすいため、衣類や布製品を保管すると、カビや臭いの原因になることがあります。また、虫の被害を受けることもあるため、衣類や布製品は衣装ケースやクローゼットなど、風通しのよい場所に保管することが望ましいです。
床下収納に入れてはいけないもの②「家電製品」
床下収納は、湿気や温度変化によって、家電製品の故障や劣化を引き起こすことがあります。
床下収納に入れてはいけないもの③「重量物」
床下収納は、床が強度を保てる限度を超える重さの物を保管すると、床が抜けたり、傾いたりすることがあります。そのため、重量物は、床上に保管するか、強度のある棚に保管することが望ましいです。
床下収納に入れてはいけないもの④「湿気を含むもの」
床下収納は、湿気がたまりやすい場所です。そのため、湿気を含むものを保管すると、カビや傷みの原因になることがあります。例えば、濡れたタオルや布巾、水筒などは、床下収納に保管しない方が良いです。
床下収納に入れてはいけないもの⑤「香辛料や調味料」
床下収納は、温度変化や湿気によって、香辛料や調味料の風味や品質が劣化することがあります。また、虫の被害を受けることもあるため、保管する場合には、密閉容器に入れて、風通しのよい場所に保管することが望ましいです。
床下収納に入れてはいけないもの⑥「本や雑誌」
床下収納は、湿気やカビ、虫の被害を受けやすいため、本や雑誌を保管すると、劣化や傷みの原因になることがあります。特に、高価な本や貴重な本は、風通しの良い場所に保管するか、適切な温度と湿度を保てる環境に保管することが望ましいです。
有効活用すれば収納力が大きく増える
今回は、床下収納の使い方・入れるもの・入れてはいけないものについてご紹介しました。
床下収納は貴重な収納ですが、活用できていない家庭が多いです。また、使い方に失敗してしまうケースも多いので、今回の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
床下収納は収納力があるため、有効活用することで家の収納をスッキリ保つことができます。ぜひ、活用してみてください!
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