ガルバリウム外壁の20年後はどうなる?
「ガルバリウム外壁を採用したい!」
「ガルバリウム外壁って20年後はどうなるの?」
最近の戸建てでは、ガルバリウム外壁を採用するケースが増えています。確かにガルバリウム外壁の家はオシャレですが、20年後はどうなるのでしょうか?
この記事では、ガルバリウム外壁のメリット・デメリットや20年後にどうなるのか、詳しく解説します。
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ガルバリウム外壁とは?
ガルバリウムとは、ベスレヘムスチールという会社が開発したアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板です。
日本では「ガルバ」と呼ばれることもあります。メッキ中の亜鉛が鉄より先に溶ける特性を活かして、鉄が腐食しにくいことが特徴となっています。
金属にも関わらず腐食しにくいため、屋根・外壁などに用いられることが増えました。
ガルバリウム鋼板の劣化症状
色あせ
ガルバリウム鋼板の外壁は、時間の経過とともに塗料が劣化し、色あせが発生します。色が薄れてきたら、塗装メンテナンスのサインです。放置すると劣化が進むため、早めの対処が重要です。
チョーキング現象
築10年ほど経つと、外壁に触れると白い粉が手に付くチョーキング現象が見られます。これは、塗料の膜が劣化した証拠です。この症状が現れたら、外壁塗装のタイミングと考えてください。
傷やへこみ
ガルバリウム鋼板は薄いため、傷やへこみがつきやすい特性があります。傷やへこみができると、その部分から塗料がはがれ、サビが発生しやすくなります。早めの補修が必要です。
サビ
ガルバリウム鋼板は錆びにくいとされていますが、経年劣化によりサビが発生することがあります。特に、20年から30年が経過すると、サビが出始めることが多いです。サビの種類には以下のようなものがあります。
白サビ
ガルバリウム鋼板に含まれる亜鉛が酸化し、白い斑点状のサビが発生します。特に、塩害地域や高温多湿地域で多く見られます。
赤サビ
ガルバリウム鋼板の表面に傷やへこみができ、その部分から発生するサビです。放置するとサビの範囲が広がるため、早急な対処が求められます。症状がひどい場合は、ガルバリウム鋼板の張り替えが必要です。
電食
異なる金属と接触することで発生する劣化現象です。例えば、ガルバリウム外壁に他の金属素材を立てかけておくと、その接触部分にサビが発生することがあります。これを防ぐためには、異種金属の接触を避けることが重要です。
ガルバリウム外壁のメリット6選
まずは、ガルバリウム外壁のメリットについて解説します。
シンプルでかっこいい
ガルバリウム外壁を採用した家の外観は、シンプルかつオシャレでかっこいいです。
かっこいい家にしたいという要望の方は、検討すべき外壁材です。外壁材の7割はサイディングが採用されますが、ガルバリウム外壁を採用するのは10%程度なので、他の方と被りにくいというのもメリットです。
耐震性が高い
ガルバリウム外壁は薄い金属で、とても軽い素材です。軽量のため建物に荷重が掛からず、地震が起きて建物が揺れても建物への影響が少ない外壁材となります。壁は軽いほど耐震性が強くなることは覚えておきましょう。
凍害に強い
ガルバリウム外壁は、凍害に強い外壁材です。凍害は外壁の隙間に水が入り、膨張することでヒビが入りますが、ガルバリウム外壁は隙間が発生しにくいため凍害が少ないのです。
耐久年数が長い
ガルバリウム外壁は、耐久年数が25年以上と長いです。キズを付けないといった注意は必要ですが、メンテナンスコストは抑えることができます。
工期が短くできる
ガルバリウム外壁をカットして貼るだけなので、他の外壁材に比べて工期が短くなります。工期が短くなることで、コストカットに繋がります。
リフォームしやすい
サイディングなどからガルバリウム外壁へリフォームする場合、重ね貼り工法を採用することができます。既存の外壁を撤去する必要がないため、低価格でリフォームが可能です。
ガルバリウム外壁のデメリット5選
次に、ガルバリウム外壁のデメリットについてご紹介します。
キズが付きやすい
ガルバリウム外壁は薄い金属なので、キズが付きやすいです。ガルバリウム外壁にキズが付くと、表面のメッキが剥がれてしまいます。そこから外気や雨水が入ることで、錆びてしまうのです。
断熱性能が低い
ガルバリウム外壁は金属なので、熱を通しやすく断熱性能が低いです。断熱材が一体化されているガルバリウム外壁を採用するか、建物自体の断熱性能を高める工夫が必要です。
遮音性が低い
ガルバリウム外壁は遮音性が低いです。薄い金属で出来ているため、振動しやすく音が響きやすいためです。強い雨や風など、音が気になるので後悔している事例が多いです。
商品のバリエーションが少ない
ガルバリウム外壁は、サイディングやタイルなどの外壁材に比べて商品のバリエーションが少ないです。カラーバリエーションも少なく、気に入った色が無かったという方もいます。
夏場は高温になる
ガルバリウム外壁は金属なので、夏場には表面温度が高温になります。特に黒や濃紺といった色は熱を吸収しやすく、高温のため危険です。
ガルバリウム外壁の10年後・20年後・30年後はどうなる?
10年後のガルバリウム鋼板の外壁
10年後のガルバリウム鋼板の外壁は、色あせが目立ち始める可能性があります。家が建っている環境や外壁の色によって、色あせの程度は異なります。
特に、ブラックやネイビーなどの濃い色は色あせしやすく、ホワイトなどの淡い色は比較的色あせしにくいです。この時期は新築や改築から10年が経過し、家の設備を見直す良いタイミングです。目視での確認や専門業者への相談をおすすめします。
20年後のガルバリウム鋼板の外壁
20年後のガルバリウム鋼板の外壁では、色あせや汚れ、雨だれが目立ちやすくなります。外壁を長持ちさせるためには、このタイミングでメンテナンスを行うことが重要です。
汚れや雨だれを放置すると、サビが進行するリスクが高まります。外観の美しさを保つためだけでなく、家の保護機能を維持するためにも、この時期に塗り替えを検討することが望ましいです。塗り替えを考えている方や迷っている方は、専門業者に相談してみましょう。
30年後のガルバリウム鋼板の外壁
30年後のガルバリウム鋼板の外壁は、必然的にメンテナンスが必要となります。新築や改築後に一度もメンテナンスを行っていない場合は、速やかに業者に相談することを強くおすすめします。
この時期には色あせや汚れ、雨だれがさらに目立ち、全体的にくすみが出てくることがあります。また、部分的なサビも現れやすくなります。業者による適切なメンテナンス(例えば塗り替え)を行うことで、外壁の見た目が美しく保たれ、さらに耐久性も向上します。
ガルバリウム外壁を20年後まで綺麗に保つ方法
ガルバリウム鋼板は、その耐久性と美しさで人気がありますが、適切なメンテナンスが必要です。この記事では、ガルバリウム外壁を長期間にわたり美しく保つための方法を紹介します。
定期的なメンテナンスの重要性
ガルバリウム外壁を綺麗に保つためには、10〜15年ごとにメンテナンスを行うことが推奨されます。
ガルバリウムは20〜25年の耐用年数を持つ素材ですが、定期的な点検とケアを行うことで、サビや劣化を早期に発見し、対処することができます。特にサビは進行が早いため、早めの対応が必要です。定期メンテナンスにより、外壁の寿命を延ばし、美しい状態を保つことができます。
自分でできる簡単なメンテナンス
ガルバリウム外壁のメンテナンスは専門業者に依頼するだけでなく、自分でも行うことができます。基本的には1年に一度、水をかけて表面の汚れを洗い流すだけで十分です。特に泥水がはねる地域や海沿い、酸性雨が降る地域では、1〜3ヶ月ごとに水で洗い流すと良いでしょう。
水での洗浄だけで落ちない汚れは、柔らかい布やスポンジで優しく拭き取ります。洗剤を使用する場合は、中性洗剤を薄めて使い、その後、しっかりと水で洗い流して洗剤が残らないようにしましょう。強くこすりすぎたり、硬いスポンジを使用すると、ガルバリウムの表面に傷をつけてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、酸性やアルカリ性の洗剤は使用しないようにしましょう。これらの洗剤は、ガルバリウム外壁のコーティングを傷つけ、劣化を早める原因となります。
高圧洗浄機の使用は避ける
ガルバリウム外壁のセルフメンテナンスにおいて、高圧洗浄機の使用は避けるべきです。高圧洗浄機は強力な水圧で外壁にダメージを与える可能性があります。特に頑固な汚れを落とすために使いたくなるかもしれませんが、外壁を傷つけるリスクがあるため、使用は控えましょう。
散水ホースを使って優しく汚れを洗い流すだけで、ガルバリウム外壁のメンテナンスは十分です。これにより、長期間にわたり外壁を美しく保つことができます。
周辺環境が耐用年数に影響を与える
ガルバリウム鋼板の耐用年数は一般的に20〜30年とされていますが、周辺環境によってはその寿命が短くなる可能性があります。環境要因が耐用年数に与える影響を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
海に近い地域
海が近い地域では、ガルバリウム鋼板は塩害の影響を受けやすくなります。海風に含まれる塩分が金属を腐食させ、劣化を促進します。
海岸付近や風の強い場所では、ガルバリウム鋼板の寿命が短くなる可能性が高いため、20〜30年を待たずに早めのメンテナンスや塗り替えを検討することが推奨されます。
粉塵が飛散する地域
工場地帯や学校のグラウンドなど、粉塵が多く飛散する地域では、粉塵がガルバリウム鋼板に付着し、腐食を促進する可能性があります。
特に、金属の腐食を引き起こす成分が含まれている場合は注意が必要です。粉塵が多い地域に住んでいる場合は、外壁をこまめに洗い流し、早めの塗り替えを検討することで、耐用年数を延ばすことができます。
落葉樹が多い地域
自宅の周囲に落葉樹が多い場合、木片や落ち葉が外壁に付着しやすく、ガルバリウム鋼板の腐食が進みやすくなります。
これを防ぐために、屋根や外壁に木片や落ち葉が触れないよう、定期的に掃除を行うことが重要です。ホースを使って水を流すことで、付着物を効果的に除去することができます。
雨が当たりにくい場所
雨が当たりにくい場所では、埃が外壁に蓄積し、ガルバリウム鋼板の劣化が進みやすくなります。
バルコニーの下や玄関周りなど、屋根がついている場所は特に注意が必要です。これらの場所は定期的に水を使って掃除し、埃を洗い流すことで、劣化を防ぐことができます。
ガルバリウム外壁の20年後はどうなる?
ガルバリウム外壁を採用した場合、20年後はどうなるのでしょうか?
ガルバリウム外壁の耐用年数は、30年程度が一般的です。20年後であれば錆びもなく、色合いも保つことが可能です。
ガルバリウム外壁は、30年に1度のコーキングと塗り替えで問題ないかと思います。家の立地条件やガルバリウム外壁の色などにも左右されますが、非常に耐久性は高いです。
ぜひ、参考にしてみてください。
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