フローリングワックスはやめた!必要性を徹底検証
「フローリングワックスはやめた!」
「本当に必要なの?」
フローリングワックスは定期的に行う必要がありますが、本当に必要なの?と疑問に思う方も多いです。
また、定期的にフローリングワックスをかけるのは大変で、乾く時間は使えないなどデメリットが多いです。
この記事では、フローリングワックスの必要性や、やめた理由について詳しく解説します。
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フローリングワックスはなぜ必要なのか?
フローリングワックスが必要な理由について、解説します。
傷がつかないようにする
フローリングには、日常的な使用や家具の移動、ペットの爪などによって傷や汚れがつきやすいという欠点があります。フローリングワックスは、フローリングの表面に保護膜を形成し、これらの傷や汚れから守ることができます。
水から守る
フローリングに水がかかると、木材が膨張して変形することがあります。フローリングワックスは、表面に水を浸透させず、耐水性を高めることができます。
変色を防ぐ
フローリングは、太陽光や照明によって変色することがあります。フローリングワックスは、これらの光線からフローリングを守り、色合いを長期間保つことができます。
掃除のしやすさ
フローリングワックスによって形成された保護膜は、汚れを付きにくくし、清掃のしやすさを向上させます。
フローリングワックスはやめた!その理由5選
フローリングワックスをやめたという方もいますが、その理由について解説します。
フローリングワックスはやめた!その理由①「コストがかかる」
フローリングワックスを定期的に行うことで、当然ですがコストが掛かります。フローリングの交換時期が早まったとしても、フローリングワックスのコストを考慮してやめるという方もいます。
フローリングワックスはやめた!その理由②「いずれにしても掃除が必要」
フローリングワックスをすることで汚れにくくなるといいますが、結局のところ掃除は必要になります。ワックスをするのではなく、定期的な掃除を強化することにする方もいます。
フローリングワックスはやめた!その理由③「コーティングにした」
フローリングワックスではなく、長持ちするコーティングを施しました。被膜が丈夫なので、長期間ワックスが必要なくなりました。費用は高かったですが、満足しています。
フローリングワックスはやめた!その理由④「ワックス不要のフローリングにした」
リフォームで、フローリングをワックス不要な商品に変更しました。ワックス不要なのは本当に楽で、もっと早く交換すれば良かったです。
フローリングワックスはやめた!その理由⑤「汚れが隙間に入りこむ」
フローリングワックスをしていると、汚れが隙間に入りこみやすく、むしろ掃除が面倒になってしまいました。また、汚れを取るために擦ると、見た目が悪くなりました。
フローリングワックスを選ぶポイント
フローリングをすると決めた場合、耐久性を高めるためには、適切なワックスを選ぶことが重要です。以下では、ワックスの種類ごとに特徴や用途を説明し、選ぶ際のポイントを紹介します。
樹脂ワックス
樹脂ワックスは、ウレタン樹脂やアクリル樹脂などが主成分となっているワックスです。このタイプのワックスは、ビニール床、木材、石材、コンクリート床など、幅広い床材に使用できます。耐久性が高く、しっかりとした保護膜を形成するため、頻繁に人が通る場所や重い家具を置く場所に適しています。
半樹脂ワックス
半樹脂ワックスは、水溶性の樹脂と水溶性のパラフィンを混合したものが主成分です。特にクッションフロアやビニール床などに使用されることが多く、適度な艶を出しつつも手軽に扱えるのが特徴です。滑りにくくする効果もあり、家庭内での使用に向いています。
水性ワックス
水性ワックスは、天然または合成のロウを主成分としています。このタイプのワックスは、主にビニール床のフローリングに使用され、環境に優しく、扱いやすいのが特長です。また、においが少ないため、室内での使用に適しています。
乳化性ワックス
乳化性ワックスは、ロウ、合成樹脂、揮発性溶剤などが主成分となっています。特に日本家屋の無垢材の床に適しており、深みのある艶を与え、木材の自然な風合いを生かすことができます。手入れが少々手間ですが、その美しさを保つためには非常に効果的です。
床の素材で選ぶ
ワックスを選ぶ際には、床の素材との相性を確認することが重要です。例えば、木材には樹脂ワックスや乳化性ワックスが適しており、ビニール床には半樹脂ワックスや水性ワックスが向いています。床材に合ったワックスを選ぶことで、長く美しさを保つことができます。
光沢の有無で選ぶ
ワックスによって床に光沢を出したい場合は、光沢の有無も選ぶポイントとなります。高光沢のワックスは、床を美しく見せる効果がありますが、光沢の少ないワックスは落ち着いた雰囲気を演出します。使用する場所や好みに合わせて選びましょう。
滑りにくさで選ぶ
家庭内で安全に過ごすためには、ワックスの滑りにくさも考慮する必要があります。特に小さなお子さんやご高齢の方、ペットがいる家庭では、滑りにくいワックスを選ぶことが重要です。樹脂ワックスは耐久性が高く、滑りにくい特性を持っているため、安心して使用できます。
フローリングワックスを自分でかける場合の注意点
ワックス剥離剤は使わない
ワックス剥離剤の使用は避けるべきです。ワックス剥離剤とは、古いワックスを取り除くための洗剤ですが、水と一緒に使うため、フローリングが変形したり、色が変わってしまうことがあります。
また、剥離剤の塗布作業は非常に労力がかかるため、使用を控えることをおすすめします。
汚れをしっかり落としてからワックスを塗る
フローリングにワックスをかける前には、必ず汚れを取り除くことが重要です。
汚れが残ったままワックスを塗ると、新しいワックスと古いワックスの間に汚れが挟まってしまい、見た目が悪くなるだけでなく、普段の掃除でも綺麗にできなくなります。このため、後でワックス剥離剤を使う羽目になる可能性も高まります。
適切な種類のワックスを使用する
フローリングにワックスをかける前には、床材に合ったワックスを選ぶことが大切です。
例えば、樹脂ワックス、半樹脂ワックス、水性ワックス、乳化性ワックスなど、さまざまな種類があります。乳化性ワックスは無垢材のフローリングに適しています。自宅の床材とワックスの種類が一致しているかを確認することが重要です。
適切な量のワックスを塗る
ワックスの量にも注意が必要です。多くの人は、多く塗れば効果が高まると考えがちですが、実際には適量を守ることが肝心です。
厚く塗りすぎるとムラができやすくなり、見た目が悪くなります。逆に、少なすぎると床を保護する機能が十分に発揮されません。
乾燥させてからワックスを塗る
ワックスを塗る前には、床をしっかり乾燥させることが必要です。床に水分が残っていると、パウダリング現象が発生し、表面に白い粉が付着してしまいます。
この白い粉は見た目を損ねるため、ワックスを塗る前に床を完全に乾かすことが重要です。晴れた日を選んで作業することで、床が早く乾きやすくなります。
フローリングワックスをやめた場合の代替品
ワックスシートやスプレーを利用する
フローリングワックスの代わりに、ワックスシートやスプレーを使用する方法があります。ワックスシートはワイパーに取り付けて床を磨くシートで、スプレーは床に直接噴霧して磨く製品です。これらを使うことで、本格的なワックス塗りと比べて手軽に床をきれいに保つことができます。
しかし、光沢感が少ないことや保護効果が薄いことがあるため、使用前にメリットとデメリットを検討することが重要です。
米のとぎ汁を活用する
意外かもしれませんが、米のとぎ汁もフローリングの手入れに役立ちます。
お米を洗ったときに最初に出るとぎ汁を保存し、それを床に塗布して磨くことで、米ぬかに含まれる脂肪分が床にツヤを与えます。天然素材を使用するため、化学物質を避けたい方には特におすすめです。
乳液やコンディショナーを試す
乳液やコンディショナーを使ってフローリングにツヤを出す方法もあります。
これらを少量床に垂らして磨くことで、乳液に含まれる油分やコンディショナーの界面活性剤が効果を発揮し、床の光沢を保ち、汚れを落としやすくします。また、ほこりの付着も防ぎます。
フロアコーティングを選択する
ワックスの塗布やメンテナンスが手間と感じる方には、フロアコーティングを検討するのも一つの方法です。
フロアコーティングは一度施工すれば、日常の掃除以外のメンテナンスがほとんど不要で、耐久性が高く長期間効果が持続します。しかし、コストが高くなる点は考慮する必要があります。
ノンワックスタイプのフローリングを導入する
ワックスの手間を省きたい方には、ノンワックスタイプのフローリングもおすすめです。
このタイプのフローリングは、特殊な加工が施されており、ワックスをかけなくても床の美しさを保つことができます。最近では、このノンワックスタイプのフローリングを採用する家庭が増加しています。
フローリングワックスの代わりに定期的な掃除をする
私は、フローリングワックスの代わりに、定期的な掃除を強化することにしました。
昔は子供が物を落とすことも多かったのですが、大きくなり物を落とすことも減りました。ワックスをやめても、これまでは問題なく過ごせています。
次のリフォームでは、ワックスが必要ないワックスに変えたいと思っています。ぜひ、参考にしてみてください。
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