OSB合板のメリット・デメリットを徹底解説!
「OSB合板を使いたい!」
「使用する上で把握すべきことはある?」
以前は、倉庫やガレージなどでよく使用されていたOSBですが、最近では部屋のデザインの一部として使用されるお宅が増えています。現在、注目を集めている合板の一種です。
この記事では、OSB合板を使用するメリット・デメリットについて、詳しく解説します。
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OSB合板とは?
OSBは、配向性ストランドボードの略称です。
この素材は、木片を集めて強力な接着剤で加圧し、固めた合板の一種です。他の合板と比較して、より小さな木片を使用することで木材の効率的な活用に貢献しています。
OSBの特徴として、木片がランダムに配置されているため、他の合板と比べて見た目が非常に魅力的です。また、強度や価格も手頃であると言えます。
OSB合板を使用するメリット3選
次に、OSB合板を使用するメリットをご紹介します。
OSB合板のメリット①「本物の木片から生まれる木の温もりや色合い」
OSB合板は、ラフで男性の心をくすぐるような外観と、本物の木片から生まれる木の温もりや色合いが挙げられます。DIYの材料としても人気が高く、OSBを使用して作られたハンドメイド家具は高値で取引されることもあります。
また、生産国によって外観が異なります。カナダ産のOSBは黒っぽい木片が混ざっており、存在感が強く、一方でポーランド産のOSBは上の画像のように比較的控えめな色合いです。
OSB合板のメリット②「ビスがどこにでも打てる」
元々は下地材として使用されていたOSBは、強度はもちろんのこと、どこにでもビスが打てる特徴があります。
石膏ボードを使用している壁に、後から棚を設置したい場合や壁にインテリアを飾りたい場合など、石膏ボードの下地にビスを打つ必要があります。OSB合板の場合は、どこにでもビスが打てるため、自由な場所やタイミングで棚を後付けしたり、インテリアを飾ることができます。
OSB合板のメリット③「優れた気密性と防虫性」
強力な接着剤によって固められているため、OSBは他の合板と比較して気密性が高く、防虫性も高いと言えます。
高い気密性は、部屋の内部からの空気の流出を防ぐため、快適な室温を維持することに役立ちます。しかし、一方で湿度の逃げ場も制限されるため、湿度管理には注意が必要です。
また、木材でありながら高い防虫性を持つというのは嬉しい特徴です。虫害の心配を軽減し、長期的な耐久性を確保することができます。
OSB合板を使用するデメリット4選
次に、OSB合板を使用するデメリットをご紹介します。
OSB合板のデメリット①「質感が粗い」
元々下地材として使用されているため、OSBの質感は粗いです。触れるとざらついた感触があり、一部箇所では少しとげのように手に刺さることもあります。
お子さんを心配される方は、何らかの対策が必要かもしれません。腰壁に化粧ボードを貼るなどの対策を検討することも考えられます。
また、OSBは石膏ボードとは異なり、ボード同士の接合部分がはっきりと目立ちます。
OSB合板のデメリット②「水に対して弱い」
OSB合板は、水に非常に弱いです。そのため、常に水がかかるような場所や水回りには使用しない方が良いでしょう。
OSBは水を吸収すると膨張し、その繊維が次第に解けてしまうため、見た目も悪くなります。また、時間の経過とともに、多少のたわみが生じる場合もあります。
ただし、最近では接着剤なども改良されており、このような問題が大幅に改善されています。したがって、大きな心配は必要ないと思われますが、一応注意しておくことが良いでしょう。
OSB合板のデメリット③「色合いが経年変化によってくすんでくる」
経年経過に伴い、OSBの色合いは全体的にくすんでくることがあります。初めて内装材として施工した頃は明るく美しいですが、徐々に黒ずんでくるため、部屋全体が暗く見えることがあります。
OSBは無垢板と比較して、見た目が荒く感じられることがあります。日本の建材に比べて粗い印象があります。これはOSBの特性であり、この荒さを生かすか否かは個人の選択になります。
OSB合板のデメリット④「飽きが生じる可能性」
OSBで作られた家具や部屋全体をOSBで統一すると、存在感が強すぎて時間が経つにつれて飽きが生じるかもしれません。
そこで、部屋全体ではなく、壁や天井の一部分に限定してOSBを使用すると、アクセントとして素晴らしい効果を発揮すると思います。壁だけにOSBを使用すれば壁が際立ち、天井だけに使用すれば天井が引き立ちます。
このような使い方であれば、飽きが来ずに長く楽しむことができるでしょう。
OSB合板をDIYで使う場合の疑問
構造用と内装用のどちらを使う?
OSB合板は主に構造用として使用される材料ですが、内装用としても利用可能です。構造用OSB合板は、建築基準に適合した強度と耐久性を持ち、建物の骨組みや床、屋根などに使用されます。
一方、内装用では、表面がさらに加工されているものがあり、壁面や天井の装飾に使われることがあります。DIYプロジェクトにおいては、どちらのタイプも利用できますが、用途に応じて選ぶことが重要です。
数枚使うときは表裏に注意!
OSB合板には表裏が存在し、通常、品質表示スタンプが押されている面が裏面とされています。建築現場では品質が確認しやすいようにスタンプ面を見える位置に使うことが一般的です。
しかし、DIYやデザインにおいては、スタンプが見える面を使ってインダストリアルな雰囲気を出すことも可能です。どちらの面を使うかはプロジェクトの要件や個人の好みによります。
丸ノコでカットするときは破片に注意!
OSB合板を丸ノコでカットする際は、破片が飛び散ることがあります。これは、合板の密集した木片が切断される際に起こる現象で、特に目に入ると非常に危険です。
作業を行う際は必ず安全メガネや保護マスクを着用し、顔や目の保護を徹底することが推奨されます。
取扱いには手袋や軍手がオススメ
OSB合板をカットした後の小口は、鋭利な木片が露出しており、素手で触ると手を傷つけることがあります。
カット後の取扱いには、軍手や厚手の作業用手袋を使用することで、手の安全を守ることができます。また、カット面をサンダーで滑らかに仕上げることで、見た目も良くなり、安全性が向上します。
しっかりしたビスを使おう
OSB合板は見た目以上に重量があります。特に厚みのある板を使用する場合、その重さが問題になることがあります。
壁や床に合板を取り付ける際には、合板の重さに耐えうるしっかりしたビスを選び、確実に固定することが重要です。適切なビスの選定と取り付け方で、長期間にわたる安全と耐久性が保証されます。
水には弱い
OSB合板は水に弱い性質を持っています。そのため、屋外や湿気の多い場所での使用は推奨されません。水に長時間さらされると膨張や変形の原因となり、耐久性が大きく低下します。
OSB合板を使用する場合は、主に室内での使用に限定することが賢明です。特に、ウッドデッキや屋外の家具として使用する場合は、より耐水性の高い材料を選ぶことが重要です。室内では、装飾的要素としての使用や、隔壁としての利用が一般的です。
非常に魅力的な仕上げ材料
この記事では、OSB合板を使用するメリット・デメリットについて、詳しく解説しました。
OSB合板は、非常に魅力的な仕上げ材料ですり個人的には天井にOSBを使用するだけでも、とてもカッコイイと思います。
ぜひ、参考してみてください。
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