三栄建築設計はひどい？実際に後悔した事例を徹底解説！
「三栄建築設計で家を建てたい！」
「反社会的なつながりがあったって本当？」
三栄建築設計は、「同じ家はつくらない」というコンセプトを掲げ、自社一貫制で住宅を建てるハウスメーカーです。
この記事では、三栄建築設計の特徴や実際に後悔した事例について、詳しく解説します。
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三栄建築設計の特徴6選
三栄建築設計は、優れたデザイン力を持つハウスメーカーです。その特徴について、詳しくご紹介します。
優れたデザインの住宅を建てられる
三栄建築設計は、優れたデザインの住宅を提供しています。デザインの品質を確保するためには、「デザイン研究開発室」と呼ばれる部門を設けており、常にお客様の要望や周囲の景観に合ったデザインを研究しています。
また、分譲住宅でも「同じ家はつくらない」という方針を掲げており、似たようなデザインの家が存在しません。したがって、他の住宅とは一線を画する独自のデザインを求める方には、三栄建築設計がオススメです。
耐震性能と断熱性能が優れている
三栄建築設計は、優れた耐震性能と断熱性能を備えています。モノコックフロア・ベタ基礎・オールコネクタ接合など、三つの耐震技術が標準仕様となっており、さらに第一種換気システムなども住宅に完備されています。
例えば、ベタ基礎は、一般的な布基礎よりも広い面積で住宅を支えるため、住宅の荷重を分散させ、地震からの保護に役立ちます。また、シロアリや湿度にも強く、木造住宅に最適です。
さらに、ウレタン発泡断熱材などを使用することで、室内の温度を5℃以上も保温することができます。快適で地震に強い住宅を求める方には、三栄建築設計がおすすめです。
コストパフォーマンスが優れている
三栄建築設計の住宅は、コストパフォーマンスに優れています。「SPUR」という商品シリーズは、耐震性能などの標準仕様を備えており、低価格から高級モデルまでの4つの選択肢があります。
また、「SPUR」の価格は2,200万円から始まり、一般的な注文住宅の平均価格である3,000～4,000万円よりも1,000万円以上も安価です。
自社一貫制度を採用
三栄建築設計は、住宅建設を円滑に進めることができます。自社で一貫して設計から施工、アフターメンテナンスまで行っており、スケジュール調整などが容易です。
また、自社一貫制度を採用しているため、他のフランチャイズハウスメーカーとは異なり、営業担当やアフターサービスの品質に一貫性があり、中間マージンやデメリットを回避できます。
例えば、30坪2階建ての場合、約120日で住宅を完成させることができるため、入学式や転勤などでスケジュールが決まっている方や、店舗ごとに対応が異なることを好まない方にとって、三栄建築設計は適切な選択肢となります。
都市型住宅の経験が豊富
三栄建築設計は、都市部での住宅建設において豊富な経験を持ち、街や土地に合わせた家づくりを得意としています。都市部では土地の形状が異なったり、制約がある場所が多いですが、三栄建築設計は「同じ家はつくらない」というコンセプトに基づいた設計自由度が特徴です。
また、間取りだけでなく内装デザインにも自由度があります。6つの異なる内装テイストから選ぶことができ、自身のインテリアのイメージに合わせたデザインを実現できます。
さらに、部屋の印象を左右する扉についても、30通りものデザインとカラーの組み合わせから選ぶことができます。デザイン面でも理想の空間を実現できるのが魅力です。
都市災害のリスクも考慮した安全性
都市型住宅建設において、三栄建築設計は都市災害のリスクを考慮した独自の安全設計を採用しています。
都市部の間口の狭い土地でも、三栄建築設計の住宅は縦揺れ・横揺れ・ねじれといった様々な地震の力に対応するトリプル耐震技術を標準仕様としています。
また、木造住宅におけるシロアリ被害に対しても、三栄建築設計はホウ酸処理を実施しています。ホウ酸処理は効果が持続するため、土台から外壁までのすべての木材に処理を施し、シロアリによる被害を防ぎます。
三栄建築設計はひどい？実際に後悔した事例4選
次に、三栄建築設計で家を建てて、実際に後悔した事例をご紹介します。
三栄建築設計はひどい？後悔した事例①「アフターメンテナンスが不十分」
私が注文住宅を建てた際、点検の時に壁紙の歪みを指摘し、貼り直しを依頼しました。しかし、それから何ヶ月経っても修理に来てもらえません。何度も担当者に電話していますが、彼らは現場の人に伝えると言っても、現場の人からの連絡はありません。
三栄建築設計では、主要な構造体や雨漏りに関して「メルディアグループの10年保証」を提供しています。不具合が発生した場合、アフターメンテナンス担当者が対応することになっていますが、彼らが連絡してから具体的に来るまでの期間は重要な要素です。
三栄建築設計はひどい？後悔した事例②「反社会的なつながりがあった」
東京都公安委員会からの勧告によれば、三栄建築設計の創業者である小池信三元社長は、暴力団組員に資金提供をしていたとされています。
第三者委員会の調査報告によれば、元社長と暴力団員との関係は20年以上にわたり、その間に複数の取引が行われていたことが明らかになりました。また、報告では元社長と3人の元従業員との関係が限られていたことも明らかにされました。
関与が疑われた従業員は既に退社し、新しい社長が就任したことで、一応の収束は見られますが、反社会的なつながりがあったという事実は依然として不安を抱かせるものです。
三栄建築設計はひどい？後悔した事例③「施工エリアが限定されている」
三栄建築設計のデメリットとしては、施工エリアが限定されていることが挙げられます。首都近郊の市区町村までの地域にしか工事を行っておらず、具体的には国道16号線に接する地域に限られています。
三栄建築設計はひどい？後悔した事例④「保証期間が10年と短い」
三栄建築設計の保証期間は10年であり、法律で定められている最低ラインとなります。「with on style」という商品の場合、有償メンテナンスを行えば35年まで延長できますが、「SPUR」という商品の場合は10年以上延長することはできません。
オープンハウスが買収することに
この記事では、三栄建築設計の特徴や実際に後悔した事例について、詳しく解説しました。
2023年8月、オープンハウスは三栄建築設計を買収することを発表しました。買収の総額は約429億円と予想されています。オープンハウスは三栄建築設計の元社長が保有していた全株式を取得し、子会社として組み入れ、新たな体制のもとで経営の再建に取り組む予定です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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