家の周りをコンクリートにしたい！費用やメリット・デメリットを徹底解説！
「家の周りをコンクリートにしたい！」
「どんなところに注意すればいい？」
庭や家の周りにコンクリート工事をすると、メンテナンスの手間が軽減されるという利点があります。ただし、費用やデメリット以外にも注意すべきポイントがあります。
この記事では、家の周りをコンクリートにするメリット・デメリットや業者の選び方について、詳しく解説します。
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家の周りをコンクリートにするメリット3選
まずは、家の周りをコンクリートにするメリットをご紹介します。
家の周りをコンクリートにするメリット①「メンテナンスの手間が少ない」
地面をコンクリートで舗装すると、土がむき出しの状態と比べて、メンテナンスの手間が大幅に削減されます。
土が露出している場合、雑草や害虫対策に手間がかかります。砂利や芝生など、土の表面が露出している場合には、雑草が自然に生えてきますので、雑草対策に時間と費用を費やす必要があります。
雑草処理に追われると、見た目が悪くなるだけでなく、害虫のリスクも高まります。コンクリートで地面をしっかりと舗装することで、土の露出が減り、雑草や害虫対策が不要になります。
家の周りをコンクリートにするメリット②「耐久性に優れている」
コンクリートは大きな重さにも耐えることができるため、駐車場などの地面の舗装に適しています。庭がコンクリートで舗装されている場合、自動車や自転車の移動もスムーズに行えます。
また、車椅子を使用される方にとっても移動が容易であり、バリアフリーにも配慮できます。
家の周りをコンクリートにするメリット③「水はけが良い」
芝や砂利の庭では、雨の日には地面がドロドロになり、タイヤや足元が汚れやすくなります。さらに、雨で泥水が跳ね返り、外壁が汚れやすくなり、家のメンテナンスに手間と費用がかかることもあります。
コンクリートで舗装することで、水がたまらず地面の状態を維持しやすくなります。ただし、コンクリートが濡れたままになると、コケやカビが生える可能性があるため、適切な排水設計を行う必要があります。
家の周りをコンクリートにするデメリット3選
次に、家の周りをコンクリートにするデメリットについて解説します。
家の周りをコンクリートにするデメリット①「夏場は暑い」
夏には、コンクリートの表面が日差しを反射して、非常に暑く感じるというデメリットがあります。
対策としては、夏場には定期的に打ち水を行ったり、全面的にコンクリートを敷かずに一部分をコンクリートにし、残りの部分には植栽を取り入れるなどの工夫が必要です。
家の周りをコンクリートにするデメリット②「ひび割れが生じる可能性」
コンクリートは耐久性が高い素材ですが、時間の経過とともに表面に細かいひび割れが生じる可能性があります。
ひび割れは見た目にも悪影響を与えますし、ひび割れが深く鉄筋まで達してしまうと、雨水などが浸入し耐久性が低下する可能性もあります。
コンクリートの品質や施工業者の技術によっては、経年劣化が進みやすくなることもありますので、信頼できる業者の選択や工事費用の適正な設定に注意が必要です。
家の周りをコンクリートにするデメリット③「撤去費用が発生する」
コンクリートで作られた庭を撤去する場合には、撤去費用が発生します。具体的には、以下の費用がかかります。
・コンクリートを剥がすための工事費
・剥がしたコンクリートを廃材として処分するための費用
庭の広さによってコンクリートの撤去費用は異なりますが、一般的な庭の場合、撤去費用はおおよそ12万円から20万円程度になります。
家の周りでコンクリートを使う場所とは？
家の周りでコンクリートを使う場所とはどこでしょうか？代表的な箇所は、下記の4つとなります。
家の周りでコンクリートを使う場所①「駐車場」
駐車スペースは、土間コンクリートで舗装することが一般的になっています。
未舗装のままだと、泥や土が跳ねて敷地内が汚れやすくなり、雑草対策も必要になります。そこで、コンクリート舗装にすることでこれらの手間を省くことができます。
コンクリートは無機質な印象を持たれがちですが、最近ではデザイン性に優れたおしゃれなコンクリート舗装の選択肢も増えています。
家の周りでコンクリートを使う場所②「玄関までのアプローチ」
アプローチは門から玄関までのスペースを指し、家の印象を左右する非常に重要な部分です。見栄えだけでなく、駐車スペースと同様に舗装していないと、外部から泥や汚れを持ち込みやすくなる場所でもあります。
ただコンクリートで埋めるだけでなく、目地に砂利や芝、玄関前にタイルなどの素材を組み合わせることで、おしゃれな外観を実現することができます。
家の周りでコンクリートを使う場所③「家の周り」
家の周りや敷地内を、石や砂利、コンクリートなどで舗装することがあります。
家の周りを自然のままにしておくと、雨が降ると泥や土が跳ね返り、外壁が汚れやすくなります。しっかりと舗装することで、雨が降った際に外壁に跳ね返りが生じるのを防ぐことができ、メンテナンスの手間を軽減することができます。
家の周りでコンクリートを使う場所④「裏口周り」
裏口周りとは、洗濯物を干したりゴミ置き場として使ったりするエリアを指します。
サービスヤードとして専用の設備を設置することもありますが、地面を土間コンクリートで舗装することで水はけが改善されます。
しっかりと舗装しておくと、そのスペースをちょっとした物置場としても活用でき、使い勝手の良いエリアとなります。
家の周りをコンクリートにする場合の業者選び
家の周りをコンクリートにする場合、業者選びが重要になります。下記2点に注意して、業者を選定しましょう。
自社施工が可能な業者に依頼する
業者に依頼する際には、その業者が自社施工を行ってくれるかを確認しましょう。自社施工が可能な業者に頼む場合のメリットは、下請け業者に頼らないため費用が削減されたり、工期が短縮されることです。
もしも依頼する会社と施工業者が別である場合、営業の連絡ミスなどにより施工ミスが発生する可能性もあります。
コンクリート工事の実績が豊富な業者に依頼する
外構業者と一括りにされる業者には、造園業者やブロック業者、左官業者など、さまざまな得意分野を持った業者が含まれています。
コンクリート工事は失敗すると見た目が損なわれたり、凹凸が生じる可能性があります。もしやり直したくなっても、撤去費用が工事費用と同等にかかるため、業者選びは慎重に行うことをおすすめします。
コンクリートと砂利の比較
外構でコンクリートを検討する場合、よく比較されるのが砂利での施工です。コンクリートと砂利を比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。
費用
砂利敷きは比較的安価であり、コンクリートの施工は費用が高くなります。
ただし、業者によって価格設定は異なるため、単純な比較はできません。目安として、コンクリートを選んだ場合、砂利を選んだ場合の価格の1.5倍程度となります。
実際には、業者や施工面積などによっても価格は異なると思われますので、参考程度にご覧ください。
外観
コンクリートの外観は「無機質」「シンプル」であり、時には「殺風景」や「冷たい印象」と形容されることが多いです。また、シンプルさゆえに、猫などの動物が糞をすると目立ってしまうというデメリットもあります。
砂利は大きさや色合いを選ぶことができ、外観も好みに合わせて多様に変えることができます。
耐久性
耐久性の面では、コンクリートが明らかに優れています。コンクリートを一度打設すれば、一定期間は持ちます。ただし、状況によってはひび割れやシミ、黒ずみなどが発生することもあります。
一方、砂利は踏みしめることで砂利同士が摩耗し、徐々に削れたり、少しずつ飛び散ったりすることがあります。特に、小さな子供がいる家庭のような場合は注意が必要です。子供たちは小さな石を好んで遊ぶため、頻繁に移動させたり物に入れたりします。
防草効果
コンクリートの場合、基本的には打設した部分には雑草が生えにくいです。砂利に比べると、防草効果は圧倒的に高いです。ただし、縁の部分は完全に防ぐことが難しいです。
必ず複数社から提案を受けよう
この記事では、家の周りをコンクリートにするメリット・デメリットや業者の選び方について、詳しく解説しました。
複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することで、工事費用や業者の質を相対的に評価することができます。インターネットから複数社に無料で提案を受けることが可能なので、活用してみることをオススメします。
ぜひ、参考にしてみてください。
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