分譲地はやめたほうがいい？後悔した理由を徹底解説！
「分譲地に家を建てたい！」
「分譲地はやめたほうがいい？」
注文住宅を購入する方の中で、分譲地を好む方も多いです。私も分譲地に購入しましたが、周辺が同時期に住み始めたファミリーが多いのはメリットになるものの、デメリットもあります。
この記事では、分譲地の家を買うメリットや実際に後悔した事例について、詳しく解説します。
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分譲地とは？
分譲地とは、不動産業者が広大な土地を一括購入し、それを区画に分割して販売するための住宅用地です。
分譲地の規模はさまざまであり、区画数が100以上あるような大規模な場合は、大規模分譲地と呼ばれます。これらの分譲地は、駅から離れた場所に位置しており、分譲地そのものが一つの独立した街となっている場合もあります。
一方、よりコンパクトな小規模分譲地は、駅の近くや市街地、主要道路沿いなどで開発されることが一般的です。分譲地と一口に言っても、規模によって環境や特徴が大きく異なることを頭に入れておく必要があります。
分譲地の家を買うメリット5選
次に、分譲地の家を買うメリットをご紹介します。
魅力的な土地を手頃な価格で購入できる
分譲住宅は、不動産業者が広大な土地をまとめ買いし、それを区画に分割して販売しています。そのため、魅力的な住環境の土地を手頃な価格で購入することができるというメリットがあります。
また、分譲住宅では同じタイプの家を複数建てるため、建築材料をまとめて仕入れることでコストを削減し、質を落とすことなくリーズナブルな価格で資材を調達することができます。
新たな住民ばかり
昔からある土地に新しく家を建てて移り住むことは困難です。既に人間関係が築かれている場合、他の住民の輪に入りにくく、孤立することもよくあります。
しかし、新たに開発された分譲地では、住民全員がほぼ同時に生活を始めるため、コミュニティに参加しやすくなります。実質的には家づくりの同級生と言えるかもしれません。
さらに、子育て世代が多く入居しているため、子供を通じて人間関係を築きやすい環境が整っています。互いに共通の話題を持つ近所の人々との関係を築くことは、親世代にとっても利点ですが、子供にとっても近くに年齢の近い友人がいるという大きなメリットとなります。
住みやすさを追求した街並み
大規模な分譲地では、開発の段階から街づくりの計画が練られることが多いです。個々の家が無秩序に建設されるのではなく、地域全体が住みやすい環境を考えて開発されるため、利便性が高まります。
公園やスーパーマーケット、ゴミステーションなども整備されているため、生活の利便性が自然と向上します。また、一部の分譲地では交通事故の発生を抑えるために設計が工夫されており、小さな子供のいる家庭でも安心して生活することができます。
インフラが整備されている
分譲地は住宅建設を前提とした土地であり、そのためのインフラ（ライフライン）は既に整備されています。
一方、分譲地でない場合、インフラが整っていない場合は、購入者が費用負担してインフラ整備を行う必要があります。土地の形状が不利であったり、規模が大きい場合には、道路と建物の距離が遠くなり、引き込み工事の費用が高額になることもよくあります。
高い防犯性
分譲地の中には、防犯性の高さを重視している分譲地もあります。防犯カメラの設置や警備員の巡回などが行われ、住民の安全を守ります。
また、災害時には防犯の役割も果たす公園や、コミュニティスペースが整備された分譲地も注目を集めています。
分譲地はやめたほうがいい？実際に後悔した事例6選
次に、分譲地を購入して実際に後悔した事例をご紹介します。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例①「家の前の道路に人が集まってしまう」
分譲地の道路は比較的広く、交通量が少ないため、住民たちはそこで交流を深める場として利用します。
道路の中央で近所の奥様たちがおしゃべりしたり、子どもたちが道路でボール遊びをしたり、家の前の道路がまるで幼稚園のように賑わうこともあります。
在宅ワークが増えている現在、周囲で子どもたちの声が絶え間なく聞こえるのは、子どもがあまり好きでない方にとっては我慢が必要な状況かもしれません。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例②「子供が不法侵入する」
子供たちによる自宅敷地への不法侵入が多発しています。
庭や駐車場に柵がないと、近所の子供たちが勝手に侵入してきます。ボールが庭に入ってきても、無断で敷地内に入ってしまうこともあります。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例③「濃密な人間関係」
分譲地では、住民同士のコミュニケーションが活発になり、助け合いや防犯につながるメリットがあります。ただし、これは人によっては「人間関係が密すぎて負担になる」と感じます。
近所との関わりを最小限にしたいと思っていたので、分譲地を買うべきではなかったです。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例④「希望の間取りにならなかった」
分譲地では、各区画の土地の広さや価格が平均的に調整されて販売されることが一般的です。また、利便性の高い場所に開発されることも多いです。
そのため、広い庭や特定の間取りを希望する場合、土地の広さや周囲の環境とのバランスを考慮する必要があります。その結果、希望通りの間取りを実現することができない場合もあります。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例⑤「プライバシーが欠如している」
分譲地には、防犯のために高いフェンスを建てることが制限されている場所が多いです。自宅が道路から完全に見える状態や、リビングの窓から隣家の様子が見えるなど、プライバシーの欠如が問題となることがあります。
庭で遊んでいると近所から見られてしまうため、プライバシーが保たれない状況や、逆に見たくもない近所の子供たちが道路で遊んでいる様子が目に入ることもあります。
分譲地はやめたほうがいい？後悔した事例⑥「近所の犬がうるさい」
分譲地では一軒家が多いため、ペットを飼うことができます。特に犬の飼育が多く、外で飼われている犬による騒音は、分譲地で問題となることがあります。
近くを通るだけで吠える犬や、一日中吠え続ける犬などがいます。そのような家の近くに住んでいると、うるさくて静かに過ごすことができません。
分譲地は検討すべき！
この記事では、分譲地の家を買うメリットや実際に後悔した事例について、詳しく解説しました。
初めは若い家庭にとって子育てしやすそうで魅力的に見えるかもしれませんが、実際には分譲地でもマンションと同様に騒音問題やプライバシー問題が発生します。メリットだけでなく、デメリットをしっかりと把握した上で購入する必要があります。
ぜひ、参考にしてみてください。
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