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中古物件を買って大失敗!実際に後悔した事例10選




中古物件を買って大失敗!実際に後悔した事例を徹底解説!

「中古住宅を検討したい。」
「買った中古住宅が大失敗だった!」

住宅を購入することは人生で最も大きな買い物の一つとされるため、もしも失敗してしまった場合の影響が大きいです。

この記事では、中古物件を買って実際に後悔した事例について、詳しく解説します。


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中古物件を買って大失敗!実際に後悔した事例10選

次に、中古物件を買って実際に後悔した事例をご紹介します。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例①「住宅ローン返済が厳しくなった」

多くの人が、住宅ローンのシミュレーションを行い、現在の家賃と同じくらいの返済金額なら大丈夫だと考えることがあります。しかし、住宅購入時や購入後には、住宅ローン返済費用だけでなく、さまざまな費用が必要となります。

・購入価格の3~8%に相当する諸費用
・仮住まい費用や引っ越し費用
・家具や家電の新調費用

また、購入後には、以下のような費用が発生します。

・固定資産税や都市計画税
・火災保険料
・リフォームや修繕費用

さらに、住宅に関連しない費用として、子供の教育費や車の購入費用など、大きな支出が必要になることも考えられます。

住宅ローンだけでなく、初期費用も考慮に入れることが重要です。さらに、購入後の維持費や予想外の大きな出費についても計画を立てておくことが必要です。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例②「リノベーション費用が予想以上に高かった」

中古住宅にリノベーションを施し、低予算の中で理想の住宅を手に入れることは、中古住宅とリノベーションの最大の魅力です。しかし、「見えない部分の劣化が深刻で、その修繕に高額な費用がかかった」というケースも少なくありません。

実際に、「予想以上にリノベーションに費用がかかってしまった」「新築住宅を買えたのではないかと後悔している」といった意見もよく聞かれます。

中古住宅をリノベーションする場合は、事前の徹底的な調査を行い、予算をオーバーしないようにしましょう。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例③「リノベーションに制限があった」

住宅のリノベーションは、何でもできるという印象がありますが、実際には「できること」と「できないこと」が存在するため、注意が必要です。

特にマンションでは、専有部分と共用部分が区別されています。バルコニー・共用廊下・窓・玄関ドアなどの共用部分には手を加えることができません。たとえば、古くなった玄関ドアを交換したいと思っても、それはできないのです。

また、高級ヴィンテージマンションには特に見られるのですが、カーペットをフローリングに変更することは禁止といった制限がマンションの規約によって設けられていることもあります。

こうしたケースを避けるためには、「リノベーションで実現可能なこと」と「制限されること」について事前にしっかりと確認するだけでなく、マンションの利用規約なども細かく確認しておくことが重要です。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例④「外装が劣化していた」

中古住宅を購入する際、多くの人が外装リフォームを後回しにして、内装に重点を置いてリフォームを行う傾向があります。

屋根や壁、窓などの外部部分も、建物の経年劣化によって影響を受けます。壁のひび割れを放置していたために雨漏りが起きたり、壁が腐食してしまったりするという失敗例はよく見られます。リフォーム済みの物件を購入する場合も同様で、内装の美しさだけでなく、外装や構造部分も忘れずにチェックする必要があります。

対策としては、内覧時に壁のひび割れなど外装の経年劣化もチェックすることが重要です。また、リフォーム済みの物件を検討する際には、内装の美しさにとらわれずに、外装や構造部分も注目しましょう。さらに、できるだけ内覧時にホームインスペクターに同行してもらうことをおすすめします。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑤「最寄り駅まで予想以上に時間がかかる」

最寄り駅まで予想以上に時間がかかることで、後悔しています。物件情報に表示されている徒歩分数だけを信じてしまうのは危険です。

なぜなら、物件情報に表示されている徒歩分数には信号や踏切の待ち時間が含まれていないからです。そのため、実際には予想以上に駅まで時間がかかることもあります。実際に歩いて時間を計測したり、長い信号や閉まっている踏切がないかどうかも調査しておくことが重要です。

バスを利用して駅に行く予定の場合も、注意が必要です。バスの時刻表通りに到着すると期待していると、思ったよりも時間がかかることがあります。通勤時間帯のバスの混雑状況も調べておくと良いでしょう。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑥「住宅状態をよく確認していなかった」

中古住宅を購入する際に失敗してしまう人々は、住宅のデザインや設備に目が奪われすぎて、その住宅の特徴や状態を十分に確認せずに購入してしまう傾向があります。

例えば、周囲に高層建築物が多く日の光が遮られる住宅や、窓を開けても風が通りにくい住宅は、カビや結露の問題に悩まされる可能性が高いため、注意が必要です。

中古住宅を購入する場合、配管の状態も確認しなければなりません。配管の寿命は一般的に20~40年程度とされており、住宅の築年数によっては配管の劣化が進んでいる可能性があります。見た目がきれいに見えても、雨漏りや建物の骨組みの腐食が進んでいる場合もあります。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑦「住み始めてから不具合や不備が発見された」

中古住宅を購入する際には、実際に住み始めてから不具合や不備が発見される場合もあります。

住宅の問題や欠陥は、購入前の内見では見つけることができない場合もありますし、売主自身もそれらの不備や不具合に気づいていないこともあります。

このような場合、契約不適合責任の問題が生じる可能性が高くなります。引き渡しが完了した後でも、修理費の請求や売買価格の減額を要求することができます。

ただし、築年数の古い物件などでは、売主が契約不適合責任を免れる特約が設けられている場合もあります。このような物件では、住み始めた後に不具合や不備が発覚しても、売主に修理費を請求したり売買価格を減額したりすることはできません。そのため、契約不適合責任や住宅の瑕疵の内容をよく確認した上で購入することが重要です。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑧「配管の劣化に気づかなかった」

配管の寿命は、金属管で約20年程度、樹脂管で30~40年程度とされています。中古住宅では、築20年以上経過している場合、配管の経年劣化が進んでいる可能性が高いです。

配管のリフォームは壁の内部にかかわるため、手間と費用がかかります。そのため、後から劣化に気づいて余計なリフォーム費用が発生しないよう、購入前にしっかりと確認することが重要です。

内見時に自分で確認できるポイントとしては、給湯器周辺や洗面台・シンクの下など、配管が露出している箇所があります。もし可能であれば、専門のホームインスペクション業者に依頼することでさらに安心です。

中古住宅の購入時に避けるべき特徴は次の通りです。
・金属製の配管が使用されている
・構造上、配管の交換やメンテナンスが難しい
・露出している配管が明らかに経年劣化している

配管の劣化に対する対策としては、次のことに注意しましょう。
・金属管は劣化が早く、トラブルも多いため、可能な限り避けるべきです。
・配管の修繕や交換の履歴がある場合は、それを確認しましょう。
・内見時に露出している配管を目視でチェックすることが重要です。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑨「周辺情報のリサーチが十分でなかった」

住宅購入において、周辺情報の重要性が軽視されがちです。理想的な条件に合致する物件が見つかると、ついつい即座に購入してしまいたくなるものですが、周辺情報のリサーチもきちんと行うことが重要です。

まず、注意すべき点は「公共交通機関」と「周辺施設」です。不動産業者が提供する最寄り駅やバス停までの所要時間と、実際の所要時間は、個人の歩く速度によって異なります。小さな子供を連れていたり、高齢者がいる場合には、予想以上に最寄り駅まで時間がかかるといった事態も起こり得ます。実際に一度歩いてみながら確認することをおすすめします。

また、周辺施設のチェックも忘れてはいけません。
・スーパーマーケット
・コンビニエンスストア
・病院
・保育園、小学校、中学校
など、生活に不可欠な施設が充実しているか事前に確認しておくことが重要です。

中古物件を買って大失敗!後悔した事例⑩「同年代が近所にいない」

住むエリアによっては、同じようなライフスタイルを持つ世帯が集まってくる傾向があります。子育て世帯が多いエリアや、シニア世代が多く住むエリアなどがその例です。

例えば、子育て世帯が多いエリアに住宅を購入したとしても、住みやすさには問題がないかもしれませんが、やはり同年代の人々と助け合えることは安心感をもたらします。

たとえば、周辺に同じくらいの年齢の子供がいれば、一緒に登下校することができます。しかし、周囲に子育て中の世帯が少ない場合、子供を1人で登下校させなければならないかもしれません。

 

事前の調査と適切な資金計画が重要!

この記事では、中古物件を買って実際に後悔した事例について、詳しく解説しました。

中古住宅の購入における失敗は、事前の調査と適切な資金計画によってほとんど予防できます。事前の調査を徹底し、無理のない資金計画を立てることに意識を向けることが重要です。

ぜひ、参考にしてみてください。

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