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フェニックスロベレニーを屋外・地植えで2年間育てた【おしゃれな庭にオススメ】




おしゃれな庭にフェニックスロベレニー

最近では、南国の雰囲気があるおしゃれな庭を演出するために、観葉植物を置く家が増えています。

私も中庭に観葉植物を植えており、リビングからも見えて非常に雰囲気があります。私は観葉植物フェニックスロベレニーを選び、育て始めてから2年が経ちました。

実際にフェニックスロベレニーを屋外・地植えで育ててみたので、その状況を詳しくご紹介します。


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フェニックスロベレニーとは

フェニックスロベレニーは、ヤシ科の植物です。ヤシの木の代わりに植えられていることも多く、街中で見かけたことがある人も多いと思います。

フェニックスロベレニーは観葉植物として人気で、屋内や屋外など場所を選ばずに栽培できます。

科目 : ヤシ科ナツメヤシ属
原産国 : インドシナ
開花時期 : 6~7月
耐暑性 : 強い
耐寒性 : やや強い

 

フェニックス・ロベレニーの特徴

フェニックス・ロベレニーは、ヤシ科の植物で、直立する幹と優雅に広がる葉が特徴です。その存在は、南国の雰囲気を醸し出し、シンボルツリーとしても人気があります。

成長が遅く、幹も太くならないため、鉢植えとして室内でも育てやすく、装飾性にも優れています。窓際に置けば、葉を通して差し込む光がトロピカルな雰囲気を演出します。

フェニックス・ロベレニーの葉は軽やかで、室内に飾っても圧迫感がなく、爽やかな空間を提供します。ヤシの木というと大きくて重いイメージがありますが、フェニックス・ロベレニーは軽快で優雅な印象を与えるため、インテリアプラントとしても最適です。

フェニックス・ロベレニーの花言葉

フェニックス・ロベレニーの花言葉は「躍動感」です。この花言葉は、四方に広がるしなやかな葉が生き生きと踊るような姿から名付けられました。晴れた日に風に揺れる葉の姿は、まさに生命力に溢れ、見る者に活力を与えます。

この花言葉を持つフェニックス・ロベレニーは、新しいスタートを切る人や新たな挑戦を始める人への贈り物として最適です。開店祝いや開業祝いに、この躍動感溢れる植物をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

フェニックス・ロベレニーの風水効果

フェニックス・ロベレニーは風水的にも優れた効果を持っています。細長くシャープな葉は「邪気払い」の効果があり、悪い気を払う役割を果たします。陰の気が溜まりやすい部屋の隅や、様々な運気が出入りする玄関付近に置くことで、邪気を払い、運気を整える助けとなります。

さらに、フェニックス・ロベレニーは上向きに成長するため、「陽の気」を生み出します。陽の気は全体運を向上させる効果があり、人が集まるリビングに置くと良いでしょう。このように、フェニックス・ロベレニーはインテリアとしてだけでなく、風水的にも非常に有用な植物です。

 

フェニックス・ロベレニーの育て方

置き場所と日当たり

フェニックス・ロベレニーは、日当たりと風通しの良い場所を好む植物です。南国の太陽の下で育つため、直射日光にも強く、日差しをたくさん浴びることで健やかに育ちます。

ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けを引き起こす可能性があるため、適度な遮光が必要です。耐陰性もあるので、室内で育てる場合は、窓際の明るい場所が理想的です。日当たりが不足すると、葉色が悪くなり、新葉の成長も遅くなります。

温度

フェニックス・ロベレニーは、寒さに比較的強く、最低温度0℃まで耐えることができます。ただし、雪や霜に直接当たると枯れる可能性が高いため、冬場は特に注意が必要です。

西日本の太平洋側など、雪や霜が少ない地域では屋外での管理も可能ですが、それでも冬の寒さ対策として室内に移動させるのが安心です。気温が5℃を下回るようになったら、室内の明るい場所に移して管理しましょう。

水やりの頻度

フェニックス・ロベレニーの水やりは、季節によって頻度を調整する必要があります。

春から夏にかけては成長期にあたり、水を多く必要とするため、土の表面が乾いたらすぐに水を与えます。特に夏は朝晩の2回、水やりを行うと良いです。秋から冬にかけては成長が緩やかになるため、土の表面が乾いてから2~3日後に水やりを行います。

冬場は過剰な水やりによる根腐れを防ぐため、土の乾燥具合をよく確認し、水やりの間隔を調整してください。水やりチェッカーを使うと便利です。

肥料

肥料は成長期の5月から10月にかけて、2か月に1回の頻度で緩効性の肥料を与えます。または、2週間に1度、水に薄めた液体肥料を水やりの代わりに与えると、葉がより美しくなります。

肥料を与えなくても育ちますが、与えることで健康的な成長を促進できます。植え替えの際に長期間効果のある肥料を混ぜた場合は、新たな肥料を追加する必要はありません。

剪定方法

フェニックス・ロベレニーの剪定は、5月から10月の生育期に行うのがベストです。この時期には新しい葉が次々と出てきて、古い葉が枯れて垂れ下がります。

古い葉は見た目を損なうため、葉の付け根から剪定します。葉が多くなりすぎた場合は、全体のバランスを見ながらボリュームを落とすように剪定すると良いです。葉の付け根には鋭いトゲがあるため、剪定作業時にはガーデングローブを着用して、安全に作業を行ってください。

 

フェニックスロベレニーを屋外・地植えで育てるときの注意点

次に、フェニックスロベレニーを屋外・地植えで育てる場合の注意点について、解説します。

冬も屋外で育てている

私は関東に住んでいますが、冬の間でもフェニックスロベレニーを室内に入れたことはありません。

フェニックスロベレニーは比較的寒さには強く、耐寒性は-1~-2℃くらいです。購入したばかりであれば、冬は室内で育てることをオススメします。

樹齢

フェニックス(不死鳥)という名前だけあって、この観葉植物は病害虫に強く寿命が長いです。樹齢は100年から長いものは200年以上にもなります。

水やり

屋外で育てているので、晴れが続く時以外は水やりはしていません。室内で育てる場合は、最低でも週に1回は水やりをしましょう。

害虫

私は2年間育てていますが、害虫が気になったことはありません。もし虫が付いている場合は、害虫駆除スプレーをするために用意はしています。

フェニックスロベレニーといえば、大きな葉も特徴的です。葉の大きさは1m以上にもなり、美しさからフラワーアレンジメントに使用されています。

夏は成長速度が早く、新しい葉っぱが出てきたら下の葉っぱが枯れてきます。葉っぱの根元のトゲが凄いので、特にお子様がいる場合は注意してください。

フェニックスロベレニーは、6~7月に開花時期を迎えます。花の色は淡いクリーム色で、小花が集まったように咲く姿が特徴的です。花が咲き終わると、1cmほどの果実が実ります。果実の中には種が入っています。

直射日光

私は直射日光が当たる場所で育てていますが、全く問題ありません。むしろ南国の植物なので、日に当てた方が良いでしょう。

地植え

地植えをする場合は、地面の深さは30cmあれば問題ありません。

フェニックスロベレニーをできるだけ大きくしたくないというのであれば、地植えせず鉢植えのまま育てたほうが良いでしょう。

ただし、そのままにしておくと今度は鉢の中で根詰まりして死んでしまいますので、それを防ぐために根を切ってあげることも必要です。

 

フェニックス・ロベレニーで起こりがちなトラブルと対処法

初心者でも簡単に南国の雰囲気を楽しめるフェニックス・ロベレニーですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  • 水をあげても元気にならない
  • 土がなかなか乾かない
  • 葉が落ちやすい
  • 葉が茶色・黄色に変色している
  • 幹や幹の根本が柔らかい
  • 土から腐敗臭がする
  • 土の表面にカビが生えている
  • 根が黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下し、土中の細菌叢が変化して有機物の腐敗が進むことで発生します。また、常に土が湿っている状態では根が呼吸できず、細胞が死んでしまいます。これにより、根から水を吸い上げることができなくなり、植物が枯れてしまう現象です。

対処法:

  • 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけの良い土に交換する
  • 傷んだ根をカットする
  • 少量の水を与え、風通しの良い明るい日陰で管理する
  • 発根剤を与える
  • 傷んだ葉や枯れた枝を取り除く

根腐れが発生した場合、鉢を入れ替えて土の環境を改善することが重要です。赤玉土やゼオライトを用土に混ぜ込むことで、水はけを良くし、根腐れを防止できます。枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出させることで回復させましょう。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通りです。

  • 水が浸透しづらくなる
  • 底から根が出てくる
  • 葉が黄色くなる
  • 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期には、急速に根が伸びてこれらの症状が現れることがあります。放置するとフェニックス・ロベレニーに悪影響を及ぼすため、対処が必要です。

対処法:

  • 現在の鉢より一つ大きい鉢に植え替える

植え替えは春夏の成長期に行うのが最適です。これにより、根詰まりの問題はほとんど解消されます。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が見られます。

  • 葉の色素が抜けて白くなる
  • 葉の一部が茶色く枯れる

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を見直すことが必要です。

対処法:

  • 直射日光を避け、カーテンなどで遮光する
  • 葉焼けした部分をカットする

一度葉焼けした葉は元に戻らないため、傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの被害には、以下の症状が見られます。

  • 葉にクモの巣のような糸がつく
  • 葉の裏に小さな虫がついている
  • 葉に斑点や傷がある
  • 葉の色が薄くなり枯れる

ハダニは繁殖力が強く、薬剤耐性を持つ厄介な害虫です。放置すると糸を張って大量発生する危険性があるため、早めの対処が必要です。

対処法:

  • 傷んだ葉をカットする
  • 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  • ハダニに効果のある液体を噴霧する(例:2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)が効果的です。ハダニはこまめな霧吹きや葉の清掃を行うことで予防できます。月に一度はシャワーで洗い流すなど、定期的な管理も重要です。

 

フェニックスロベレニーはとてもオススメ

フェニックスロベレニーを屋外・地植えで2年間育ててみましたが、とてもおしゃれで非常に満足しています。

これまで手が掛かったこともないですし、枯れる心配もほとんどないでしょう。大きくなりすぎないように、注意しながら育てたいと思っています。

ぜひ、参考にしてみてください。

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