吹き抜けのある家|知っておくべきメリット・デメリット11選

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開放感のある家にしたい方へ

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「吹き抜けのある家は、開放感があっていいね。」という憧れを持つ方は多いです。

吹き抜けとは、建物の1階から2階にかけて天井がなく、上下が繋がっている空間です。1階と2階を繋げることで、空間が広がることで開放感があり、明るい家になります。

しかし、吹き抜けのある家はデメリットも多くあります。しっかりと検討した上で設置しないと、「こんなはずじゃなかった。」と後悔することになります。

今回は、吹き抜けのある家のメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。

 

吹き抜けのある家のメリット5選

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まず、吹き抜けのある家のメリットを詳しく解説します。
 
 
●開放感のある家になる

吹き抜けの最大のメリットと言っていいでしょう。1階と2階のスペースが連続することで、天井高が高くなり開放感のある家になります。

吹き抜けのある家で上を見上げると、2階の天井まで見渡すことが出来て視線の抜けが良くなります。その結果、実際の広さよりも開放的で広く見せる効果があるのです。

吹き抜けに窓があると、光が入るだけでなく視線が窓の外にも抜けるようになります。その結果、さらに部屋を広く見せることができます。
 
 
●明るい家になる

吹き抜けの2階部分に窓を設置することで、自然と明るくなります。部屋の奥の方まで自然光を取り入れることが可能です。

「家の隅々まで明るい家」を考えている方は、吹き抜けのある家は非常に効果的です。特に冬場は太陽光の角度が下がるため、近隣の家などに1階部分の日照を邪魔されるケースがあります。その場合にも、吹き抜けがあれば光が差し込む家になります。

昼間から電気を点けなくてはいけない家は、少し残念ですよね。都市部で隣の家まで距離が近いケースや、北側の家で光が入りにくい場合など、吹き抜けのある家を検討しましょう。
 
 
●1階と2階に繋がりができる

吹き抜けを設置することで、連続した空間になり緩やかな繋がりを持たせることができます。

お母さんがキッチンにいながら、2階にいる子供達に「ご飯が出来たよ!」と伝えることができます。どこにいても家族の気配を感じることができるので、家族のちょっとした変化にも気づきやすくなります。

家によっては、2階吹き抜けの廊下スペースに机・椅子を設置して、スタディスペースに活用しているケースもあります。ちょっとした書斎スペースとして活用でき、リビング学習としても良いスペースです。
 
 
●風通しが良くなる

吹き抜けを作ることで、1階と2階の空気を循環させることができます。低い窓から高い窓へ空気が流れ、自然換気を促すことができるのです。

吹き抜けの上部分にシーリングファンを設置すれば、さらに部屋の空気循環が良くなり、快適な家になります。
 
 
●家がオシャレになる

吹き抜けのある家は、それだけでオシャレな家になります。開放感のある家は、広く見えてオシャレですよね。他の家よりもオシャレにしたいという方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

吹き抜けのある家のデメリット6選

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次に、吹き抜けのある家のデメリットを6つ紹介します。
 
 
●音やニオイが2階まで届く

家族の気配が感じられるのが吹き抜けのある家のメリットですが、音やニオイも2階まで届くことになります。

1階の音が2階までそのまま響くので、夜寝る時に1階リビングのテレビ音が2階の寝室まで聞こえてしまうといったことが起こります。

特に、子供が大きくなってきた頃には、親世代と子供世代で生活時間帯がズレることが多いです。吹き抜けから離れた場所に寝室を設置したり、親世代の部屋には防音対策をするなど、睡眠の妨げにならない対策が必要となります。

特に2世帯住宅では、生活時間帯が異なり音やニオイはデリケートな問題となってしまうので、吹き抜けは避けた方が無難です。
 
 
●2階のスペースが削られる

吹き抜けは1階と2階に渡って空間を広げるので、その分2階のスペースが削られることになります。部屋数が少なくなったり、収納スペースが限られることになります。
 
 
●掃除が大変になる

吹き抜けの2階部分にある窓は、見えやすい分汚れが目立ちます。しかし、高い位置にある吹き抜けの窓は簡単に掃除することができません。

天窓を設置した場合には、屋根に上ることでしか掃除が出来なくなってしまいます。高所での作業は危険なので、専門業者に清掃を依頼するといった面倒なことが起こります。

シーリングファンもオシャレですが、ホコリが溜まりやすいです。掃除の頻度なども考えて、設置を検討しましょう。
 
 
●メンテナンスが大変になる

吹き抜け天井にダウンライトを設置すると、照明の交換だけで足場を組む必要があります。クロスの張替えなども同様です。

2階部分にキャットウォーク(保守点検用の狭い通路)を設置する家も多いです。照明は交換の少ないLEDにする、壁紙は耐久性の良い物にあるなど、検討してみましょう。
 
 
●光熱費が高い

吹き抜けのある家は、冬場は温かい空気が上に逃げてしまい、夏場は外からの光が多いために暑くなりやすいです。

吹き抜けのない家は、1階と2階が区別されており、必要な部屋だけを冷暖房することができます。しかし、吹き抜けのある家では、家全体の冷暖房を計画する必要があるのです。

現在は家の性能が向上したことで、断熱性・気密性に優れた家が多いです。このデメリットは軽減されつつありますが、やはり冷暖房の計画は入念に行う必要があります。

エアコンは高性能な物を使う、シーリングファンを設置する、カーテンを取り付けるなど、光熱費対策を行いましょう。
 
 
●北側の吹き抜けは特にカビやすい

北側に吹き抜けを設置した場合、窓の結露によるカビを覚悟しなくてはいけません。

結露やカビはある程度対策が出来ますが、定期的なメンテナンスが必要です。結露に強いガラスにするなど、対策を行いましょう。

 

吹き抜けのある家はリビング階段と相性が良い

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最近の戸建はリビング階段を採用する家が増えていますが、吹き抜けのある家はリビング階段と相性が良いです。

広々としたリビングにリビング階段と吹き抜けがあれば、視覚効果により部屋がかなり広く見えます。

リビング階段はいずれにしても1階と2階を繋げることになりますので、デメリットも少なくなります。手すりをスチール製にするなど工夫することで、リビングから見える風景がオシャレになります。

吹き抜けのある家はデメリットも多いですが、その開放感は満足度が高いです。ぜひ検討してみてください。

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