古河林業で家を建てて実際に後悔した事例を徹底解説！
「古河林業で家を建てたい！」
「古河林業ってどんな特徴があるの？」
古河林業は、明治時代に創業された古河グループの主要企業で、木造住宅の伝統的なハウスメーカーです。自社の森林を最大限に活用し、柱はもちろん、梁や土台、合板などの構造材にもすべて国産材を使用しています。
この記事では、古河林業の特徴や実際に後悔した事例について、詳しく解説します。
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古河林業の特徴
古河林業は、明治時代から計画的な植林と伐採を通じて森を形成し、純国産材の住宅を築き上げてきました。林業企業ならではの目利きにより、適切な木材を厳選し、本格的な木造住宅を提供しています。
日本の住宅に相応しい国産木材
古河林業の住宅は、秋田杉・伊勢ヒノキ・北海道や岩手のカラマツなど、国産の優れた木材を使用して構築されています。日本特有の湿度の高さや極寒の寒さも、日本で育った木材なら克服できます。
木材の特性に合わせて適材適所の使用され、縦方向の強度に優れた秋田杉は柱などに、耐久性と防犯性を兼ね備えた伊勢ヒノキや青森ヒバは床下に、曲げに強いカラマツは梁などに使用されています。
また、一般的に使用される木材の断面寸法は3.5寸ですが、古河林業では4寸を採用し、頑丈で堅牢な住宅を提供しています。
完全なオーダーメイド
古河林業では、100%国産材を使用し、自社内で一貫した体制を持ちながらも、品質を落とさずに大量の住宅を建設することはありません。一つひとつの住まいを大切にし、完全なオーダーメイドの住宅を提供します。
高い耐震性と耐久性を実現
古河林業の住宅は、第三者機関による評価で最高の耐震等級を取得しています。柱・梁・土台はすべて4寸仕様で、頑丈なオール4寸構造により、耐久性・耐震性・断熱性・耐火性を確保しています。
構造用合板を使用して柱や土台を一体化し、六面体の箱形構造を形成することで、地震の揺れを建物全体で受け止め、均等に分散させています。また、横架材を格子状に配置し、国産の構造用合板と密着させることで、地震に対する強度を高めています。
自社一貫体制による品質の確保
古河林業は、森林の生産から設計・施工・アフターケアまでを自社一貫体制で行っています。自社で全ての工程を管理することで、品質の高さを確保するだけでなく、中間マージンを削減することにも貢献しています。
また、木材の加工は自社のプレカット工場で行われています。各住宅ごとに高い精度で加工された木材を使用することは、現場の工期を短縮する一因となっています。
坪単価はどれくらい？
古河林業の坪単価は65万円から85万円が目安となります。
坪単価に幅があるのは、商品のグレードや広さによる差異があるためです。一般的には、平屋など延床面積が少ないほど単価が上昇する傾向があります。
大黒柱ツアーで一生の思い出に
古河林業では、ユニークなイベントとして「大黒柱ツアー」が開催されています。このツアーでは、自社が所有する森の中を歩きながら、施主自身が大黒柱を選ぶことができます。さらに、伐採の体験もできるため、家族にとって一生の思い出づくりになることでしょう。
古河林業で家を建てて実際に後悔した事例4選
次に、古河林業で家を建てて実際に後悔した事例をご紹介します。
古河林業で後悔した事例①「増額ばかりでキャンセルすることになった」
最初は、申し込む前に設備を手ごろな価格で提案され、後からアップグレードすることを前向きに話されていました。ベテランで信頼できる構造もあると思って申し込みを決めました。しかし、支払いをすると、予想以上の追加費用が発生しました。これに数十万円の上乗せ、あれに数百万円の上乗せ、申請に関する手数料も当落関係なく数万円かかるなど、追加費用が次々と増えていく状況でした。
不安になり、申し込み前に増額しないと言っていた運搬費まで数百万円もオーダー増加し、さらに早く契約しなければ引き渡し日が希望日を超えると急かされる有様でした。他の業者からの見積もりと比較しても異常な状況であり、いったいどれだけ搾取しようとしているのかと恐怖を感じ、契約を解除しました。ところが、返金に関しては一切対応してもらえず、支払った大切な50万円が無駄になってしまいました。
古河林業で後悔した事例②「3Dパースで確認できなかった」
古河林業の最大の弱点は、3Dパースが提供されていないことです。最初は平面図だけで家の立体的なイメージができれば問題ありません。しかし、妻や娘はイメージするのが難しかったようで、最後に完成模型を作ってもらうことにしました。もし可能なら、マイホームプランナーなどを利用して、3Dパースを作成できると完璧でした。
古河林業で後悔した事例③「設計の提案が少ない」
希望を明確に伝えれば対応してもらえますが、古河林業の設計担当から積極的に意見がほしかったです。何も伝えない場合、安易な設計になってしまう可能性があります。自分が現在の住まいでストレスを感じている点を共有したり、好きなインテリア画像を集めるだけでも理想の家に近づくことができます。
古河林業で後悔した事例④「標準仕様が存在しない」
古河林業の坪単価は65万円から85万円と、割安とは言えません。その理由の一つには、標準仕様が存在しないことが挙げられます。
標準仕様がないため、建築主によって異なる設備メーカーが選ばれます。これにより、設備の調達コストが上昇し、最終的に本体価格に反映されることになります。
古河林業は検討すべき！
この記事では、古河林業の特徴や実際に後悔した事例について、詳しく解説しました。
古河林業は木材にこだわりを持ち、ユニークなサービスとして「大黒柱ツアー」というものを提供しています。このツアーでは、購入者自身が山林に訪れ、「我が家の大黒柱」を選ぶことができます。さらに驚くべきことに、伐採の瞬間まで立ち会い、購入者自身が「とどめの一撃」を行うことができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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