※本記事はタウンライフのプロモーションを含んでいます。

外壁タイルのメリットと実際に後悔した事例6選




外壁タイルで実際に後悔した事例を徹底解説!

引用:外壁をタイルにするメリットとは?オシャレな施工例や費用目安を一挙紹介

「外壁はタイルにしたい!」
「タイルを選んで後悔することってある?」

外壁タイルは、耐久性が高く、色あせにくく傷つきにくいといった多くのメリットがあります。

しかし、中には外壁タイルを採用して後悔するケースもあります。この記事では、外壁タイルのメリットや、実際に後悔した事例について、詳しく解説します。


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外壁タイルとは?

引用:オシャレな外観への近道!外壁タイルを選ぶポイント

外壁タイルとは、土や石を高温で1,000度以上焼き固めた外壁材です。

耐火性や撥水性に優れ、火災や雨風から建物を守ることができます。初期工事費用は高いですが、長期間同じ家に住むことを希望する方にはおすすめの選択肢です。

メンテナンス費用が安価であるため、住宅所有者が将来的に費用対効果を考慮する場合、長期的に見るとコスト面でメリットがあります。

 

外壁タイルを採用するメリット3選

次に、外壁タイルのメリットについて解説します。

メンテナンスが安く手間が少ない

外壁タイルは汚れや傷に強いため、メンテナンスの手間や費用が少ない素材です。日々のメンテナンスであれば、水洗いだけで汚れを除去できるため、業者を呼ぶ必要はありません。

また、外壁タイルに必要な補修(目地の打ち直し等)は他の外壁材に比べて手間が少ないため、メンテナンス費用も他の外壁材よりも安いです。

汚れや傷が付きにくい

外壁タイルは、汚れや傷がつきにくい素材です。タイルが土や石を焼き固めて作られた無機質素材であるため、非常に硬く頑丈であるためです。

また、他の外壁素材と比較した場合、汚れや傷がつきにくい上、気温や湿度による膨張・収縮も起こりにくいため、ひび割れなどの劣化症状も起こりにくい特徴があります。

高級感がある

タイルは表面がキラキラと輝く商品が多く、非常に高級感があります。他の外壁材にはない重厚感で、メンテナンス性だけでなく見た目でも人気が高いです。

 

外壁タイルで実際に後悔した事例6選

次に、実際に外壁タイルを採用して後悔した事例をご紹介します。

外壁タイルで後悔した事例①「初期費用が高額だった」

外壁タイルの最大のデメリットは、初期工事費用が高額であることです。外壁にタイルを採用する場合、初期工事費用は他の外壁材に比べて約1.5倍の価格がかかります。

ただし、初期工事費用は高額ですが、メンテナンス費用は他の外壁材に比べて約半分以下の価格で済むため、長期的に住む予定のある方にはおすすめです。

外壁タイルで後悔した事例②「仕上がりのイメージと違った」

自分が建てた自宅の外観は、実物を確認できないため、仕上がりと自分のイメージが合わないことが多いです。特に、外壁タイルは塗装でカラーを変えることができないため、イメージ違いによる後悔も長い間残ってしまいます。

外壁タイルのカラーや配置を決める際は、必ず実物のカットサンプルと3Dパースを使ってイメージを確認しましょう。また、タイルサンプルを屋内だけで確認せず、太陽の下で見るなど実際の状況を再現することで、より正確なイメージを構築することができます。

外壁タイルで後悔した事例③「耐震性が低いと知った」

外壁タイルには、耐震性が低いというデメリットがあります。タイル自体の強度は高く、地震で壊れる可能性は低いですが、下地に使用されるモルタルが問題です。

モルタルは弾力性が低いため、地震で外壁に力がかかった場合にそのエネルギーを吸収できず、タイルが剥がれ落ちるなどの外壁破損につながることがあります。

ただし、耐震テストに合格した住宅であれば、過度に心配する必要はありません。

外壁タイルで後悔した事例④「固定資産税が高くなった」

外壁タイルは高い資産価値があるため、建物の評価が上がり、固定資産税が高くなることがあります。

建物の固定資産税評価の仕組みは、総務省の「固定資産評価基準」で公開されています。サイディングとタイルの標準表点数を比較して、固定資産税を単純計算することができます。延床面積1㎡あたりの差額は、およそ61円です。

例えば、延床面積30坪(約100㎡)の家を建てた場合、年間の固定資産税は約6,600円違うことになります。実際の計算は複雑ですが、目安として参考にしてみてください。

外壁タイルで後悔した事例⑤「コーキング材が劣化しやすい」

外壁タイルには、コーキング材が劣化しやすいデメリットがあります。

コーキング材は、タイルの目地や窓のサッシ周りに流し込まれる素材で、雨漏りや漏水を防ぐ役割を果たします。コーキング材は、タイル部分とは異なり、劣化しやすい特徴を持っています。

外壁タイルで後悔した事例⑥「エアコン設置で別料金が掛かった」

タイルは他の外壁材料に比べて硬いため、エアコンの設置には別途費用がかかることが多いです。外壁タイルは専用の刃を使用しないと設置穴を加工できず、割れずに穴を綺麗に開けるためには熟練した職人が必要です。

外壁タイルの家を建てる場合は、エアコンを設置する可能性のある部屋にあらかじめ設置穴と電源を用意しておくことが重要です。

 

外壁タイルで後悔しないためには?

引用:外壁の素材は全部で5種類!特徴と選び方を知っておしゃれで機能的な家を

外壁タイルで後悔しないために、下記のことに注意しましょう。

トータルコストを試算する

外壁タイルで後悔しないためのコツは、「トータルコストで費用計算すること」です。外壁タイルは、初期工事費用が他の外壁材に比べて約1.5倍も高いため、非常に高価です。

しかし、メンテナンス費用は他の外壁材に比べて低価格であるため、長期的に見ると他の外壁材よりも低予算で済むことが多いです。

外壁タイルに慣れた業者を選ぶ

外壁タイルを施工する際には、外壁タイルに慣れた業者を選ぶことが重要です。

タイルの扱いに慣れていない業者が施工すると、タイルが外壁材から剥がれたり、シーリング材が露出したり、タイルが不均一になったりするなどの問題が発生することがあります。

 

外壁タイルの種類

引用:外壁材|商品情報|ニチハ株式会社

外壁タイルの中でも、代表的な3つの種類をご紹介します。

磁器質

磁器質の外壁タイルは、1250度の高温で焼き固められています。そのため、水をほとんど吸収せず、硬くて耐久性が高い特徴があります。

磁器質の外壁タイルは、高い耐久性に加え、透明度も高く、外壁タイルに最適な材料です。

せっき質

せっき質のタイルは、1200度程度の温度で焼き固められ、磁器質のタイルと陶器質のタイルの中間に位置するタイルです。

せっき質のタイルは、磁器質のような透明度は持ち合わせていませんが、磁器質ほど硬くないため、表面に加工やデザインを施すことができます。高いデザイン性と耐久性から、せっき質も外壁タイル材として人気があります。

土器質

土器質のものは、土器質レンガと呼ばれ、800度程度の高温で焼いたものです。土器質レンガは高い強度を持ち、多孔質であるため、細かい穴が多く含まれており吸水性が高い特徴があります。

土器質レンガは、元来建物の構造体として使用されますが、薄くスライスした「スライスレンガ」や、本物のレンガよりも軽量化した「レンガ調タイル」など、タイルとして利用される場合もあります。

 

外壁タイルに必要なメンテナンス

外壁タイルは基本的にメンテナンスはほとんど必要ありませんが、下記のメンテナンスは覚えておきましょう。

タイルの浮きや剥がれ

タイルが浮いたり、壁から剥がれたりするのは、下地との接着不良が原因です。地震などの衝撃がないのにタイルが浮いてしまった場合、ほとんどは業者の手抜き工事や技量不足など、施工不良によるものです。

タイルが浮いてしまった場合、タイルと下地の隙間に接着剤を注入して補修する必要があります。この修理にかかる費用は、タイル1枚あたり500~1,000円程度が見込まれます。

タイルの割れや欠け

通常、タイル自体は基本的に劣化しませんが、地震などの強い衝撃によってタイルが割れたり欠けたりするなどの破損が起こることがあります。

タイルが破損した場合、タイルを交換する必要があります。この修理にかかる費用は、タイル1枚あたり約500円程度が見込まれます。

目地の劣化

タイル同士のつなぎ目部分である「目地」は、時間が経つにつれて劣化します。目地の劣化を放置すると、タイルの落下など大変危険な状態になるため、目地部分のメンテナンスは重要です。

目地の補修やコーキングの打ち直しは、約10年ごとに必要とされ、費用は50万円程度が見込まれます。

 

メンテンナンスコストまで考慮するとおすすめ!

外壁タイルの設置費用は、1〜3万円/㎡程度であり、家全体で300万円ほど必要とされます。サイディング外壁の設置費用は150万円程度ですので、外壁タイルの設置費用は約1.5〜2倍になる計算になります。

しかしながら、外壁タイルはメンテナンスコストがサイディングの半分程度に抑えられます。

外壁タイルとサイディングの費用を比較すると、耐久性や高級感を重視する方や、初期費用は高くてもメンテナンス費用を抑えたいという方にとっては、外壁タイルが適しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

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