百年住宅で家を建てて実際に後悔した事例を徹底解説!
「百年住宅で家を建てたい!」
「建てる上で注意点はある?」
百年住宅は、主に静岡県を中心に展開しているハウスメーカーであり、耐震性と耐久性に優れた鉄筋コンクリート造の住宅を提供しています。
この記事では、百年住宅で家を建てるメリットや実際に後悔した事例について、詳しく解説します。
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百年住宅とは?
百年住宅は、静岡県静岡市に本社を置くハウスメーカーです。コンクリートプレハブ工法による鉄筋コンクリート構造の一戸建て住宅を取り扱っています。
会社名:百年住宅株式会社
設立日:2004年6月30日
資本金:4,800万円
代表取締役社長:中嶋 雄
従業員数:167人
年間売上高:86.7億円
本社所在地:静岡県静岡市駿河区大谷2丁目20-23
取り扱い住宅の構造:鉄筋コンクリート造住宅
販売エリア:静岡県、宮城県、愛知県、山口県
年間販売戸数:約300棟
百年住宅は、一般にはあまり知られていないハウスメーカーです。その理由は、販売エリアが静岡県・宮城県・愛知県・山口県に限定されているためです。
百年住宅の坪単価・建築費用
坪単価について
百年住宅とは、その名の通り100年以上の耐久性を目指して設計された住宅です。この住宅スタイルは、高品質な材料と先進的な建築技術を使用するため、坪単価は一般的な木造住宅よりも高めに設定されています。
具体的には、平均的な坪単価は約95.2万円となっており、これは大手ハウスメーカーの標準的な住宅やヘーベルハウスと比較しても同等かそれ以上の価格帯です。
建築費用の目安
例えば、40坪の住宅を建てる場合、坪単価が95万円とすると、総建築費用は約3800万円となります。この費用には、基礎工事から内装の仕上げに至るまでの全ての建築コストが含まれており、一般的な住宅に必要な設備や仕様を超える品質が求められるため、価格が高くなりがちです。
百年住宅で家を建てるメリット5選
次に、百年住宅で家を建てるメリットをご紹介します。
鉄筋コンクリート住宅
日本では鉄筋コンクリート住宅を提供しているハウスメーカーは数少ないですが、百年住宅は鉄筋コンクリートに特化しています。
鉄筋コンクリート造のため、長期間にわたって住み続けることができる家を建てています。また、鉄筋コンクリートは劣化が少なく、木造に比べてメンテナンス費用も抑えられます。
耐震性・耐久性に優れている
百年住宅の家は、耐震性と耐久性において抜群の性能を持っています。さらに、以下の補償が提供されています。
・マグニチュード9.0以下の地震に対して35年の補償
・業界初の台風による損害に対する補償
WPC工法の採用
百年住宅では、WPC工法を採用しています。WPC工法は、柱や梁ではなく鉄筋コンクリートパネルで構築する工法です。これにより、鉄筋コンクリート造に加えて耐震性と耐久性の高い家を実現しています。
自社工場による生産体制
百年住宅では、自社工場で住宅部品を製造し、現場に運搬してから組み立てる工程を採用しています。
この工場生産体制により、品質の一貫性が確保されます。また、現場での施工期間が短縮されるため、人件費の削減にもつながります。職人の技量に左右されず、高品質な住宅を建てることが可能です。
充実した保証・アフターサービス
百年住宅では、35年間の長期保証が提供されています。
一般的には大手ハウスメーカーでも初期保証は約10年であり、有料のメンテナンス契約を結ぶことで30年程度に延長されることが一般的です。しかし、百年住宅では35年の初期保証があり、さらに35年目以降からは70年目まで無料点検が受けられます。
百年住宅で家を建てて実際に後悔した事例7選
次に、百年住宅で家を建てて実際に後悔した事例をご紹介します。
百年住宅で後悔した事例①「自由設計だと価格が高かった」
百年住宅は一般的に坪単価が高く、50万~60万円程度とされています。これは鉄筋コンクリートを扱うハウスメーカーとしては比較的手の届きやすい価格帯と言えます。
百年住宅では、予算に合わせて選べる企画住宅シリーズや、ライフスタイルに合わせた自由設計住宅シリーズなどが提供されています。企画住宅シリーズでは柔軟性に制約がありますが、坪単価を抑えることが可能です。一方、自由設計住宅シリーズでは最低でも坪単価70万円以上となり、比較的高額な費用がかかります。
また、百年住宅のような重量のある建物は、地盤を補強する必要があります。地盤改良にかかる費用も高くなりがちです。自由設計住宅シリーズは自由度が高い反面、最終的な支払額が予想以上に高くなる場合があるため、注意が必要です。
百年住宅で後悔した事例②「固定資産税が高い」
百年住宅は鉄筋コンクリート構造が採用されており、耐久性や耐震性能に優れていますが、木造住宅と比較すると固定資産税が高くなります。
実際に、百年住宅を建てた人々からは「固定資産税が驚くほど高いです」とか「地域によって異なるかもしれませんが、我が家の場合は木造の約2倍の額になります」といった声が聞かれます。
百年住宅で後悔した事例③「デザインがいまいち」
百年住宅のデザインについては、見た目の印象がイマイチだと思います。あまりこだわりを感じられません。デザインにこだわるのであれば、他のハウスメーカーがオススメです。
百年住宅で後悔した事例④「施工エリアが限られている」
施工エリアが限られているため、百年住宅を建てたい場合は事前に施工エリア内かどうかを確認する必要があります。現在の施工エリアは、静岡県の中部地方、宮城県の東北地方、山口県の中国地方、愛知県の中部地方の4県に限定されています。
百年住宅で後悔した事例⑤「設計の自由度が低い」
百年住宅は、一般のハウスメーカーに比べて設計の自由度が低いです。
百年住宅は建築部材を自社保有工場で大量生産しており、カスタマイズの自由度は限定されています。そのため、設備や間取りに強いこだわりを持つ方や、デザイン性を重視する方にとっては満足できない可能性があります。また、鉄筋コンクリート構造は木造に比べて性能が高いですが、デザインの自由度は低い傾向にあります。
百年住宅で後悔した事例⑥「会社の規模が小さい」
百年住宅の会社は従業員数が男女合わせて108人と、大手ハウスメーカーと比較すると規模が小さく、設立も2004年6月30日と歴史が浅いため、実績も限られているというデメリットがあります。会社の規模が小さいと、購入者のアフターサポートが不十分になることや、顧客対応に時間がかかることなどが懸念されます。
百年住宅で後悔した事例⑦「断熱性が懸念」
鉄筋コンクリート構造は木造に比べて熱の伝導率が高いため、断熱性能において評価は低くなります。百年住宅では硬質系の発泡ウレタンを断熱材として使用していますが、鉄筋コンクリート構造のため、断熱性に対する評価は低いと言わざるを得ません。
百年住宅の良い口コミ
災害に無傷の百年住宅がおすすめ
百年住宅に対する非常にポジティブな口コミの一つとして、その耐震性と耐久性が挙げられます。「大手ハウスメーカーの中でも、百年住宅の耐震性は際立っている」という意見が多いです。
特に、百年住宅が使用しているPCパネル(プレストレスト・コンクリートパネル)は、通常のコンクリートと比べて格段に強度が高いため、阪神淡路大震災や熊本地震のような大規模な災害時でも、その構造体は無傷であったと報告されています。
他の展示場よりも熱意があった
百年住宅のスタッフの接客態度が、高く評価されています。「展示場でのスタッフの対応が他社と比べても熱心で、家づくりに対する情熱を感じた」という感想です。
訪れた展示場で、一級建築士が直接防水ドアの特徴や利点を説明してくれたことが印象に残っているようです。百年住宅が採用している船舶用の防水ドアは、優れた密閉性を提供し、悪天候でも内部をしっかりと保護します。このような製品に対する詳細な説明と情熱的な対応は、顧客に安心感を与える重要な要素となっています。
百年住宅の悪い口コミ
気密性が悪く寒かった
百年住宅の気密性に関する悪い評価がある口コミがあります。「百年住宅のモデルハウスを訪れた際、建物の気密性が思ったほど良くなく、室内が冷え切っていた」という意見です。
特に冬場、寒い日にはその影響が顕著に現れ、床が冷たくスリッパがないと足元が寒いという状況でした。この利用者は、コンクリートの住宅特有の冷たさを指摘し、より断熱性の高い建材の使用を望んでいます。
百年住宅では発泡ウレタンを使用して断熱を図っていますが、感じ方には個人差があるため、実際に体感してみることが重要です。
いきなり営業電話がかかってきた
また、百年住宅の営業方針について不満を感じている口コミも見られます。ある顧客は、「百年住宅から無断で営業電話がかかってきた」と述べており、そのタイミングが会議中など重要なビジネスシーンに重なることがあったと不快感を示しています。
このような突然の営業電話は、顧客との信頼関係を損ねる原因ともなり得るため、事前に顧客の同意を得ることが望まれます。これにより、顧客のプライバシーを尊重し、望まない勧誘を避けることが重要です。
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この記事では、百年住宅で家を建てるメリットや実際に後悔した事例について、詳しく解説しました。
ハウスメーカーを選ぶ際には、複数の会社を比較することが重要です。住宅展示場では、大手ハウスメーカーに限定されてしまう場合がありますので、ネット上で提案を受けることをおすすめします。
ぜひ、参考にしてみてください。
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