一条工務店にフロントオープン食洗器が登場！機能解説

一条工務店のフロントオープン食洗器が登場！採用条件から費用まで徹底解説

一条工務店の家づくりを検討している方に朗報です。待望のフロントオープン食洗器がついに一条工務店のオプションとして採用可能になりました。

これまで海外製の食洗器しか選択肢がなかったフロントオープンタイプですが、今回はパナソニック製の高性能モデルが登場しています。

この記事では、一条工務店のフロントオープン食洗器について、採用条件から費用、機能まで詳しくご紹介します。

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一条工務店で採用可能なフロントオープン食洗器とは

パナソニック製60cm幅フロントオープン食洗器を採用

一条工務店で採用可能になったのは、パナソニック製のフロントオープン食洗器（NP-60EF1W）です。

これまで一条工務店では、上から食器を入れる従来型の食洗器のみでしたが、今回初めてフロントオープンタイプが選択可能になりました。

パナソニック製なので、海外製と違って保証やアフターサービスも安心です。万が一の故障時も、一条工務店を通じて対応してもらえるため、自分で代理店に連絡する手間がありません。

フロントオープン食洗器の最大のメリットは大容量

フロントオープン食洗器の最大の特徴は、その圧倒的な容量です。一度に12人分の食器を洗浄できるため、家族4人の1日分（3食分）の調理器具と食器をまとめて洗うことができます。

朝食で使った調理器具から夕食後の食器まで、一度の洗浄ですべて完了するので、家事の時間を大幅に短縮できます。

一条工務店フロントオープン食洗器の優れた機能

ヒーター乾燥でカラッと仕上がり

海外製のフロントオープン食洗器は自然乾燥が主流でしたが、パナソニック製はヒーター乾燥機能を搭載しています。

高温の温風でしっかりと乾燥させるため、取り出した時にはカラッと乾いた状態になります。水滴が残って雑菌が繁殖する心配もありません。

ナノイーX除菌で衛生的

パナソニック独自の「ナノイーX」技術により、洗浄前から庫内のニオイを抑制し、除菌を行います。

乾燥後にもナノイーX送風を行うため、8時間後には菌の減少率が99％以上となり、とても衛生的です。小さなお子様がいるご家庭にも安心してお使いいただけます。

3つの高温・高圧ノズルで予洗い不要

カトラリーノズル、上ノズル、下ノズルの3つのノズルが、庫内全体に高温・高圧の水流を噴射します。

油汚れもしっかりと落とすため、予洗いの手間が不要です。調理器具についた頑固な汚れも、そのまま入れて洗浄できます。

一条工務店フロントオープン食洗器の3段式収納システム

カトラリートレイで小物もすっきり

最上段のカトラリートレイには、スプーンやフォーク、調理小物、お弁当箱などを収納できます。

左右のカゴはスライド式なので、下のカゴに背の高いものを入れる際は、カトラリートレイをずらして高さを確保できます。

上カゴは3段階高さ調整可能

中段の上カゴは、お茶碗、コップ、鍋類を収納します。

カップトレイはワイングラスや小鉢の収納に便利で、使わない時は畳んでおけます。また、上カゴ全体が3段階で高さ調整できるため、収納する食器に合わせて最適な高さに設定できます。

下カゴは大皿やまな板も収納可能

下段の下カゴは、大皿や深鍋などの大型調理器具を収納します。

4つのボトルホルダーがあるため、水筒やペットボトルも洗浄できます。奥のピンとボトルホルダーを折りたためば、まな板も余裕で収納できる設計です。

一条工務店フロントオープン食洗器の採用条件

グレイスキッチンのみ採用可能

残念ながら、フロントオープン食洗器はグレイスキッチンでのみ採用可能です。スマートキッチンでは選択できません。

グレイスキッチンの中でも、シンクを中央寄せにした配置の場合のみ設置可能との情報もあるため、詳細は営業担当者に確認してください。

2024年2月以降の契約者が対象

フロントオープン食洗器を採用できるのは、2024年2月以降に契約した方のみです。

それ以前に契約された方は、再契約により採用可能ですが、上棟予約の再取得が必要で、完成までの期間が延びてしまいます。

一条工務店フロントオープン食洗器の費用

オプション価格は約25万円

パナソニック製フロントオープン食洗器の本体希望小売価格は517,000円ですが、一条工務店のオプション価格では約25万円で採用可能です。

初期費用は高額ですが、家事時間の短縮効果を考えると、十分に価値のある投資といえるでしょう。

リフォームでの後付けは困難

既築住宅へのリフォームでの設置は、幅60cmという寸法の関係で困難です。

キッチン自体を交換すれば可能ですが、約150万円程度の費用が見込まれるため、新築時の採用がおすすめです。

45cm幅フロントオープン食洗器の今後

2025年2月に45cm幅モデルが発売予定

パナソニックからは、2025年2月に45cm幅のフロントオープン食洗器（NP-45EF1W）が発売予定です。

60cm幅モデルと同等の性能を持ちながら、コンパクトなサイズなので、2人暮らしのご家庭や使用頻度が少ない方に適しています。

一条工務店での採用は未定

45cm幅モデルの一条工務店での採用については、現在のところ未定です。

従来のグレイスキッチンの深型食洗器が45cm幅なので、将来的に後付けオプションとして提供される可能性もあります。

一条工務店フロントオープン食洗器のメンテナンス

自動洗浄システムでお手入れ簡単

新構造の「残さいフィルター」は、洗浄中の各工程でフィルター自体を洗浄する「自動洗浄システム」を採用しています。

これにより、運転後のお手入れ頻度を大幅に減らすことができ、日常的なメンテナンスが楽になります。

市販の洗剤が使用可能

海外製の食洗器では専用洗剤が必要な場合が多いですが、パナソニック製なら市販の食洗器用洗剤が使用できます。

洗剤の入手も簡単で、ランニングコストを抑えることができます。

フロントオープン食洗器設置時の注意点

キッチン通路幅は広めがおすすめ

フロントオープン食洗器を採用する場合は、キッチンの通路幅を広めに設定することをおすすめします。

食洗器のドアを開いた時に、反対側のカップボードと干渉しないよう、十分な通路幅を確保しておきましょう。

使い勝手を展示場で確認

実際の使い勝手については、パナソニックのショールームや一条工務店の展示場で実物を確認することをおすすめします。

カゴの出し入れや食器の配置方法など、実際に体験してから採用を決めると良いでしょう。

一条工務店の樹脂シンクとの相性

ブラック樹脂シンクが新登場

一条工務店では、樹脂シンクに新色「ブラック」が追加されました。

フロントオープン食洗器と合わせて、モダンで統一感のあるキッチンを実現できます。樹脂シンクは水ハネ音が小さく、掃除もしやすいのでおすすめです。

カウンター材質による制限

ただし、カウンターに御影石を選択した場合は、樹脂シンクを採用できません。

御影石カウンターの場合は、必然的にステンレスシンクとなるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

一条工務店のフロントオープン食洗器は、パナソニック製の高性能モデルで、大容量と優れた機能を兼ね備えています。

採用条件はグレイスキッチンで2024年2月以降の契約者のみと限定的ですが、家事時間の大幅短縮を実現できる魅力的なオプションです。

約25万円の投資で、毎日の食器洗いから解放され、家族との時間を増やすことができます。一条工務店での家づくりを検討されている方は、ぜひフロントオープン食洗器の採用をご検討ください。

実際の使い勝手や詳細な仕様については、パナソニックのショールームや一条工務店の展示場で実物をご確認いただくことをおすすめします。

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りっきー

元大手ハウスメーカー社員です。

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