※本記事はタウンライフのプロモーションを含んでいます。

マグネットクロスを3年使ってみて|メリット・デメリット12選




マグネットクロスを3年間使ってみた感想

子育て世代で注文住宅を建てる場合に、マグネットクロスを採用する方が多くなっています。

マグネットクロスとは、磁石でくっつく壁紙のことです。壁紙に鉄粉が練りこまれており、一見するとただの壁紙ですが、磁石でプリントなどをくっつけておくことが出来ます。

ホワイトボードや冷蔵庫にプリントを貼るのは生活感が出てしまうため、一般的なクロスのような自然な見た目になるマグネットクロスが採用されるのです。

しかし、マグネットクロスにはデメリットもあります。この記事では、マグネットクロスのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。


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マグネットクロスとは?

マグネットクロスは、その名の通り、磁石が吸着できる壁紙のことを指します。この特殊な壁紙は、鉄粉を練り込んで作られており、厚さは約0.8mmです。

オフィスでよく見かけるホワイトボードや黒板のように、磁石がくっつくという機能を持っていますが、マグネットクロスは見た目が一般的な壁紙とほとんど変わりません。そのため、磁石が吸着できるとは思えないほど自然な外観を保っています。

例えば、一部の壁だけをマグネットクロスにしても、他の壁紙と調和し、違和感なくインテリアに溶け込みます。この点が、マグネットクロスの大きな特徴です。

 

掲示・ぶら下げ収納は便利!

この春、多くの家庭でお子様が保育園や幼稚園に入園したことでしょう。赤ちゃんの頃は気にする必要がなかった「お知らせプリント」や「提出物プリント」も、子どもが社会に出て活動するようになると急増します。入園から始まり、小学校、中学校、そして高校まで、これらのプリント類をきちんと管理し、家族全員が情報を共有することが重要です。

収納の専門家たちの間では、「しまい込んだ物は忘れられ、使われなくなる」というのはよく知られた事実です。これらのプリント類も同様で、理想は見える場所に置いておくことです。しかし、ただ積み重ねるだけでは見栄えが悪く、紛失のリスクも高まりますし、情報も把握しづらくなります。

そんな時に役立つのが「掲示」や「ぶら下げる」収納法です。プリントを掲示することで、誰でも一目で情報を確認でき、不要になった時の処分も簡単です。整理整頓を保ちつつ、情報を見やすく管理するための便利な方法として、ぜひ取り入れてみてください。

 

マグネットクロスの活用場所

マグネットクロスは、その便利さと多用途性から、さまざまな場所で活用されています。家庭やオフィス、教育現場など、用途に合わせて設置することで、その効果を最大限に引き出すことができます。

教育スペースでの活用

子どもが楽しく学べる環境を整えるために、マグネットクロスを教育スペースに取り入れることは非常に効果的です。

例えば、子ども部屋の壁にマグネットクロスを設置することで、学校で学んだ内容の復習やお絵描きを楽しく行うことができます。マグネットを使ってアルファベットや数字を貼り付けたり、教科書の内容を視覚的に学ぶことができるため、学習意欲が高まります。また、壁一面を使った大きなキャンバスとして創造力を養うこともできます。

オリジナルカレンダーとしての利用

リビングルームや玄関などにマグネットクロスを設置し、家族全員の予定を書き込むオリジナルカレンダーとして活用するのもおすすめです。

家族全員が一目で予定を確認できるため、コミュニケーションが円滑になり、スケジュールの管理が容易になります。デザインも豊富にあるため、インテリアに合わせて選ぶことができ、部屋の雰囲気を壊さずに実用性を持たせることができます。

家族の伝言板として

家族間の連絡手段としてマグネットクロスを伝言板に利用するのも一つの方法です。生活スタイルが異なる家族が多い現代では、書き込んだメッセージを通じて簡単にコミュニケーションを取ることができます。

リビングやキッチンに設置することで、家族全員が自然に目にすることができ、伝言を見逃すことがありません。また、装飾やレイアウトに工夫を凝らすことで、伝言板がより見やすくなり、家族の交流が深まります。

小物の収納スペースに

マグネットクロスは、キッチン用品やDIYツールなどの小物の収納スペースとしても活躍します。壁に設置することで、限られたスペースを有効に活用し、必要な道具をすぐに取り出せるように整頓できます。

例えば、キッチンではスパイスラックや調理器具の収納に利用でき、DIYスペースでは工具や材料を整理整頓するのに便利です。耐荷重を確認しながら計画的にレイアウトすることで、使いやすさが向上します。

 

マグネットクロスのメリット6選

まずは、マグネットクロスのメリットについて解説します。

マグネットクロスのメリット①「オシャレな内装になる」

ホワイトボードなどを設置しても、リビングをオシャレに見せるのは難しいです。どうしても機能性重視の印象を与えてしまいます。

マグネットクロスであれば、一般的なクロスと見た目は同じです。インテリアに馴染み、オシャレに見せながらプリントなどを挟む機能性もあります。

マグネットクロスのメリット②「壁紙を選べる」

ホワイトボードなどと違い、マグネットクロスであれば様々な種類の壁紙から自分の好きな柄を選べます。マグネットクロスの部分だけアクセントクロスのように柄を変えることも出来ますし、他の壁と同じように見せることも可能です。

マグネットクロスのメリット③「スペースを有効活用できる」

磁石で物を固定できるため、壁に棚やフックを取り付ける必要がなく、スペースの有効活用ができます。また、子供のおもちゃやキッチン用品など、さまざまなアイテムを磁気壁に収納できます。

マグネットクロスのメリット④「磁石を貼るときの音が小さい」

ホワイトボードの場合、磁石を貼る時に引き寄せる力が大きく「パチン!」と音がします。マグネットクロスの場合はそこまで引き寄せる力は大きくなく、壁紙が緩衝材になるので磁石を付ける時の音が小さいです。

マグネットクロスのメリット⑤「壁に穴を開ける必要がない」

通常の壁であれば、プリントを貼りたい場合に画鋲などで穴を開ける必要があります。マグネットクロスだと穴を開ける必要がなく、毎月のように張り替える給食表やカレンダーなども気軽に交換できます。

マグネットクロスのメリット⑥「子供の教育」

子供部屋や学習スペースにマグネットクロスを使用することで、磁気文字や図形を使って遊びながら学習することができます。これにより、子供の創造力や学習意欲を高めることができます。

 

マグネットクロスのデメリット6選

次に、マグネットクロスのデメリットについて解説します。

マグネットクロスのデメリット①「磁力が強くない」

マグネットクロスは、ホワイトボードなどに比べて磁力が強くありません。A4用紙を2〜3枚程度であれば問題ありませんが、更に重ねて磁石で貼りたい場合は落ちる場合があります。

マグネットクロスのデメリット②「ホワイトボードに比べて掃除がしにくい」

ホワイトボードであれば、濡れたタオルで拭くことができます。マグネットクロスは壁紙の種類にもよりますが、基本的に水拭きは不可です。

マグネットクロスのデメリット③「施工費用が高い」

マグネットクロスは、通常の壁紙や塗料に比べて高価なため、施工費用が高くなります。

マグネットクロスのデメリット④「壁紙が傷つくことがある」

マグネットクロスの表面は通常のクロスと同様に柔らかい壁紙なので、傷つくことがあります。小さなお子様やペットがいる家庭では、注意が必要です。

マグネットクロスのデメリット⑤「壁紙のバリエーションが少ない」

通常のクロスに比べると、マグネットクロスのバリエーションは少ないです。あなたが想定していたアクセントクロスの柄が無い可能性があります。

マグネットクロスのデメリット⑥「色褪せや変色」

マグネットクロスは、長期間使用すると、色が褪せたり、変色したりすることがあります。特に、直射日光の当たる場所に設置すると、色褪せが加速する場合があります。

 

マグネットクロスを採用しなかった方の意見

マグネットクロスを使う期間が限られている

マグネットクロスを使う理由の一つとして、子どもがもらってくるプリントの整理があります。しかし、子どもが成長するにつれて、学校からもらうプリントの数は減っていきます。その結果、マグネットクロスに貼るものが少なくなり、使う頻度も低くなるでしょう。

多くの人が大人になって実家の冷蔵庫がスッキリしているのを目にしたことがあるかもしれません。これは、子どもが成長してプリントをもらわなくなったためです。このように、マグネットクロスを採用しても長期間使い続けるかどうかは疑問が残ります。

一定期間ならマグカベで代用可能

マグネットクロスの代わりに、マグカベを使う方法もあります。マグカベは、カッターで簡単に切ることができるマグネットがつくスチールシートです。

自分でサイズを調整して貼り付けることができるため、施工も手軽です。さらに、水性ペンキで好きな色に塗ることができるため、部屋のインテリアに合わせたカスタマイズが可能です。また、チョークボードペイントを塗れば黒板としても利用でき、子どもが成長しても多用途に使えます。このように、マグカベは一時的なニーズにも対応できる柔軟な選択肢となります。

 

タカラスタンダードのエマウォールを選んで後悔なし!

マグネットクロスにはデメリットもありますが、デメリットを解消している商品がタカラスタンダードの「エマウォール」です。私は実際にエマウォールを採用しました。

ホーローと呼ばれる素材の住宅用パネルで、インテリアに馴染むオシャレなデザインです。磁力が強く、ペンなどで書くことも可能です。拭き掃除も可能なので、マグネットクロスのデメリットを解消しています。

エマウォールを選んで後悔するとすれば、価格が高いことです。6帖間の壁一面で10万〜18万程度が目安となり、他のマグネットクロスに比べると高い傾向があります。

ぜひ、参考にしてみてください。

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