三井ホームの全館空調は採用すべき?
「三井ホームの全館空調って良いの?」
「追加費用を払っても採用すべき?」
三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」は、非常に人気のある設備です。三井ホームで家を建てる方は、多くの方が採用しています。
しかし、三井ホームの全館空調は標準仕様ではありません。オプション費用が発生しますので、追加費用を払ってまで採用すべきかどうか、悩む方が非常に多いです。
この記事では、三井ホームの全館空調は採用すべきかどうか、メリット・デメリットなど詳しく解説します。
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三井ホームの全館空調3選
三井ホームの全館空調システムは、3種類から選ぶことができます。
スマートブリーズ エース
価格 : 210万円程度
維持費 : 年間2万円程度 ※契約
設置スペース : 半畳
最も高性能な全館空調システムが「スマートブリーズ エース」です。
エリアごとの個別温度設定が可能で、プラズマクラスター機能が採用されています。また、小屋裏設置や床置設置から選ぶことができるため、設計自由度が確保しやすいのが特徴です。
スマートブリーズ プラス
価格 : 200万円程度
維持費 : 年間2万円程度 ※契約
設置スペース : 半畳
スマートブリーズ プラスは、活性炭脱臭フィルターが搭載されています。1台で家全体の空気清浄を可能にしており、カビの粒子だけでなくウイルスレベルの微小粒子も除去することができます。
スマートブリーズ ワン
価格 : 150万円程度
維持費 : なし
設置スペース : 半畳
価格が安く、維持費も掛からないのが「スマートブリーズ ワン」の特徴です。
デメリットとしては、40坪以下の家でないと採用できないことと、脱臭・加湿が出来ない点です。
また、エース・プラスと異なるのは、普通のエアコンを使う点です。スマートブリーズワンの機械室を冷やし、冷やした空気をダイレクトに部屋まで運びます。
三井ホームで全館空調を採用するメリット4選
三井ホームの全館空調を採用するメリットについて、解説します。
家全体が均一な温度になる
全館空調を採用する最も大きなメリットが、「家全体が均一な温度になる」という点です。
部屋だけでなく、冬や夏でも玄関・廊下・洗面所などのスペースでも快適に過ごすことができます。
室外機が1つのみ
家を建てる際に、ネックになるのが室外機です。
通常の戸建てだと、4~5台程度のエアコン・室外機が必要となります。しかし、特に南向きの家の場合、室外機の設置箇所が問題になるのです。
全館空調の場合、室外機は1つのみになります。外観がスッキリし、場所の検討も必要なくなります。
内装がスッキリする
各部屋のエアコンを設置する必要がないため、内装をスッキリ見せることができます。吹き出し口のみになるので、見た目がオシャレに見えます。
エアコンの掃除が減る
エアコンは汚れやカビが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要となります。全館空調であれば機械は1つのみなので、掃除の頻度を減らすことができます。
三井ホームで全館空調を採用するデメリット6選
次に、三井ホームの全館空調を採用するデメリットについて、解説します。
初期費用が掛かる
全館空調「スマートブリーズ」を採用するためには、初期費用として150~210万円程度が掛かります。
全館空調を採用しない場合は、個別エアコンを設置することになります。1台10万円として4台設置した場合、40万円が掛かることになります。差額が追加の出費となりますが、初期費用の差額が100万円以上となります。
光熱費が掛かる
スマートブリーズ ワンを採用した場合、電気代は冬場で2~3万円のケースが多いようです。家中の温度が均一なのは大きなメリットですが、使っていない部屋も空調をしているため、当然ですが光熱費は高くなる傾向があります。
交換費用
三井ホームの全館空調が故障した場合、三井ホームに修理を依頼することになります。修理・交換という事になると、高くなる可能性があります。
個別エアコンであれば、安い家電量販店を比較して購入することが可能です。もし壊れたとしても、1回あたりの交換費用は抑えることができます。
部屋ごとに温度差が発生する
全館空調ではなく個別空調を採用すると、当然ですが部屋ごとに温度差が発生します。また、廊下や洗面所などは冬場が寒く、夏は暑いスペースとなります。
スペースが取られる
全館空調を設置した場合、半畳程度のスペースが取られてしまいます。
たかが半畳と思うかもしれませんが、限られた敷地で間取りのプランニングをしていくと、この半畳が重要になることもあります。
乾燥する
スマートブリーズ ワンを採用した場合、加湿機能はないためどうしても乾燥が気にある方がいます。別途、加湿器を用意する必要があります。
個別エアコンを設置する際の注意点
個別エアコンを設置する際に迷うのが、三井ホームにお願いするか、家電量販店にお願いするかです。
三井ホームにお願いした場合、価格はどうしても高くなりがちです。しかし、三井ホームに責任が発生するため、しっかりと施工してくれる安心感があります。故障した際にも、保証があり対応もしっかりとしてくれると思います。
家電量販店の場合、業者の優劣まではコントロールが難しいです。価格は安くなりますが、非常に迷いどころだと思います。
また、個別空調の場合は、窓をトリプルガラスにするなどアップグレードすることで、部屋間の温度差を少なくすることができます。
三井ホームの全館空調は優秀
引用:三井ホームは、空気品質。
三井ホームの全館空調は評判が良く、採用しても後悔は少ないオプションです。
初期費用・メンテナンス費用などが発生するものの、冬場・夏場の快適さが変わってきます。この費用と比べてメリットが大きいのであれば、採用すべきです。
ぜひ、参考にしてみてください。
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