塗り壁の外壁は風合いが違う!メリット・デメリット10選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の外壁は昔ながらの塗り壁が人気となっている

1

最近の戸建はサイディング・タイルの家がほとんどで、昔ながらの「塗り壁」を見る機会が少なくなりました。

しかし、工場で作られるサイディングやタイルと違って、左官職人の手仕事による塗り壁は独特の風合いがあります。最近では洋風の家も増えましたが、塗り壁は和風では洋風にも合うのでまた人気が出始めています。

しかし、外壁を塗り壁にするのはデメリットも多くあります。しっかりと把握していないと、後々後悔することになります。

今回は、外壁を塗り壁にするメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

 

外壁は「タイル」「サイディング」「塗り壁」のどれを選ぶべきか?

2

外壁には様々な種類がありますが、主に「タイル」「サイディング」「塗り壁」に分かれます。
 
 
●タイル

外壁タイルの一番の魅力は、何と言っても「高級感」です。

高温で焼き固めたタイルは、素朴な味わいのものから、凝ったデザインまで様々です。コストの安いサイディングと比べると、重厚感・存在感の違いは明白です。

また、外壁タイルのメリットは「耐久性」です。素材の土・石・粘土を約1300℃の高温で焼き固めており、非常に丈夫で傷が付きにくいです。

サイディングに比べてコストが高いことがデメリットですが、その分メンテナンス費用は安くなります。
 
 
●サイティング

サイディングは、戸建の外壁で最も多く取り入れられています。大きなメリットとして、コストが安いことが挙げられます。

外壁材を外側から貼り付けていくので、施工する職人さんにとっても作業が簡単です。大量生産したサイディングなので材料も安く、材料費・施工費ともに安くすることができます。

最近ではデザイン・種類も豊富で、サイディングでも十分にオシャレな戸建にすることができます。

デメリットとしては、継ぎ目である目地に施したコーキングが劣化することです。10年程度でメンテナンスが必要になるケースが多いです。
 
 
●塗り壁

日本の伝統的な工法で、土などの素材を下地に塗りあげて作る壁のことです。一番最後に塗った素材が土であれば「土壁」、漆喰であれば「漆喰壁」と呼ばれます。

手作業での職人技なので、風合いが独特でオシャレです。下記でメリット・デメリットを詳しく解説します。

 

外壁を塗り壁にするメリット5選

3

外壁を塗り壁にするメリットを5つ紹介します。
 
 
●独特の風合いを味わえる

タイルやサイディングは工場で大量生産される外壁材ですが、それにはない味わいが最大の魅力です。左官職人が自由に模様・デザインを表現できます。この独特の風合いを好きな方は、塗り壁一択でしょう。
 
 
●つなぎ目がなく美しい

サイディングと違い、つなぎ目がなく一体感のある美しい外壁に仕上がります。
 
 
●和風にも洋風にも合う

塗り壁は日本独特の技術ですが、洋風の家にもよく合います。洋風の家を建てたい方は、ぜひ検討してみましょう。
 
 
●サイディングでは難しい曲面の壁にも施工可能

タイルやサイディングと違い、手作業なので完全オーダーメイドです。素材・デザインや曲面の仕上げ方など、とてもバリエーションが豊富になります。カーブが多い外壁など、塗り壁を検討してみましょう。
 
 
●脱臭・殺菌作用がある

塗壁には、家の臭いを取り除く脱臭効果があります。また、強アルカリ性の漆喰の成分は殺菌作用が高く、菌の繁殖を防ぐことからカビの発生を抑えます。

最近では、インフルエンザウィルスを死滅させる作用を発揮することも報告されています。

 

外壁を塗り壁にするデメリット5選

4

次に、外壁を塗り壁にするデメリットを紹介します。
 
 
●施工費が高い

工場で作られるタイルやサイディングと違い、塗り壁は職人技となるので施工費が高くなります。大量生産できないので当然ですね。
 
 
●ひび割れ・色褪せ・汚れが目立つ

最近では塗り壁も様々な種類が出ていますが、塗り壁はタイルやサイディングに比べてひび割れ・色褪せ・汚れが目立ちます。仕上がりが職人次第なので、耐久性も仕上がりに左右されてしまいます。
 
 
●工期が長い

工場で作って組み立てるだけのサイディングと違い、塗り壁は現場で職人が塗っていきます。また、壁材が乾いて硬くなるまで時間が掛かるため、工期が長くなってしまいます。
 
 
●職人の技術力の差が出る

塗り壁の仕上がりは、職人の技術によって全く異なります。見た目だけではなく、耐久性にも差が出てくるので信頼できる職人に依頼することが重要です。
 
 
●メンテナンスが必要

塗り壁は、タイル・サイディングに比べるとメンテナンスによる差が分かりやすいです。メンテナンスをしないと、汚く見えてしまいます。

 

独特でオシャレな風合いが好きな方にオススメ

5

塗り壁にも、「漆喰」「珪藻土」「樹脂系」など、様々な種類があります。傷やメンテナンスにも優れた材料が出てきているので、検討してみる価値があります。

私自身も、「この家オシャレだな」と思う家は塗り壁が多いです。手作業による独特の雰囲気は、タイルやサイディングで出すことは出来ません。

ぜひ、外壁を塗り壁にすることを検討してみてください。