冷蔵庫の位置に失敗!失敗事例を把握しよう
新築の注文住宅を建てる際に、キッチンの設計で重要なのが「冷蔵庫の位置」です。
冷蔵庫の位置によって、使い勝手が全く変わってきます。しかし、しっかりと検討せずに失敗するケースも多いのです。
ハウスメーカーにオススメされた位置にしたという方がほとんどですが、人によって最適な場所は異なります。しっかりと自分で検証することが重要です。
この記事では、冷蔵庫の位置について、決める考え方や失敗事例について詳しく解説します。
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冷蔵庫の位置をキッチンの手前・奥のどちらにするか
まず重要になるのが、冷蔵庫の位置を手前・奥のどちらにするかです。
手前にする方がわずかに多い印象ですが、手前・奥のどちらにするかは迷うポイントです。まずは、手前・奥の位置にした場合のメリット・デメリットについて解説します。
冷蔵庫の位置を奥にした場合のメリット・デメリット
冷蔵庫の位置をキッチンの奥にした場合、コンロの近くになるので料理がしやすいです。わずかに数歩の違いですが、毎日使っていると違いが明確です。冷蔵庫は奥行きがあるので邪魔になりやすいのですが、奥にあることで通路入口に邪魔になることもありません。
また、奥にあることで生活感を隠しやすくなります。冷蔵庫は子供のプリントなどを貼りがちで、どうしても生活感が出てしまうためです。
対して、デメリットはリビングからの動線が悪くなることです。例えば、スーパーで買ってきた食材をしまうためには冷蔵庫は手前の方が良いです。その他にも、お茶を飲む、お風呂上がりにアイスを食べる、ドレッシングやソースを取るなど、料理よりも他の目的で冷蔵庫を開ける方が多いのです。
冷蔵庫の位置を手前にした場合のメリット・デメリット
冷蔵庫の位置が手前にあることで、家族全員がリビングから冷蔵庫の物を取り出しやすくなります。料理のしやすさをとるのか、家族全員が出しやすい位置にするのかは検討が必要です。
冷蔵庫が手前にあることで、キッチンの入り口が狭くなるケースがあります。また、食器棚と奥行きが合っていないことが多く、スッキリした印象を与えにくくなります。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例8選
続いて、冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例について、詳しく解説します。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例①「開き勝手が悪い」
冷蔵庫を奥に配置しましたが、開き勝手が悪く後悔しています。両開きの冷蔵庫を買ったものの、両開きでもどちらかの扉を大きく設計しているケースが多いのは知りませんでした。予想以上に開きにくく、しっかりと機種を検討すべきでした。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例②「食器棚と奥行きを合わせれば良かった」
冷蔵庫と食器棚の奥行きが合っておらず、スッキリしたキッチンを実現したかったのに後悔しています。奥行きを合わせれば良かったです。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例③「冷蔵庫を隠す扉を付ければよかった」
友達の家に行った時に、冷蔵庫を隠す扉があって付ければ良かったと思いました。冷蔵庫を隠せるだけでなく、とてもオシャレで羨ましかったです。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例④「キッチンと同じ色の冷蔵庫を購入すれば良かった」
キッチンと冷蔵庫の色を合わせることで、生活感を減らすことができます。我が家では冷蔵庫だけシルバーなので、とても目立ってしまっています。色は合わせるべきでした。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例⑤「買い換える時の搬入が不安」
引っ越してきて冷蔵庫を設置した時に、幅がギリギリでした。次に買い換える時は大きな冷蔵庫を買いたいのですが、搬入できるかどうか不安です。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例⑥「コンロと向かい合わせで使いづらい」
コンロの後ろに冷蔵庫があるため、料理中に後ろで冷蔵庫を開けられると、調理の邪魔になってしまっています。逆に、家族も自分の好きなタイミングで冷蔵庫を開けられないと不満を抱えています。
身体がぶつかってしまうと火事の危険もあるため、コンロの真後ろは避ければよかったです。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例⑦「リビングから丸見え」
冷蔵庫をリビングに近い手前側に設置したので、来客中に冷蔵庫の中が丸見えになっています。調理中に冷蔵庫を開けるたびに、リビングにいる子どもがお菓子やジュースを欲しがるのも困っています。
冷蔵庫の位置で実際に後悔した事例⑧「日差しが冷蔵庫に当たる」
窓から強い日差しが直接冷蔵庫に当たるので、太陽光の影響で消費電力が増えてしまっています。光熱費が上がってしまっているので、日差しが届かない場所に冷蔵庫を設置すればよかったです。
冷蔵庫の位置で失敗しないためのチェックポイント
扉の開く方向や開け閉めがスムーズであるか
冷蔵庫を設置する際、扉の開く方向が壁と反対側であることを確認しましょう。利き手やキッチンの動線も考慮して配置を決めると、使いやすさが格段に向上します。
観音開きの扉を持つ冷蔵庫なら、左右どちらにも開くため、配置が比較的自由になります。また、扉を大きく開けたときに、隣の家具や壁にぶつからないかも確認が必要です。特に、食器棚などの奥行きにも気を配り、ドアや壁を傷つけないようにしましょう。
コンセントの位置は適当か
冷蔵庫のコンセントの位置は重要です。一般的に、コンセントは床から1.7〜1.8mの高さに設置されていますが、これは火災防止や漏電防止、掃除のしやすさ、そしてコンセントが抜けたことに早く気づけるためです。
もしコンセントが低い位置にある場合、冷蔵庫を設置する際に完全に隠さず、押しつぶさないように工夫しましょう。プランニングの段階で冷蔵庫の位置を確定し、高めの位置にコンセントを設置するのが理想的です。他の家電にも使うことを考えて、コンセントの位置には慎重になりましょう。
冷蔵庫・コンロ・シンクの距離や動線が保たれているか
冷蔵庫の位置を決める際、シンクやコンロとの距離にも注意が必要です。効率的な家事動線を確保するためには、「キッチントライアングル」という概念を参考にしましょう。
シンクからコンロまでの距離は1.2〜1.8m、シンクから冷蔵庫までの距離は1.2〜2.1m、そしてコンロから冷蔵庫までの距離は1.2〜2.7mが理想とされています。これら3辺の合計が3.6mから6.6mの範囲内に収まると、使いやすいキッチンが実現します。この基準をもとに、適切な位置を検討してみてください。
冷蔵庫の買い替え時にも搬入・設置できるか
冷蔵庫は永遠に使えるわけではないので、買い替え時にもスムーズに搬入・設置できるかを考慮する必要があります。
家族構成やライフスタイルの変化により、将来的に大きな冷蔵庫が必要になるかもしれません。そのため、設置場所だけでなく、玄関や廊下の幅、障害物の有無など、搬入経路も確認しておくことが大切です。事前に搬入経路を確保しておくことで、将来のトラブルを未然に防ぐことができます。
オススメの冷蔵庫の位置3選
キッチンの入口側
キッチンの入口に冷蔵庫を置くと、調理中に他の人が冷蔵庫を開けても邪魔にならないため、スムーズに料理ができます。
また、買い物から帰ってきた際に、入口からすぐに冷蔵庫に食材をしまうことができるので、動線を重視する方に特におすすめです。キッチン全体の流れをスムーズにするための工夫として最適です。
パントリーの中
パントリーの中に冷蔵庫を設置するのは、見た目を重視する方におすすめです。パントリー内にあるため、キッチンの見た目がすっきりし、食品の出し入れも非常に便利です。
最近では、このレイアウトが特に人気となっています。「パントリーに冷蔵庫を置く」というスタイルは、収納スペースの有効活用にもつながります。
三角形になる位置
冷蔵庫の位置として最もおすすめなのは、シンク・コンロ・冷蔵庫が上から見て三角形になる配置です。
これは「ワークトライアングル」とも呼ばれ、3辺の合計が3.6m以上6.6m以下であることが理想とされています。この配置にすることで、調理や後片付けの動線が効率的になり、作業のしやすさが大幅に向上します。効率的なキッチンレイアウトを求める方には、ぜひこの配置を試してみてください。
オススメできない冷蔵庫の位置3選
冷蔵庫の設置場所は、キッチンの使いやすさや効率に大きな影響を与えます。ここでは、冷蔵庫を置くのに適さない3つの場所についてご紹介します。
キッチンの奥まった場所
キッチンの一番奥に冷蔵庫を置くと、料理をする際の動線が悪くなります。
頻繁に冷蔵庫を使う場面では、無駄な移動が増えてしまい、作業効率が低下します。できるだけキッチンの中央付近に設置することをおすすめします。
シンクに近すぎる場所
シンクのすぐ隣に冷蔵庫を置くと、水が跳ねて冷蔵庫にかかる可能性があります。
これにより、冷蔵庫が故障するリスクが高まります。また、湿気も冷蔵庫の性能に悪影響を与えるため、シンクからは少し離れた場所に設置する方が安全です。
扉の開閉が困難な場所
冷蔵庫の扉が壁に当たるような場所に設置すると、扉の開閉がスムーズにできなくなります。
特に、冷蔵庫の扉が壁に直接ぶつかる場合、全開にできないこともあり、中の物を取り出すのが不便です。扉が十分に開けるスペースを確保できる場所に設置しましょう。
まとめ
冷蔵庫の位置は、後から変更をするのが難しいです。今の場所で失敗しないかどうか、必ず検証することが必要です。
冷蔵庫の位置は人によって様々で、正解がありません。メリット・デメリットをしっかりと把握し、自分の家庭に合った位置に配置することが重要です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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