三階建ての家|把握すべきメリット・デメリット13選

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三階建ての家を検討している方へ

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「家族の人数も多いし、土地を有効活用できる三階建ての家を建てたい!」という方は多いです。

三階建ての家について調べてみると、ネガティブな意見もかなり多いです。「年を取ると上り下りが大変」「三階建ての方が揺れる」といった意見です。

しかし、三階建てには、二階建てにはないメリットがたくさんあります。今回は、三階建てのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

そもそも三階建てってそんなにオススメ?

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三階建てにもメリットが多くありますが、単純に同じ広さの家に住むのであれば三階建ては不便です。

当然ですが、二階建ての方が住みやすいですし、二階建てよりは平屋の方が住みやすいです。タテの導線はそれほど苦になるものです。

しかし、三階建ての家のメリットは、狭い土地でも部屋や収納の面積を大きく取れることです。

三階建ての家のメリット8選

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三階建ての家のメリットについて、8つ紹介します。

狭い土地を有効活用できる

三階建ての家を建てる上で、最も大きいメリットが「狭い土地を有効活用できる」ことです。

建ぺい率・容積率といった用途制限にもよりますが、床面積を二階建てより圧倒的に広く取ることができます。「駅から近いけど土地が狭くて高い」という方は、三階建ての家を検討する価値があります。

土地の購入資金を抑えられる

二階建てに比べ、三階建ての家は土地面積が少なくても建てることができます。本来住居にできないような土地でも三階建ての家であれば建てられるので、土地代を大きく削減できるケースも多いです。

家からの眺めが良い

三階建ての家は、建物の高さが高いため家からの眺めがとても良いです。

二階建てと比べると数メートル高いだけですが、この数メートルの差は大きいです。窓から見る景色は、大きく違ってきます。

日当たり・風通しが良い

二階建てよりも背が高いため、日当たりや風通しが良くなるケースが多いです。周りの建物にもよりますが、周りに比べて高い家の場合は非常に過ごしやすくなります。

家族間のプライバシーを保つことができる

最近の家を見ていると、吹き抜けやリビング階段によって家族間のプライバシーが守れていないケースも多くみられます。

三階建ての家であれば、3フロアに分かれているので家族間のプライバシーを保つことができます。少し家族と距離を置きたい時には、別のフロアに行くことができます。

二世帯住宅などプライバシーをある程度分けたい場合など、三階建ては検討の余地ありです。

構造計算が必須のため信頼できる

二階建ての場合は、構造計算が必須ではありません。対して、三階建ての家は構造計算が必ず必要となります。

固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重など、家がどこまで耐えられるかを計算するのが構造計算です。構造計算が必須だと、地震・強風・風などに対する建物の強さが分かるので、安心できます。

窓の位置は自由度が高い

二階建てでリビングが一階にある場合に比べ、三階建ての家は窓の自由度が高いです。開放的な窓を設置しても、周りの視線が気になりません。

スタイリッシュな外観を表現できる

一般的な二階建ての家は、外観がありきたりな外観になってしまいがちです。対して、三階建ての家は数が少ないので、新鮮味がありスタイリッシュな外観を表現しやすくなります。

三階建ての家のデメリット5選

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次に、三階建ての家のデメリットについて、詳しく解説します。

導線の問題がある

三階建ての家は、二階建ての家に比べて導線の問題が多いです。

例えば、一階で畳んだ洗濯物を三階まで持っていくのは大変です。二階建てに比べて上り下りが多くなり、二階建てに比べると導線の問題が多いのです。

導線の問題は、工夫することである程度軽減できます。洗濯物を干すのが面倒であれば、乾燥まで出来る洗濯機を購入しましょう。また、布団干しが面倒であれば、布団乾燥機を使用することでこのデメリットは軽減できます。

冷暖房効率が悪い

冷暖房効率は、マンションや二階建ての戸建に比べると圧倒的に悪いです。

最も冷暖房効率が良いのは、ワンフロアのマンションです。リビングの大型エアコンの冷気が他の部屋にも行きわたりますし、そもそも鉄筋コンクリートなので木造に比べて冷暖房効率は圧倒的に良いです。

木造の家は冷暖房効率が悪く、さらに三階建ての家は良くないです。一階と三階では、熱気は上に流れるので三階が暑くなってしまいます。室温の差は、良い断熱材を使ってもなかなか改善されません。

また、三階にエアコンを設置するのは、費用が高くなります。さらに、三階建ての家は室外機を置く場所にも苦労します。

バリアフリー住宅は難しい

将来足腰が弱くなった時の生活を考えて、最初からバリアフリー住宅を検討する方は多いです。

しかし、バリアフリー住宅は三階建てで実現するのは非常に難しいです。生活をする上でどうしても階段の上り下りが発生してしまいます。

体が衰えた時に住みにくい

今は実感が無いかもしれませんが、高齢になっても三階建ての家に住み続けるのは大変です。

しかし、二階建ても階段があるのは同じです。階段が増えているだけなので、階段の上り下りが発生するのは同じです。

逆に考えれば、定期的に階段の上り下りがあると、足腰を鍛えることができます。階段を上り下りする筋肉を付けることで、足腰を保ちましょう。

地盤改良費用が高い可能性がある

三階建ての家を建てる場合、住宅が重いので地盤改良が必要になるケースが多いです。

地盤改良は、実際に建てようと思った土地に地盤調査を行います。地盤調査の結果、地盤改良工事が必要かどうか判断することになります。

地盤改良工事の深さにもよりますが、50~100万円程度の費用が掛かることもあります。

三階建ての家ならではの工夫も多い

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三階建ての家を建てる場合、三階建てだから出来ることも多いです。

例えば、屋上を設置することです。屋上をルーフバルコニーにして、屋上で食事をしたり、起きて朝日を浴びるなど二階建てでは出来ない生活を実現できます。

デメリットもあるものの、三階建ては暮らしやすい面も多いです。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?