サティスホームの欠陥報道とは?
「サティスホームで家を建てたい!」
「欠陥報道があったって本当?」
低価格かつ高性能の注文住宅を展開している「サティスホーム」。非常にコストパフォーマンスの高い家を提供していますが、一方で欠陥があったことも事実です。
この記事では、サティスホームで家を建てるメリットや欠陥報道について、詳しく解説します。
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サティスホームとは?
サティスホームは、主に東海地方の三重県・岐阜県・愛知県・滋賀県などで、地域密着型の工務店として営業しています。「これからお金がかかる若い子育て世代にこそマイホームを!」というスローガンのもと、ローコスト価格で自由設計の注文住宅を提供しています。その秘訣は、徹底したコスト管理にあります。
例えば、サティスホームは高額な維持費のかかるモデルハウスを持たず、代わりに自社で建築した顧客の家を借りて現場見学会を開催する営業方針を取っています。モデルハウスの維持費を削減できることにより、その分を料金に還元しています。また、顧客と予算に応じて建てられた実際のマイホームを見学することができるため、オプションで彩られたモデルハウスよりも参考になります。
さらに、サティスホームは高額なテレビ広告を行わず、グループ会社と連携して大量一括仕入れを行うなど、コスト管理を徹底することで、「大手ハウスメーカーよりも30%安く自由設計の注文住宅を建てることができる」という強みを持っています。
また、サティスホームでは基本的にオプション工事を必要とせず、そのまま住める家を建てています。カーテン、照明器具、1階の雨戸シャッター・下駄箱・収納・オール電化など、生活に必要な設備は初めから本体価格に含まれているため、後から追加費用がかかりにくい料金システムとなっています。
注文住宅の計画では、初めの見積もりから次々と追加費用がかかってしまうことが一般的ですが、このような追加費用が極力かからない料金システムは利点と言えます。
サティスホームの住宅性能
サティスホームの注文住宅は、平均以上の住宅性能を誇りながらも、「坪単価40~49万円」前後というローコスト住宅の価格帯で建てられるのが強みです。さらに、この坪単価には、カーテンや照明器具、オール電化などの生活に必要なものが初めから含まれているコミコミ価格となっています。
子育て世代を主なターゲットにしているだけあり、徹底したコスト管理を行っており、コストパフォーマンスは非常に優れていると言えるでしょう。
サティスホームは性能バランスも優れているため、性能面での心配はほとんどありません。予算をできるだけ抑えて自由設計の注文住宅を建てたい方にとって、サティスホームは必見の選択肢となります。
耐震性能
サティスホームでは、木造軸組み工法を基にした軸組みパネル工法を採用しています。この工法では、耐力壁として壁倍率2.5倍の強力な面材である「ダイライトパネル」を使用しています。
通常の木造軸組み工法では、構造材の接合部分に地震エネルギーが集中するという弱点がありますが、サティスホームでは耐力パネルを建物の荷重を支える重要な箇所に設置することで、より高い強度を実現しています。さらに、梁や筋交いの強度も向上させており、梁は通常よりも2サイズ太く、筋交いも通常よりも1.3倍太い木材を使用しています。
サティスホームの工法は、従来の木造軸組み工法と比べてさまざまな部分で強度を向上させていますが、耐震等級の取得は行っていないため、この点には留意する必要があります。
サティスホームの注文住宅は「耐震等級2~3相当」の耐震性を持っているようです。ただし、サティスホームは完全自由設計を採用しているため、プランによって耐震性に若干の幅があります。自身のプランでどの耐震等級に該当するかを確認するためには、しっかりとヒアリングが必要です。
断熱性能
サティスホームでは、標準仕様として断熱材に「吹き付けウレタンフォーム」を使用し、屋根部分には160mm、外壁部分には80mmの厚さで施工しています。床下部分の厚さについては情報が不明ですが、屋根と外壁には十分な断熱層が設けられていると言えます。
吹き付けウレタンフォームは施工時に構造躯体のすみずみまで入り込んで密着し、膨らむ性質を持っています。そのため、気密性を確保しやすく、断熱性能も一般的なグラスウール(10K)の約1.5倍と非常に優れています。
サティスホームの断熱性能は、標準仕様で「UA値:0.6以下」となり、ZEH基準を超えています。このような高い断熱性を、比較的低コストで実現している点は高く評価されます。
省エネ性能
サティスホームは、省エネ・創エネに特化したZEH住宅に積極的に取り組んでいる建築会社です。
ZEHとは、家で消費するエネルギーと家で創るエネルギーを差し引いてゼロを目指す住宅のことです。高い断熱性能を持つ家は、元々消費エネルギーが少なくて済みますが、太陽光パネルなどの創エネ設備を追加することで光熱費のランニングコストを大幅に削減できます。
サティスホームは、標準仕様でZEH基準を上回る「UA値0.6以下」をクリアしています。そのため、太陽発電設備やHEMSなどの最小限の設備追加でZEH住宅を実現することが可能です。断熱材の増量などにオプション料金がかかるハウスメーカーと比較すると、サティスホームは手頃な価格でZEH基準をクリアできます。
アフターサービス
新築の住宅を建設する場合、品確法という法律によって「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」については10年間の初期保証が義務付けられています。サティスホームでは、この「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」に関しても、品確法により定められた10年の初期保証を提供しています。
初期保証は、品確法で定められた最低限の範囲ですが、サティスホームでは初期保証の10年が終了した後も、有償のメンテナンス工事を10年ごとに受けることで、最長30年まで保証を延長することが可能です。
また、サティスホームではアフターサポートとして、建物の引き渡しから1か月後・6か月後・1年後・3年後・5年後・10年後の計6回の無料定期点検を実施しています。
サティスホームで家を建てて満足した事例3選
次に、サティスホームで家を建てて満足した事例をご紹介します。
快適な住まいを手に入れた
サティスホームが提供する標準仕様の断熱性能は非常に優れており、私はそのままの仕様で家を建てましたが、何の不自由も感じませんでした。
サティスホームでは、生活に必要なカーテン・照明・ユニットバス・トイレなどが最初から標準で組み込まれています。また、断熱性能については、グラスウールの10倍以上の性能を持っています。
このような標準仕様(サティスホームでは「ALL in ONE」と呼んでいます)で、十分に快適な暮らしを実現できました。
住宅の性能が高い
サティスホームの住宅は、性能が非常に優れており、大手企業よりも価格が安いです。ただし、間取りの提案力にはやや不満がありますので、事前に大手企業のアイデアを参考にして、自分が望む家のイメージを伝えることが最も安全かもしれません。スタッフの対応は非常に丁寧でした。
担当してくれた人の対応が良い
最初の印象は非常に良かったです。家の仕様の説明もスムーズに行っていただき、強引な感じもありませんでした。
私がローコストを考えていたため、他の企業では不可能と言われた要望も、サティスホームさんでは「こうするとコストを下げられて理想に近づけると思いますよ」と提案していただけたり、「お子さんの年齢を考えると、今このようにしておくと後々手を加えずに済むと思いますよ」といったアドバイスも色々と相談できました。
担当者の印象が良かっただけでなく、一般の人が気づかないようなポイントをプロの視点から提案してくれることは、大変助かります。
サティスホームの欠陥報道とは?
2021年にYouTubeにアップされた動画があるのですが、2015年に施工されたものであり、動画が公開された時点で炎上が起きたようです。動画の中で取り上げられた内容を一部まとめると以下のようなものです。
・激しい雨が降ると天井から水が漏れる
・断熱材が一部剥がれて垂れ下がっている
・石膏ボードが貼られていない箇所がある
・床下や天井裏、配管周りがカビで覆われている
・契約とは異なる材料や設計、施工が行われている
この動画は長編であり、鈴鹿市の対応も含まれていますが、検討中の方にとっては一見する価値のある内容です。ただし、7年も前の出来事なので、改善されている可能性も考えられます。
サティスホームは検討すべき!
この記事では、サティスホームで家を建てるメリットや欠陥報道について、詳しく解説しました。
ローコスト住宅は高額な資金が必要なく、負担なくマイホームを手に入れることができます。将来的には、子供が成長したらリフォームやリノベーション、あるいは建て替えを検討することもできるでしょう。
さらに、サティスホームはローコストとはいえ、耐震性や断熱対策もしっかりと施されているため、その人気の高さも納得できます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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・グレードの高い住宅展示場のモデルハウスは参考にならない。
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