シーサンドコートって実際どう?後悔を未然に防ぐためのポイント
住友林業の家といえば、シーサンドコートの外観が人気ですよね。しかし、シーサンドコートは他の外壁塗料と比較して高いだけに見えてしまうかもしれません。
どの製品もデメリットは存在しますし、シーサンドコートも例外ではありません。その選び方や維持方法によっては後悔することもありえます。
この記事では、シーサンドコートを選ぶ際のポイントと、長期間美しく保つための維持方法について解説します。

「まずは住宅展示場へ行こう」と思っている方はちょっと待って!
まずは自宅でしっかりと情報を集めてから住宅展示場に行かないと、営業マンの話を一方的に聞いて、大した収穫もなく帰ることになります。
「タウンライフ家づくり」は、自宅にいながら全国1180社以上のハウスメーカーや工務店の中から、提案を受けることができるサービス!
他にも資料を一括で請求できるサービスはありますが、タウンライフ家づくりが凄いのは、資料だけでなく「間取り提案」「詳細な見積もり」が複数社から無料で貰えます!
\簡単・たったの3分/
無料の間取り・見積もり提案はコチラから >
シーサンドコートの特徴と魅力
シーサンドコートは、住友林業オリジナルのモルタル外壁材で、貝殻やサンゴが混ぜ込まれています。太陽の光でキラキラと反射し、美しさと上質感を醸し出してくれるのが大きな特徴です。
シーサンドコートの基本情報
シーサンドコートは住友林業でしか採用できないため、シーサンドコートを希望する人が住友林業を選ぶケースも少なくありません。その主な特徴は以下の通りです。
・おしゃれで上質感がある
・耐久性が非常に高い
・目地が一切ない
・防水性が高い
・かびや藻類を抑制する
これらの特徴から、シーサンドコートは見た目の美しさだけでなく、機能性も高い外壁材だといえるでしょう。
シーサンドコートの製造メーカー
シーサンドコートの塗料を住友林業へ納品しているのはエスケー化研です。シーサンドコートを使用した塗装は住友林業でのみの取り扱いとなっていますが、塗料メーカーはエスケー化研であり、住友林業に独自提供しています。
そのため他の塗装業者へ依頼しても、シーサンドコートを使用した塗装は不可能と言われています。ただし、シーサンドコート自体にこだわりが無ければ、住友林業と契約をしなくても類似の塗装は他にもあります。
エスケー化研との取り扱いのある業者を選ぶと、シーサンドコートに似た塗装を選択することも可能なので、費用等を押さえたい場合は、一考の価値があるかもしれません。
人気色の特徴と実例
シーサンドコートの人気色は「01」「02」「03」「04」「07」などがあります。特に圧倒的人気1位が純白の「01」です。シーサンドコートは、明るい色の方が珊瑚や貝がらがキラキラと輝いて見えやすいようです。
また、外構の樹木や軒天の木目とのメリハリも強く出ますので、魅力的な外観を作りやすいのも特徴の一つです。
シーサンドコートの耐久性と寿命
シーサンドコートは30年耐用型外装部材として知られていますが、実際のところどの程度の耐久性があるのでしょうか。
耐用年数の実態
シーサンドコートの耐久性と長寿命は評判ですが、一般的な耐用年数は約20年と言われています。これはあくまで目安であり、実際の寿命は施工方法や環境条件、そしてメンテナンスの状況によって変わってきます。
シーサンドコートは、他の一般的な塗料と比較して非常に厚く塗られるため、初めて塗装した後も長い間その美しい外観を維持します。しかし、その厚さが耐久性を保証する一方で、ひび割れのリスクも増してしまう可能性があります。
塗り替え時期の目安
シーサンドコートの耐用年数は一般的に約20年とされていますが、それがそのまま塗り替え時期とは限りません。住友林業の担当者に話を聞く限り、10年程度は問題なくもつようです。
施工環境や塗装の状態、そして定期的なメンテナンスの有無など、さまざまな要素が影響します。例えば、厳しい天候条件下や、塗装表面にダメージが見られる場合、早めの塗り替えが必要となることもあります。
維持管理費用の実態
シーサンドコートの維持管理費用は、施工環境やメンテナンスの頻度、そして塗り替えのタイミングによって変わります。シーサンドコートは他の塗料に比べて初期費用が高い一方、その長い耐用年数と耐候性により、長期的に見れば経済的な選択となることが多いです。
高圧洗浄や補修などのメンテナンス作業は、業者に依頼すると数万円から数十万円程度かかることが一般的です。自分でメンテナンスをする場合は、高圧洗浄機を購入するという選択肢もあります。
シーサンドコートで後悔しないための注意点
シーサンドコートを選ぶ際には、いくつかの注意点を知っておくことが重要です。後悔しないためのポイントを見ていきましょう。
シーサンドコートのデメリット
シーサンドコートにもいくつかのデメリットが存在します。
まず一つ目は、汚れが目立ちやすいという点です。シーサンドコートはその特性上、サイディングやタイルに比べて汚れやホコリが付着しやすく、それが目立つ傾向にあります。これは特に白や淡い色調のコートに顕著です。定期的な清掃やメンテナンスが必要となり、その手間や費用を考慮する必要があります。
また、二つ目のデメリットとして、施工の際に職人によるムラが出る可能性があります。シーサンドコートは手作業で塗られるため、施工者の技術により完成度が左右されます。一部にムラや塗り漏れが見られることがあり、それが外観に影響を及ぼすことがあります。
最後に、三つ目のデメリットは費用が高いという点です。シーサンドコートはその耐久性と美観から初期投資が高くなります。しかし、その長い耐用年数を考慮すれば、長期的に見てコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
シーサンドコートに似た代替塗料
シーサンドコートのメーカーはエスケー化研ですので、エスケー化研は類似の塗料を複数種類持っています。例えば、セラミエレガンスやサンドフレッシュ、ラピスあたりが候補になるでしょう。
また、株式会社アペティーが製造・販売している自然石調セラミック塗料『ラピス』もおすすめです。ラピスは、自然石を吹き付け工法によって吹き付けて仕上げるのでシーサンドコートの様な高級感が演出できるのが特徴です。
また、見た目だけでなくクラック(ひび割れ)に強いことや塗膜の耐久性が高いなどの機能面も優れています。親水性が高い塗料でもありますので外壁に汚れが付着しずらく綺麗な外壁が長持ちしてくれるようです。
ひび割れ対策とその重要性
シーサンドコートはその美しさと耐久性で評価されていますが、ひび割れの問題も無視できません。ひび割れは、下地がモルタルである以上、シーサンドコート以外の塗料でも発生する現象です。
住友林業では30年の保証がありますが、地震や暴風雨などで発生したものは補償対象外になることがあります。これに対する対策としては、定期的な点検と補修が重要です。ひび割れが見つかった場合は、適切な補修を行うことで、ひび割れからさらなるダメージを防ぐことができます。
シーサンドコートのメンテナンス方法
シーサンドコートを長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが不可欠です。ここでは具体的なメンテナンス方法について解説します。
黒ずみと苔対策の具体的方法
苔の発生による黒ずみは、湿度や陰影、汚れなどが原因で起こります。苔が発生すると、外観を損なうだけでなく、塗料の劣化を早める可能性もあります。
これに対する対策としては、定期的な清掃が効果的です。特に、雨季や湿度が高い季節には注意が必要ですので、晴れの日に高圧洗浄機により一気に洗浄し、太陽光による乾燥を定期的に行うと良いでしょう。
高圧洗浄の効果と正しい方法
高圧洗浄機による清掃の効果は大きい一方で、その操作には十分な注意が必要です。シーサンドコートは厚く塗られるため、強い水流により表面が傷つくことがあります。そのため、高圧洗浄は適切な圧力で、そして適切な角度から行うことを心掛けましょう。
また、高圧洗浄後は十分な乾燥が必要です。湿った状態が続くと、シーサンドコートの劣化を早める原因となります。特に、雨季や湿度が高い季節は、洗浄後の乾燥に注意が必要です。
さらに、高圧洗浄は専門的な知識と技術を必要とするため、不安がある場合はプロの業者に依頼することも検討しましょう。適切な洗浄で、シーサンドコートの美しさを長期間保つことができます。
実際のメンテナンス費用と頻度
シーサンドコートのメンテナンス費用は、業者に依頼すると1回あたり数万円から数十万円程度かかることが一般的です。メンテナンスの頻度は、環境や状態によって異なりますが、5年に1回程度の清掃と10年に1回程度の点検・補修が推奨されています。
自分でメンテナンスを行う場合は、高圧洗浄機の購入費用(2〜5万円程度)と、清掃に使用する洗剤などの費用がかかります。頻度としては、年に1〜2回の清掃が理想的です。
シーサンドコートの実例と感想
実際にシーサンドコートを採用した家の事例や感想を紹介します。
実際に採用した人の感想
シーサンドコートを採用した多くの人が、その美しさと高級感に満足しています。特に白色(01)を選んだ人は、外構の樹木や軒天の木目とのコントラストが美しいと評価しています。
ある採用者は「2年経過した今でも汚れが目立つことはなく、思っていたよりも汚れが付きやすいというわけではなさそうです」と語っています。高圧洗浄機を購入したことで、定期的な清掃も容易になったようです。
長期使用での問題点
長期使用での問題点としては、ひび割れと汚れの蓄積が挙げられます。ひび割れに関しては、住友林業に相談しても具体的な対策が示されないことがあるという声もあります。
また、10年以上経過すると、汚れや苔の発生が目立つようになる可能性があります。定期的なメンテナンスが重要ですが、住友林業の定期メンテナンスは費用が高いという指摘もあります。エスケー化研の取り扱いのある外部業者に補修を依頼する方が良い場合もあるようです。
後悔しないためのアドバイス
シーサンドコートで後悔しないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 色選びの際は、汚れの目立ちやすさも考慮する
2. 施工時には職人の技術をしっかりと確認する
3. 定期的なメンテナンスの費用と手間を理解しておく
4. ひび割れが発生した場合の対応方法を事前に検討しておく
5. 高圧洗浄機の購入など、自分でできるメンテナンス方法を知っておく
これらのポイントを押さえておくことで、シーサンドコートを長期にわたって美しく保つことができるでしょう。
シーサンドコートに関するよくある質問
シーサンドコートについてよく尋ねられる質問に答えます。
メンテナンス時期の目安
シーサンドコートのメンテナンス時期の目安は、清掃は年に1〜2回、点検は5年に1回程度、補修や塗り替えは10〜20年に1回程度です。ただし、環境や状態によって異なりますので、定期的な点検を行い、必要に応じてメンテナンスを行うことが重要です。
汚れやすさの真実
シーサンドコートは汚れやすいというイメージがありますが、実際には他の外壁材と比べて特別汚れやすいわけではないようです。ただし、白や淡い色調のコートは汚れが目立ちやすいため、定期的な清掃が重要です。
また、地域や環境によっても汚れやすさは異なります。交通量の多い道路に面している場合や、樹木が多い環境では、汚れや苔の発生リスクが高まる可能性があります。
DIYでできるメンテナンスの範囲
DIYでできるメンテナンスの範囲は、主に清掃と簡単な補修です。高圧洗浄機を使った清掃は、適切な圧力と角度で行えば自分でも可能です。
また、小さなひび割れや汚れの補修も、専用の補修材を使えば自分で行うことができます。ただし、大きなひび割れや深刻な劣化がある場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
シーサンドコートの選び方のポイント
シーサンドコートを選ぶ際のポイントを解説します。
色選びのコツと注意点
シーサンドコートの色選びでは、以下のポイントを考慮するとよいでしょう。
1. 明るい色(特に01)は珊瑚や貝がらのキラキラ感が強調される
2. 外構の樹木や軒天の木目とのコントラストを考える
3. 汚れの目立ちやすさも考慮する(白い色は汚れが目立ちやすい)
4. 周辺環境や家の雰囲気に合った色を選ぶ
また、モデルハウスや実例を見て、実際の色味を確認することも重要です。光の当たり方によって見え方が変わることがあるので、できれば晴れの日と曇りの日の両方で確認するとよいでしょう。
仕上げパターンの種類と特徴
シーサンドコートの仕上げパターンには、ラフ、刷毛引き、ヘアーライン、トラバーチン、シラスLなどがあります。それぞれ異なる質感と雰囲気を持っています。
ラフは標準仕様であり、自然な質感が特徴です。刷毛引きは手作業の味わいが出る仕上げで、和モダンな雰囲気に合います。ヘアーラインは繊細な線状の模様が特徴で、スタイリッシュな印象を与えます。
トラバーチンは石のような質感が特徴で、高級感のある外観を作ります。シラスLは火山灰を思わせる独特の質感が特徴で、個性的な外観を求める人におすすめです。
予算と長期コストの考え方
シーサンドコートを選ぶ際は、初期費用だけでなく長期的なコストも考慮することが重要です。シーサンドコートは初期費用が高い一方、耐久性が高く、長期的に見るとコストパフォーマンスが良い場合があります。
また、メンテナンス費用も考慮しましょう。定期的な清掃や点検、10〜20年後の塗り替えにかかる費用も含めて検討することが大切です。
自分でどこまでメンテナンスができるかも考慮し、必要に応じてプロの業者に依頼する費用も予算に含めておくとよいでしょう。
まとめ
シーサンドコートは住友林業オリジナルのモルタル外壁材で、その美しさと耐久性から多くの人に選ばれています。しかし、後悔しないためには、そのメリットとデメリットをしっかりと理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
色選びやメンテナンス方法、コストなどを総合的に考慮し、自分のライフスタイルや予算に合った選択をすることで、長期間にわたって美しい外観を楽しむことができるでしょう。
シーサンドコートは確かに初期費用が高く、メンテナンスも必要ですが、その上質感と耐久性を考えると、多くの人にとって後悔しない選択となるかもしれません。ぜひ、この記事を参考に、シーサンドコートを選ぶ際の参考にしてみてください。
シーサンドコートで後悔しないためには、正しい知識と適切なメンテナンスが鍵となります。この記事が、あなたの家づくりの一助となれば幸いです。
住宅展示場に行こうと思っている方や間取りで悩んでいる方へ

注文住宅を検討している方は、「とりあえず住宅展示場へ行ってみようかな?」という方がほとんどです。
しかし、住宅展示場はオススメしません。理由は下記の3つです。
・グレードの高い住宅展示場のモデルハウスは参考にならない。
・大した収穫もなく、資料だけもらって帰ることになる。
また、ハウスメーカーは決まっているけど、間取りに悩んでいるという方へ。他の会社からも間取り提案を無料で受けられるとしたら、魅力的ではないでしょうか?
そこで、オススメするサービスが「タウンライフ家づくり」です。
「タウンライフ家づくり」は完全無料で資料・間取り提案・見積もりがもらえる

「タウンライフ家づくり」は、自宅にいながら全国のハウスメーカーや工務店から提案を受けることができるサービスです。
他にも資料を一括で請求できるサービスはありますが、タウンライフ家づくりが凄いのは、資料だけでなく「間取り提案」「詳細な見積もり」が無料で貰えることです。
累計利用者数は40万人となり、毎月5,000人以上が利用する人気のサービスとなっています。
\簡単・たったの3分/
無料の間取り・見積もり提案はコチラから >
全国1180社以上の加盟店で希望の会社が見つかる
誰もが知っている大手ハウスメーカー27社に加えて、全国のハウスメーカーや工務店など合わせて1180社以上の登録があります。これだけのハウスメーカーや工務店がタウンライフ家づくりに登録していることで、信頼を集める理由となっています。下記はほんの一例です。

また、アンケート調査では、注文住宅部門で3冠を達成しています。

\簡単・たったの3分/
無料の間取り・見積もり提案はコチラから >
依頼は簡単で最短3分の2ステップ

タウンライフ家づくりへの依頼は、とても簡単です。
・希望のハウスメーカー・工務店を選択
\簡単・たったの3分/
無料の間取り・見積もり提案はコチラから >
【PR】
【関連記事はこちら】