積水ハウスの平屋3000万円の実例3選!30坪で建てる費用と間取りを解説
「積水ハウスで平屋を建てたい。予算は3000万円でどのくらいの広さになるのだろう?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
積水ハウスは国内トップクラスのハウスメーカーとして知られており、平屋でも高品質な住まいを実現できることで人気があります。ただし、3000万円が建物本体の価格なのか、諸費用込みの総額なのかによって、建てられる家の広さや内容が大きく変わってきます。
この記事では、積水ハウスの平屋の坪単価や、3000万円で建てられる平屋の広さ(坪数)、そして実際の間取り実例を3つご紹介します。予算内で後悔しない家づくりをするためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
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積水ハウスの平屋と3000万円の関係を理解しよう
積水ハウスの平屋の坪単価は約100万円
積水ハウスの平屋の坪単価は、2024年時点で約100万円が目安となっています。大手ハウスメーカーの中でも高額な部類に入りますが、それだけ品質・デザイン・アフターサポートが充実しているためです。
積水ハウスの平屋には大きく2種類の商品があります。鉄骨造の「IS(イズ)シリーズ」と、木造の「SHAWOOD(シャーウッド)」で、どちらも坪単価は100万円前後となっています。
近年の資材価格や人件費の上昇により、ハウスメーカー全体で坪単価が10〜20万円ほど値上がりしており、積水ハウスも例外ではありません。積水ハウスはすべての住宅で「邸別自由設計」を採用しているため、コストを抑えた規格住宅がなく、価格が高くなりやすい構造になっています。
建物本体3000万円で建てられる平屋の広さ
坪単価が約100万円であれば、建物本体価格3000万円の場合に建築できる広さは30坪前後の平屋となります。30坪は約100㎡に相当し、間取りとしては3〜4LDKが可能な広さです。
実際に積水ハウスで建築した方の実例を見ると、建物本体3000万円で建てている方の多くは28坪前後で、2〜3LDKの間取りを実現しています。
国土交通省の「住生活基本計画」によると、都市部以外の戸建てで3人家族に必要な広さの目安は約100㎡とされています。30坪(約99㎡)という広さは、3人家族がゆとりをもって暮らすのに十分な広さといえます。
総額3000万円の場合は20坪前後になる
一方で、諸費用も含めた「総額3000万円」の場合は話が変わります。家づくりには建物本体以外にも、付帯工事費・設計料・工事管理料・外構工事費・消費税などが必要です。これらの費用は合計で800〜1000万円ほどかかるため、建物本体に使える金額は2000〜2200万円程度になります。
2200万円を坪単価100万円で割ると約22坪となり、間取りは1LDKからコンパクトな2LDKが目安となります。ファミリー向けの広さを希望する方には厳しい条件となるため、資金計画を立てる際は「本体価格」と「総額」をしっかり区別することが大切です。
もし総額3000万円が絶対条件であれば、積水ハウス以外の規格住宅を展開するハウスメーカーとの比較検討もおすすめです。
積水ハウスの平屋3000万円の見積もり内訳を公開
シャーウッド30坪の見積もり実例
積水ハウスの木造「シャーウッド」で建築した約30坪の平屋の見積もり実例をご紹介します建物本体価格は2980万円でしたが、各種費用が加わることで総額は4400万円前後になっています。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 建物本体価格 | 2,980万円 |
| 設計料 | 283万円 |
| 工事管理料 | 220万円 |
| 諸経費 | 270万円 |
| 申請料 | 20万円 |
| 付帯工事費(屋外給排水) | 130万円 |
| 地盤改良工事 | 100万円 |
| 外構工事 | 150万円 |
| 照明・冷暖房工事等 | 75万円 |
| 補助金割引 | -100万円 |
| 消費税(10%) | 約423万円 |
| 総額 | 約4,400万円 |
設計料・工事管理料・諸経費の3項目だけで約770万円に達している点に注目してください。
これらは積水ハウスが誇る高い提案力・施工品質・ブランド価値への対価として明確に計上されるもので、ローコストメーカーとは費用の内訳が異なります。
相見積もりで400万円の値引きに成功した実例も
上記の見積もりをベースに、他のハウスメーカー3社の相見積もりを持参して交渉した結果、約400万円の値引きに成功し、総額が約4000万円まで下がったという実例があります。
「建築費用の3〜10%が値引きの相場」とも言われており、相見積もりを取ることは家づくりで最も効果的なコスト削減策のひとつです。
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積水ハウスの平屋3000万円の実例3選(30坪・間取り付き)
実例1 鉄骨IS(イズ)回遊動線の2LDK平屋
1つ目は、鉄骨造のIS(イズ)シリーズで建てた約31坪・2LDKの平屋実例です。LDKを中心に、キッチン、サニタリー、子供部屋、寝室を回遊できる家事効率の高い動線が特徴です。
子供部屋は現在ひとつながりのワンルームですが、将来的に仕切りを設けて2部屋に分けられる「可変型設計」になっています。家族構成の変化にも柔軟に対応できる間取りは、長く住み続ける平屋ならではの工夫です。
外壁には鉄骨ISシリーズの象徴ともいえる「ダインコンクリート」を採用。落ち着いたトーンの重厚な外観に仕上がっており、30年間塗り替え不要という高耐久性と、邸宅感あるデザインを両立しています。延床面積は103.97㎡(約31坪)です。
実例2 木造シャーウッド 小屋裏収納付き2LDK平屋
2つ目は、木造シャーウッドで建てた約29.6坪・2LDKの平屋実例です。家の中央にLDKを配置し、主寝室と個室で挟むレイアウトにより、家族がリビングを自然と通り抜ける動線になっています。
天井高4mを超える三角天井(勾配天井)を採用したことで、床面積以上の開放感が生まれています。平屋では高さ方向への演出が空間の豊かさを大きく左右するため、三角天井は積水ハウスの平屋で人気の仕様のひとつです。
平屋で不足しがちな収納は、小屋裏収納を確保することで補っています。収納スペースをしっかり設けながらも、30坪以内に収めた実用的な間取りは、家族3〜4人での暮らしにも対応できます。延床面積は98.00㎡(約29.6坪)です。
実例3 木造シャーウッド 畳コーナー付き2LDK平屋
3つ目は、木造シャーウッドで建てた約28.7坪・2LDKの平屋実例です。LDKの右手に畳コーナーを設け、窓際にはベンチを造作した、和の温もりを感じる空間が特徴です。
天井と床材にはウォールナットを採用しており、木の質感がやさしく空間全体を包んでいます。約29坪という広さの中にも、畳コーナー・ベンチ・ウォールナット素材という「こだわりの空間」を設ける余裕があることがわかります。
外観は落ち着いた印象の寄棟屋根で、外壁材には木造シャーウッドでのみ採用できる「ベルバーン」を選択。陶器素材でできたベルバーンは塗り替えが不要で、初期費用を回収できる長期的なコストメリットがあります。延床面積は95.00㎡(約28.7坪)です。
積水ハウスの鉄骨とシャーウッド、平屋はどちらを選ぶ?
鉄骨ISシリーズの特徴と強み
鉄骨造のISシリーズは、積水ハウスの代名詞とも言える商品です。「ダイナミックフレーム・システム」と呼ばれる高強度の鉄骨軸組構法により、最大7mの大スパンを実現し、柱のない広々としたリビング空間が設計できます。
地震対策としては、耐震等級3に加え、独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」を標準搭載しています。地震の揺れを熱エネルギーに変換して吸収し、建物の変形を大幅に抑えます。
外壁には高温高圧のオートクレーブ養生で製造される「ダインコンクリート」が選べます。重厚感のある外観と高い耐久性を兼ね備え、塗り替えサイクルを大幅に延ばせる点が大きな魅力です。工業化製品ならではの安定した品質を求める方に向いています。
シャーウッド(木造)の特徴と強み
木造の「シャーウッド(SHAWOOD)」は、金属製金物で部材を緊結する独自の「シャーウッド構法」を採用しています。木造でありながらラーメン構造のような強靭さを実現し、耐震性を確保しつつ大開口の空間も設計できます。
木の温もりを感じる内装・外観のデザインが得意で、勾配天井や木材を活かした空間づくりにも向いています。家族のライフスタイルに合わせた自由度の高い設計が可能です。
シャーウッドを選ぶ最大の理由のひとつが、専用外壁「ベルバーン」の存在です。約1100℃の高温で焼成された陶器素材で、紫外線による色褪せや変色がほとんど起きず、塗り替えメンテナンスコストを大きく削減できます。長期的な維持費も含めて住宅を選びたい方におすすめです。
積水ハウスの平屋3000万円で後悔しないための5つのポイント
ポイント1 間取りはコンパクトでシンプルに設計する
家の形が複雑であるほど使用する建材が増え、建築費用が高くなります。廊下をできるだけ少なくして居室面積を最大化し、シンプルな形の平屋にすることが価格を抑える基本です。
凹凸のない長方形や正方形に近い形の間取りは、施工コストが下がるだけでなく、断熱性能や耐震性の面でも有利になります。
部屋数を増やしたい場合も、まず必要な部屋の優先順位を明確にして、コンパクトな間取りの中でどう実現するかを設計士と相談しましょう。
ポイント2 住宅設備は標準仕様から選ぶ
キッチン・お風呂・洗面台・トイレなどの住宅設備は、できる限り標準仕様の中から選ぶことで、見積もりからの金額の上昇を防げます。
積水ハウスは標準仕様が充実しているため、標準仕様の中で選んでもおしゃれで機能的な平屋が実現できます。オプションを追加すると費用はどんどん膨らんでしまうため、グレードアップする箇所には優先順位をつけましょう。
「絶対に譲れないこだわり」だけに予算を集中させる考え方が、後悔しない住宅設備選びのコツです。
ポイント3 屋根材の選択で大きくコストが変わる
平屋は2階建てに比べて屋根の面積が2倍近くなるため、屋根材の選択がコストに大きく影響します。瓦屋根はスレート屋根と比べて価格が高くなるため、屋根材を選ぶ際には初期費用だけでなく維持費も考慮することが重要です。
瓦屋根はメンテナンス頻度が低いというメリットがある一方で、初期費用は高くなります。スレート屋根は初期費用を抑えられますが、定期的な塗り替えが必要になります。
屋根材の選択はランニングコストにも直接影響するため、「長く住むことを前提にトータルコストで考える」という視点で選ぶとよいでしょう。
ポイント4 複数のハウスメーカーと比較して相見積もりを取る
家づくりで予算を抑えるために最も効果的な方法が「相見積もり」を取ることです。3社以上から相見積もりを取って契約前に交渉することで、総額から300〜400万円の値引きに成功した事例もあります。
値引き交渉は「建築費用の3〜10%が相場」とも言われており、決して難しいことではありません。相見積もりがあることで、担当者も誠実に価格交渉に応じやすくなります。
ポイント5 本体価格と総額をあらかじめ正しく把握する
家づくりで多くの方が後悔するのが、「本体価格」と「総額」の差を知らずに計画を進めてしまうことです。積水ハウスでは設計料・工事管理料・諸経費だけで約770万円かかるケースがあり、本体3000万円でも総額は4000万円を超えることが一般的です。
打ち合わせが進んで理想の間取りや仕様が決まった段階で「総額が想定外に高かった」と気づくのが、最も避けるべきパターンです。資金計画の段階から「総額は4000万円台になる」と認識した上でプランを立てましょう。
「どうしても総額3000万円台に収めたい」という場合には、他のハウスメーカーとの比較や、規格住宅が選べるメーカーの検討も視野に入れることをおすすめします。
まとめ 積水ハウスの平屋を3000万円で建てるために
3000万円の平屋の広さと総額のポイント
積水ハウスの平屋で「3000万円」を検討する際は、本体価格と総額を区別して考えることが最も重要なポイントです。
建物本体価格3000万円であれば約30坪の平屋が実現でき、2LDK〜3LDKの間取りが可能です。一方で、諸費用を含めた総額は4000〜4400万円程度になることを念頭に置いて資金計画を立てましょう。
全体予算が3000万円の場合、積水ハウスで建てられるのは20坪前後のコンパクトな平屋になります。ファミリー向けの広さを確保したい場合は、他のメーカーの規格住宅との比較検討も大切です。
後悔しない積水ハウスの平屋づくりのために
積水ハウスの平屋3000万円で後悔しないためには、コンパクトでシンプルな間取りにすること、住宅設備は標準仕様を基本にすること、屋根材・外壁材の選択でコストをコントロールすること、が重要です。
そして何より、相見積もりを取って複数のメーカーを比較することが、積水ハウスで後悔しない家づくりの最大のポイントです。
積水ハウスの邸別自由設計・ダインコンクリート・ベルバーン・アフターサービスには、他のメーカーにはない独自の価値があります。総額4000万円台という投資への納得感を持つためにも、比較と検討を十分に行った上で最終判断をしましょう。
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