セルロースファイバーは後悔する?デメリットも把握すべき
家を建てる際に、断熱材についてこだわっている方は意外に少ないです。
そのハウスメーカーの標準仕様を選ぶ方がほとんどで、性能の違いなどを検討しないのです。断熱材は「グラスウール」「ロックウール」「ポリエチレン」「ウレタンフォーム」など、様々な種類があるにも関わらずです。
この記事では、断熱材「セルロースファイバー」についてご紹介します。
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セルロースファイバーとは?
セルロースファイバーとは、新聞紙の古紙を利用した断熱材です。高性能な断熱効果がありながら、調湿・防虫・防音・防火といった効果もある断熱材となっています。
気密性が高く隙間なく施工できるため、断熱材の中でも性能はトップです。
断熱性能が高いため、光熱費を抑えることができます。また、防音効果が素晴らしく、小さなお子様がいらっしゃる家にもオススメです。
セルロースファイバーのメリット4選
まずは、セルロースファイバーのメリットについてご紹介します。
高い断熱性能
セルロースファイバーは、圧倒的な断熱性能です。壁と壁の間に隙間なくセルロースファイバーを入れるため、夏は涼しく冬は暖かい生活が実現できます。
特に夏は性能が実感でき、明らかにエアコンの効きが良いです。我が家では、エアコンの設定を29度にしても全く問題ありません。
夏の電気代は4,000円程度となり、セルロースファイバーにして良かったと思っています。
防火性能
添加されているホウ素系薬剤の効果により、優れた防火性能を発揮します。安全性と防虫効果が高い成分です。
結露防止・調湿性能
セルロースファイバーは木質素材からできているため、湿度を吸ったりはいたりしています。この性能により、結露防止にもつながります。
防音性能
セルロースファイバーは、カラオケルームやシアタールームに使われるほど防音効果が高いです。小さなお子様がいらっしゃる方や、家でピアノをしたい方、ペットの鳴き声が気になる方などにオススメです。
セルロースファイバーで実際に後悔した事例4選
次に、セルロースファイバーを選んで後悔した方の体験談をご紹介します。
セルロースファイバーで後悔した事例①「価格が高い」
セルロースファイバーはキングオブ断熱材と呼ばれますが、価格は高いです。これは、密度を高くするために、他の素材よりも多くの量が必要なためです。
グラスウールとセルロースファイバーを比べると、3倍以上の量が必要となるのです。さらに、建築現場でホースの吹き込み作業を行う必要があるため、価格が高いのです。
私の家の場合、グラスウールに比べ47万円の値上がりとなりました。
セルロースファイバーで後悔した事例②「壁内で沈下した」
セルロースファイバーが壁内で沈下したという方もいます。これは、セルロースファイバーはグラスウールに比べ重さが3倍ほどあり、壁の中で自重沈下が起こったためです。
これは、沈下しないように施工すれば大丈夫なのですが、施工の精度が低かったのが原因です。
セルロースファイバーで後悔した事例③「施工に日数が掛かる」
セルロースファイバーは1つ1つが吹き込み作業となり、2〜4日の工程が必要です。この間は、他の施工は基本的にできません。
セルロースファイバーで後悔した事例④「天井からセルロースファイバーが落ちてきた」
天井に隙間があり、セルロースファイバーが落ちてきたという方もいます。ダウンライトの器具と天井材の隙間などで、落ちてくることがあります。
これは、天井に隙間があったことで発生した事象です。隙間なく施工がされていれば、避けられる事案です。
セルロースファイバーで後悔しないための注意点
セルロースファイバーを選ぶ際には、そのデメリットへの対策が大切です。まず、コストに関する問題を解決するために、予算に合った断熱材を検討する必要があります。また、セルロースファイバーの施工に精通した信頼できる業者を選ぶことで、施工中や施工後のトラブルを未然に防ぐことができます。
予算に応じた断熱材の選定
セルロースファイバーは他の断熱材と比較してコストが高い場合があります。そのため、予算に合った断熱材を慎重に選ぶことが重要です。予算オーバーが心配な場合は、他の断熱材も検討してみましょう。納得のいくコストで断熱工事を完了することが大切です。
セルロースファイバーの施工は手間がかかるため、コストがかさむ傾向があります。少しでもコストを抑えるためには、施工プランの見直しが有効です。また、断熱材の施工前後に節約を心掛け、余裕を持った財政計画を立てることも重要です。
こだわりの断熱材を選ぶ際には、生活に支障をきたさずにコストを負担できるかを確認しましょう。
信頼できる施工業者の選定と壁内沈下対策
壁内沈下を防ぐためには、セルロースファイバーの施工に詳しい業者を選ぶことが重要です。特定の断熱材の取扱実績が豊富な業者に依頼することで、トラブルを避けることができます。
セルロースファイバーは吹き込み施工が主流であり、それに熟練した業者を選ぶことが推奨されます。適切な密度でセルロースファイバーを充填し、隙間なく吹き込むことで沈下のリスクを減らすことができます。
施工現場を確認することも有効です。住人自らが現場を確認することで、業者が丁寧に作業を進める意識を高めることができます。施工の質に問題がある場合は、やり直しを依頼することも可能です。信頼できる業者に依頼することで、セルロースファイバーの性能を最大限に引き出すことができます。
施工内容の詳細な打ち合わせでトラブル防止
最後のポイントは、施工内容の詳細な打ち合わせです。これにより、壁内沈下や断熱材の落下といったリスクを最小限に抑えることができます。
断熱材の施工にこだわる場合、セルロースファイバーの取り扱いに関して業者と十分に話し合いましょう。要望をしっかり受け止め、現実的な提案をしてくれる業者は信頼できます。
同じセルロースファイバーでも、業者によって施工品質が異なるため、充填量を確認することが重要です。断熱材が十分に充填されていないと、後々の落下などのトラブルに繋がる可能性があります。高価なセルロースファイバーだからこそ、失敗しないためには業者との詳細な打ち合わせが不可欠です。
実際にセルロースファイバーの家に住んだ感想
エアコンの電力消費が低い
猛暑日でも、2階に設置したエアコン1台で家全体を快適に保てます。
温度設定を28~29℃にしておけば、1階は階段から降りてくる冷気を扇風機で循環させるだけで十分です。これは間取りの影響もあるかもしれませんが、エアコン1台で済むのは大きなメリットです。
夏場の小屋裏・ロフトが涼しい
小屋裏やロフトは2階と吹き抜けで繋がっており、エアコンが効いていれば夏でも快適に過ごせます。
通常は熱がこもりがちな場所ですが、セルロースファイバーの断熱効果で涼しさが保たれています。
静音性が高く快適
1階の寝室にいても、2階リビングの音が気になりません。テレビの音や同居人のダンスの足音すら聞こえないレベルです。
また、雨音も気にならず、外に出るまで雨が降っていることに気づかないほどです。セルロースファイバーの優れた遮音性能が実感できます。
冬場は足元が冷たくない
高断熱のセルロースファイバーのおかげで、室内の温度が均一に保たれます。そのため、暖房をしていれば足元が冷えることがなく、快適に過ごせます。
暖かさが部屋全体に行き渡るので、寒さを感じることがありません。
セルロースファイバーはオススメ!
この記事では、セルロースファイバーで後悔した事案・デメリットについて解説しました。
セルロースファイバーは、非常に性能が高い断熱材です。住む地域にもよりますが、価格が高くなっても付けるべき物です。
メリット・デメリットをしっかりと把握し、ぜひ検討してみてください。
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