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エアコン室外機の設置場所はどこが良い?設置場所の条件と設置方法11選




エアコン室外機の設置場所はしっかりと検討しよう

新築時に必ず検討することになる「室外機の設置場所」。室外機の設置場所はとても重要ですが、しっかりと検討して設置している方は少ないです。

あなたが担当している建築士は、エアコンに関しては素人の可能性が高いです。エアコン室外機の設置場所は非常に重要なので、きちんとあなた自身が把握していることが重要です。

室外機は、地面に置く以外にも様々な設置方法があります。今回は下記の内容を解説します。

●エアコン室外機の設置場所に求められる条件
●エアコン室外機の設置パターン


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エアコン室外機の設置場所に求められる条件

エアコン室外機の設置場所には、前提として条件があります。下記の条件となるので、事前に把握しておきましょう。

・水平に設置できる
・直射日光が当たらない
・室内機と室外機の距離を近くする
・通気性が良い場所
・雨ざらしにならない

水平に設置できる

室外機を置く場所が水平でない場合、振動や騒音を引き起こす可能性があります。室外機は常に振動していますが、傾いた状態の場合は振動が強くなり、部屋の中にいても振動や騒音が気になることがあるのです。

また、エアコンの室外機は30〜50kgと非常に重いです。傾けて設置した場合、台風や地震の時などに倒れてしまう可能性があります。

直射日光が当たらない

エアコン室外機の設置場所に日光が当たると、エアコンの消費電力が増加してしまいます夏場で日光が当たっている地面は、日陰に比べて20℃も高くなってしまうのです。

もし日光が当たる場所しか室外機を設置できない場合、室外機にカバーをしたり、葦簀(よしず)で日陰を作ったりすることをオススメします。

室内機と室外機の距離を近くする

エアコンの室内機と室外機の距離が離れて配管が長くなってしまうと、室外機で作った冷たい風が配管を通っている間に温まってしまいます。

その結果、部屋の中に届く空気が温かくなってしまうので、部屋を冷やすために多くの電力が必要になるのです。

エアコンの室内機と室外機を離して設置する場合、フロンガスを追加で充填したり、配管延長の別途料金が発生します。

通気性が良い場所

エアコンの室外機は、背面から空気を吸い込んで、熱交換器を通して正面から空気を排出します。室外機は冷房の場合、熱を周りに捨てる役割があるのです。

そのため、エアコンの周囲が壁に近いなど通気性が悪い場所だと、熱い空気を室外機の外に出しづらくなってしまいます。

ベランダの備え付けなど、やむを得ず壁が近くなってしまう場合は、冷暖房能力が10%程度悪化するケースがあります。室外機の周りは、下記のスペースを開けるようにしましょう。

・背面 50mm以上
・左右 100mm以上
・前面 200mm以上

雨ざらしにならない

室外機の設置場所は、雨ざらしにならないことが理想です。室外機は雨に強い構造ですが、雨が当たる場所だと室外機の内部に雨水が入り込み、エアコンの室外機が故障する原因となります。

室外機が錆びる原因にもなるので、可能な限り雨が当たり続ける場所は避けましょう。

 

エアコン室外機の設置場所6パターン

エアコンの室外機は、地面に直接置く方法だけではありません。室外機の設置場所に困っている場合は、様々な方法がありますのでしっかりと把握しておきましょう。

・直置き・地面置き
・立ち下ろし
・天吊り
・屋根置き
・二段置き
・壁掛け

直置き・地面置き

エアコンの設置方法で、最も一般的なのが「直置き・地面置き」です。

1階の外構や2階のベランダなど、地面に直接設置する方法です。標準工事なので、別途費用も掛かりません。基本的には直置き・地面置きを検討すべきですが、無理な場合は他の方法を考えるべきです。

立ち下ろし

「立ち下ろし」は、1階の地面にエアコンの室外機を置き、上層階まで配管を伸ばす方法です。エアコンが2階にある場合でも、1階に室外機を設置するスペースがあれば1階に設置しましょう。

デメリットとしては、距離が離れて配管が長くなるため、別途費用で1〜2万円が掛かることです。また、室内機と室外機の距離が離れるため、電力効率が少し落ちます。

天吊り

「天吊り」は、ベランダの天井からエアコン室外機を吊るす方法です。ベランダのスペースを広く使用したい場合などに採用されます。

メリットとしては、室外機の周りを囲う壁が無いため、通気スペースを確保できます。しかし、直射日光が当たるケースが多いことと、見た目を嫌う方が多いのがデメリットとなります。

屋根置き

「屋根置き」は、2階のエアコン室外機を1階の屋根に設置する方法です。屋根は斜めになっているため、水平に保つために専用の架台を設置します。

メリットは、ベランダのない2階の部屋でもエアコンが使えることです。対して、日光と雨が直接当たるので、電力効率の低下と故障のリスクがあることがデメリットとなります。

二段置き

「二段置き」は、一台分の設置スペースに、専用架台を使用して室外機を二弾重ねて設置する方法です。

室外機二台のを一台分のスペースで設置できるため、場所を取りません。しかしデメリットとしては、下の段にある室外機は上方向へ通気が出来ないので、電力効率が落ちます。

壁掛け

「壁掛け」は、外壁にエアコン室外機を設置する方法です。

外壁にエアコンの室外機を設置するため、ベランダのスペースを広く確保できます。しかし、外壁の景観を損なう恐れがあることと、壁なので電力効率が落ちます。

 

室外機の壁掛け設置におけるデメリットと重要ポイント

壁の材質について

室外機を壁に掛ける際には、まず壁の材質を確認することが重要です。壁の材質によっては、取り付け作業中に壁が損傷する可能性があります。

特に、ALC(軽量気泡コンクリート)の場合、衝撃に弱いため、取り付け時に亀裂が生じることがあります。さらに、室外機の振動によってその亀裂が広がり、最終的には壁が割れてしまうこともあります。

ALCの壁には、取り付けを行わない業者も多く存在します。一方で、素人に対して十分な説明もせずに工事を行う業者もいるため、後に大きなトラブルとなることがあります。そのため、必ず自宅の壁の材質を確認し、それに適した工事を依頼することが重要です。

隣とのスペースの確保

壁の材質が適していても、隣の壁との距離が狭い場合は問題が生じます。まず考慮すべきは、隣人とのトラブルです。

室外機は動作中に騒音や振動を発生させるため、これが隣人の迷惑になることがあります。また、室外機から排出される風が隣家の植物に影響を及ぼすこともあり、これが原因でトラブルになる可能性もあります。

もう一つの問題は、エアコンの電気効率が低下することです。エアコンは空気の循環が必要であるため、隣の壁との距離が狭すぎると空気の流れが阻害され、結果的に電気料金が高くなることがあります。これらの点を考慮し、設置場所を選定することが重要です。

高所への設置の難しさ

壁の材質や設置スペースが問題なくても、室外機の設置が難しい場合があります。それは、高所に設置する際です。特に、2階や3階以上の高所では、足場が不安定になるため、業者から設置を断られるケースが多いです。

多くの工事業者のサイトには「2階または3階以上の設置はできません」と明記されていることが多いです。これは、工事スタッフの安全確保と、室外機の安定した設置を保証するためです。もし高所への設置が必要な場合は、専門の業者を見つけることが必要です。中にはクレーンを使用して高所に設置してくれる業者もいるため、事前にしっかりと調査し、不安な点を業者に確認することが大切です。

エアコン室外機の振動対策

エアコンの室外機は、音や振動が発生するため、その影響を最小限に抑えることが重要です。特に古い型のエアコンは振動が激しいものが多いですが、最新の室外機では振動が少ない傾向があります。

振動が気になる場合は、まず室外機のメンテナンスを行いましょう。異物が入り込んでいたり、部品が古くなっていたりすることが原因であることが多いです。

また、防振対策グッズを使用することも効果的です。特に、架台と壁の間に防振パッドを挟むことで、振動を大幅に減少させることができます。完全に振動をゼロにすることは難しいですが、適切な対策を講じることで、室内で感じる振動を大幅に軽減することが可能です。

 

エアコン室外機の壁掛け費用

エアコン室外機の壁掛け設置は、快適な室内環境を保つために重要な作業です。しかし、その費用には様々な要素が影響します。以下では、壁掛け工事の費用に関する詳細をご説明します。

壁掛け工事の費用の基本

通常、エアコン室外機の壁掛け工事費用は約10,000円から15,000円の範囲です。この費用には、新規で架台を取り付ける場合の料金が含まれています。もし既に架台が設置されている場合、工事費用は約5,000円程度と低く抑えることができます。

高所作業に関する追加費用

高所作業が必要な場合、例えば2段や3段梯子を使用する場合や、2階以上の場所に設置する場合には、基本料金に加えて追加の高所作業費用が発生します。多くの場合、この追加費用は約5,000円程度です。

壁掛け費用のまとめ

以下に、エアコン室外機の壁掛け費用の概要をまとめました。

  1. 既存の架台がある1階の設置:約5,000円
  2. 新規架台を設置する1階の設置:約10,000円〜15,000円
  3. 新規架台を設置する高所の設置:約15,000円〜20,000円

なお、クレーン車を使用しなければならないほどの高所作業の場合、費用はさらに上乗せされ、30,000円以上の予算を考慮する必要があります。

エアコン室外機の設置には、作業の難易度や必要な道具に応じて費用が変動するため、事前に詳細な見積もりを取ることが重要です。

 

まとめ

今回は、「エアコン室外機の設置場所に求められる条件」「エアコン室外機の設置場所6パターン」を解説しました。

【エアコン室外機の設置場所6パターン】
・水平に設置できる
・直射日光が当たらない
・室内機と室外機の距離を近くする
・通気性が良い場所
・雨ざらしにならない

【エアコン室外機の設置場所6パターン】
・直置き / 地面置き
・立ち下ろし
・天吊り
・屋根置き
・二段置き
・壁掛け

エアコンの室外機は、南向きの家だと特に苦労します。南側に室外機を設置すると、外観が損なわれるためです。

今回のように、地面置きだけでなく様々な方法を検討することで、最適な設置場所とすることができます。ぜひ、参考にしてみてください。

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