住友林業で家を建てる際に気をつけることを徹底解説！
「住友林業で家を建てたい！」
「家を建てる際に気をつけることはある？」
住友林業を検討している方々にとって、木のぬくもりが感じられる素敵なお家を建てたいという思いは共通していることでしょう。しかし、住友林業には留意すべき点が存在します。
この記事では、住友林業で家を建てる際に気をつけることについて、詳しく解説します。
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住友林業で家を建てる際に気をつけること8選
それでは、住友林業で家を建てる際に気をつけることについて、詳しく解説します。
住友林業で気をつけること①「敷地調査費用として5万円が必要」
住友林業を検討している場合、仮契約時には敷地調査費用として5万円が必要です。
敷地調査は住友林業によって行われ、見積もりや間取りプランの提案が行われます。そのため、敷地調査の申込料として5万円が事前に支払われます。敷地調査費用は返金されませんが、事前に調査を行うことにはいくつかのメリットがあります。
「敷地調査を事前に行うメリット」
・具体的な見積もり金額がわかる
・契約後に地盤改良費用が発生する心配がない
・日当たりを考慮した間取り計画が可能
これにより、契約後に追加の費用が発生する可能性が少なくなり、予算の計画立てや正確な日当たりのシミュレーションが行いやすくなります。
なお、敷地調査は「スウェーデン式サウディング試験」と呼ばれる方法を用いておこなわれ、地盤の強度から液状化のリスクまで詳細に調査されます。敷地調査費用は他のメーカーと比べても高額ではなく、他の建築においても必要な費用です。
住友林業で気をつけること②「契約金として101万円が必要」
本契約（建築請負契約）を締結する際には、契約金として100万円と印紙代1万円の合計101万円が必要になります。ただし、キャンセル後の返金はありません。
ただし、契約金100万円は一時的に住友林業に預けられますが、家の引き渡し後に実質的に返金されます。返金方法としては、銀行振込か住宅ローン充当を選択することができます。住宅ローン充当を選ぶ場合は、住友林業の提携銀行でローンを組む必要があります。
住友林業で気をつけること③「オプション選択12%の諸費用がかかる」
オプション選択（提案仕様）には、12%の諸費用が掛かります。この諸費用は通称「きこりん税」と呼ばれ、消費税とは別に支払われます。
「設備オプション全般」
オプションの追加料金（提案仕様）やタイル壁紙、エアコン設備など
「外構工事」
カーポート、フェンス（柵）、デッキ、玄関タイルなど
「仮設工事」
仮設トイレ、水道工事、ガードフェンスなど
ただし、設備オプション全般や外構工事費用は割引が可能ですので、しっかりと交渉しましょう。
住友林業で気をつけること④「すべての部材が無垢材ではない」
住友林業は木材の品質において高い評価を受けていますが、「部材すべてが無垢材とは限らない」という点に注意が必要です。
無垢床を標準設定できるのは1階のみであり、またドアや建付家具には無垢材の選択肢がない場合もあります。ドアや建て付け家具は標準仕様としてメラミン化粧板が使用されるため、無垢材の風合いを求める場合は、オプション仕様の突板貼りタイプを選択する必要があります。
住友林業で気をつけること⑤「実現できない間取りもある」
住友林業には設計の自由度が高いものの、「実現できない間取りもある」という点に注意が必要です。
ビッグフレーム構法（BF構法）を使用した間取りで実現できないものとしては、以下があります。
・耐震性を損なうコラム柱の移動
・コラム柱に干渉する間取り計画
住友林業の主要な構法であるBF構法は、大きな開口部と広々とした空間を実現することができますが、耐震性を損なうような柱の移動はできません。さらに、ビッグコラムと干渉するような間取り計画も採用できません。
BF構法では、構造部分以外の室内空間は自由に設計することができます。そのため、将来的な間取り変更を容易に行うことができ、長期的な視点で家づくりを考えることができます。
住友林業で気をつけること⑥「見切り材が付くことがある」
扉や階段には、見切り材が付くことがあります。
デザイン性に魅かれて住友林業を選んだ方もいるでしょう。その際に注意が必要なのは「見切り材」と呼ばれる部分です。見切り材は、床や壁などの素材の切れ目や境目に使用される化粧材です。
特に注意が必要なのは、引き戸の見切り材（床材が切り替わる箇所）や階段の見切り材です。これらの見切り材は存在感があり、デザインの一貫性を損なう可能性があるからです。
住友林業では、部屋ごとに床材を変えることができますが、切り替わる箇所には必ず見切り材が付きます。引き戸の見切り材は幅広いため、扉を閉めていても目立ってしまい、部屋全体の統一感が損なわれることがあります。
床材と見切り材を同じ系統の色にすると、目立たなくなるかもしれませんが、部屋の片側と反対側の床材との色合いが合わない可能性もあります。施工会社に相談すると、細幅の見切り材に変更することができるため、デザイン重視の方は施工前に相談することをおすすめします。
住友林業で気をつけること⑦「施主提供できない場合がある」
「施主提供できない場合がある」という点に留意する必要があります。住友林業では、取り扱っていないメーカーの設備は採用できない場合があります。
施主提供とは、部材や設備を施主自身が購入することを指します。これにより、自分の好みのものを選ぶことができますが、施工会社が負う手間やリスクを自ら負担する必要があります。
特に水回りの設備は、水漏れのリスクなどから採用が拒否されることがあるため、注意が必要です。施主提供品には保証が適用されないため、取り付け工事が必要な設備に関しては、できるだけ住友林業に任せる方が安心です。
住友林業で気をつけること⑧「保証が適用されない場合がある」
住友林業の保証制度について留意すべき、「保証対象の条件がある」という点をご説明します。
以下は保証期間の一例です。
・構造躯体：30〜60年
・防水：30〜60年
・外壁屋根：30〜60年
例えば、30〜60年耐久の外装材が保証の対象となるのは、ヒビ割れなどの経年劣化の場合に限られます。構造躯体や防水についても同様です。
必ず複数社から提案を受けよう！
この記事では、住友林業で家を建てる際に気をつけることについて、詳しく解説しました。
後悔のない家づくりを実現するためには、複数のハウスメーカーや工務店を比較することが重要です。どのハウスメーカーにも、長所と短所が存在します。
ぜひ、参考にしてみてください。
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