※本記事はタウンライフのプロモーションを含んでいます。

スムストック住宅は売れない?メリット・デメリット5選




スムストック住宅は売れない?メリット・デメリットを徹底検証!

スムストック住宅って何?」
「スムストックの家って売れない?」

スムストックとは、日本の中古住宅市場の変革を目的に、ハウスメーカー10社が共同で立ち上げたブランドです。

日本の住宅は30年を経過すると、価値がほぼ0になります。築年数20年以上が経った中古住宅は敬遠されがちですが、その問題を解決するべくスムストックが立ち上がりました。

しかし、スムストック住宅は売れないケースも多いです。この記事では、スムストック住宅のメリット・デメリットについて、詳しく解説します。


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スムストックとは?

スムストックとは、長期点検制度・メンテナンスプログラムに基づいて計画的に点検・メンテナンスを行い、一定以上の耐震性能、劣化基準をクリアした住宅のことです。

大手ハウスメーカー10社が協力して、一般社団法人 優良ストック住宅推進協議会を設立しています。下記の10社となります。

住友林業
セキスイハイム
積水ハウス
大和ハウス工業
トヨタホーム
パナソニックホームズ
ヘーベルハウス
ミサワホーム
三井ホーム
ヤマダホームズ

この10社で共通の基準を作り、その基準を満たすものを「スムストック住宅」として認定しています。

 

スムストックに認定される基準

スムストック住宅として認定されるには、下記の基準があります。

リフォーム履歴が残っている

スムストック住宅として認定されるためには、これまでのリフォーム履歴を残しておく必要があります。リフォーム履歴を把握することで、住宅を良好な状態に保つためのメンテナンス計画を立てることができます。

計画通りの点検・修繕が実施されている

スムストックでは、建築後50年以上の長期点検制度・メンテナンスプログラムがあります。スムストック住宅に認定されるためには、計画通り点検・修繕を実施している必要があります。

新耐震基準レベルの耐震性がある

スムストック住宅は、査定時に新耐震基準レベルを満たしている必要があります。

スムストック住宅販売士が査定・販売を行う

優良ストック住宅推進協議会が定める試験や研修をクリアした、不動産と建物の知識が豊富なスムストック住宅販売士が査定・販売を行う必要があります。

 

スムストック住宅のメリット3選

スムストック住宅のメリットについて、解説します。

建物の状態を詳しく把握できる

スムストック住宅は、新築時の図面・点検内容・リフォーム履歴など、建物のデータが残っています。

中古住宅の売買は、通常だと不動産会社が作成する資料のみです。スムストック住宅は、図面やリフォーム履歴などを把握した上で購入できるので、安心感があります。

建物保証を引き継げる

ハウスメーカーが定める建物保証を、次の所有者も引き継ぐことができます。通常だと建物保証は引き継げないことが多いのですが、スムストック住宅は点検履歴なども残っており、引き継ぐことができます。

建物の適正価格が分かる

通常の中古戸建は、建物の構造や築年数で価格が決まります。建物の状態が反映されることはほとんどありませんが、スムストック住宅であれば建物の状態を加味した価格設定になります。

 

スムストックが売れない理由2選

次に、スムストック住宅が売れない理由について解説します。

定期的なメンテナンスが必須となる

通常の中古戸建であれば、点検や修繕は住宅オーナーの判断で行うことができます。

しかし、スムストック住宅の場合、定期的な点検が必要となり、修繕が必要な場合は修繕費用が掛かります。自分の判断で決められないため、スムストック住宅は避ける方もいます。

高く売却できないケースもある

スムストック住宅は高く売れる印象がありますが、定期的なメンテナンスが必要で建物価格自体も高く設定されがちなので、売却できないケースも多いです。

 

スムストック住宅はまだまだこれから

この記事では、スムストック住宅のメリットや売れない理由について解説しました。

スムストック住宅の制度自体は良いと思いますが、規制もありあまり普及していないのが現実です。スムストック住宅だから高く売れるとは、現状では言えない状況です。

ぜひ、参考にしてみてください。

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