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サンルームはいらなかった!実際に後悔した事例7選




サンルームはいらなかった!後悔した失敗談を徹底解説

以前の戸建住宅では、サンルームを設置する家が非常に多く見られました。しかし、最近ではサンルームの需要が少なくなっています。

サンルームを要望する方は現在でも多いのですが、「いらなかった」「設置して後悔した」といった方も多いです。

この記事では、サンルームを設置して後悔した失敗談について、詳しく解説します。


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サンルームとは?

サンルームとは、3方の壁と天井をガラスで覆った部屋です。家のバルコニーの代わりに外に張り出す形で設置されます。

サンルームを設置する目的は、雨の日でも洗濯物を干したい方が多いです。また、リビングの延長として居心地の良い空間を作るために設置する方もいます。

サンルームには、「床仕様タイプ」と「土間仕様タイプ」があります。

床仕様タイプは、建物の床と同じ高さで設置されます。気軽にサンルームへ出ることができるため、一般的によく設置されています。

土間仕様タイプは、建物の床よりも低い場所に設置されます。サンルームを収納として活用したい場合などは、土間仕様タイプをオススメします。

 

サンルームを設置するメリット6選

まずは、サンルームを設置するメリットについて解説します。

雨の日でも洗濯物を干せる

最近では共働きの家も増えて、雨の日でも洗濯物を干したい需要が大きいです。サンルームがあれば、雨が降っても問題なく干すことができます。

開放的な空間になる

サンルームはガラスに覆われているので、外の光を取り込むことができます。冬場でも快適で、ソファを置いてくつろぐといった活用ができます。

花粉やPM2.5を防ぐ

洗濯物に花粉を付けたくない、PM2.5が気になる方にとってもサンルームはオススメです。また、道路が近い方は排気ガスも気になるでしょう。サンルームであれば、こういった心配が無くなります。

家の断熱効果が高くなる

サンルームを設置することで、二重窓ではなく二重部屋となるため、断熱効果が高まります。外気の影響を受けにくくなるので、エアコンの冷暖房効率が高まった結果、光熱費も抑えることが可能です。

冬は暖房いらず

冬の晴れている日は、サンルームで暖められた空気がリビングに入ります。その結果、冬でも暖房がいらないほど暖かいです。

後からでも設置できる

新築時だけでなく、サンルームは後からでも設置することが可能です。

 

サンルームはいらなかった!実際に後悔した事例7選

次に、サンルームを設置したものの「いらなかった」「後悔した」という方の失敗談をご紹介します。

サンルームで実際に後悔した事例①「夏がとにかく暑い」

サンルーム内の断熱性は非常に低く、夏はとにかく暑いです。タープをかけて風が入るようにもしましたが、夏場はサンルームに入ることがほとんどありませんでした。

サンルームで実際に後悔した事例②「掃除が大変」

サンルームはガラス張りのため、とにかく汚れが目立ちます。リビングからも見えるので定期的な掃除が必要ですが、天井など掃除がとにかく大変です。ガラスなので傷がつくのも怖く、高圧洗浄で頑張っています。

サンルームで実際に後悔した事例③「設置費用が高い」

私の家では、サンルームの設置に70万円程度掛かりました。正直なところ、70万円の価値があったかと言われると疑問です。

サンルームで実際に後悔した事例④「固定資産税が高くなった」

私は知らなかったのですが、サンルームは課税対象になります。あまり使わないサンルームに、固定資産税が掛かるのは不満があります。

サンルームで実際に後悔した事例⑤「登記費用がかかった」

サンルームを増築した時に、登記費用も発生してしまいました。サンルームを増築しただけなのに、登記に必要な書類は新築時とあまり変わりません。10万円ほど掛かってしまいました。

サンルームで実際に後悔した事例⑥「雪によって破損した」

私の家では、屋根からの落雪でサンルームが壊れてしまいました。雪によって破損するのは多いそうです。

サンルームで実際に後悔した事例⑦「雨が入ってきた」

新築時は問題なかったのですが、紫外線でコーキングが劣化したことで雨が入ってきました。メンテナンスも考慮する必要があります。

 

サンルームで後悔しないための対策

洗濯物を乾かすための効果的な空調設備

サンルーム内で洗濯物が乾きにくい原因は、空気の停滞です。適切な空調設備を設置し、効果的に空気を循環させることで、洗濯物は期待通りに乾きます。特に、湿度の高い環境では空気の流れが重要です。

リビングに空調設備があっても、サンルーム内まで十分な効果が得られるとは限りません。そのため、サンルーム専用の空調設備を導入することを検討しましょう。

サンルームの使用目的を明確にする

サンルームの設置にあたっては、具体的な使用目的を明確にすることが重要です。サンルームには様々なタイプと利用方法があるため、事前にどのように活用するかを決めることで後悔を減らせます。

設置後に不要となっても、サンルームは簡単に取り外せません。また、物置として利用する場合でも、メンテナンスや維持費用は必要ですので、注意が必要です。

メンテナンス費用や固定資産税を把握する

サンルームは増築にあたるため、メンテナンス費用や固定資産税が発生します。住宅ローンの返済や他の維持費用がある中で、サンルームの追加設置を行うと家計を圧迫する可能性があります。

自宅の費用だけでなく、カーローンや教育費なども考慮し、資金が不足しないように費用シミュレーションをしっかりと行うことが大切です。

他の設備との比較検討を行う

サンルームの役割を再考し、他の設備と比較することも重要です。例えば、洗濯物を乾かす目的ならランドリールーム、日光を取り入れるスペースなら庭や屋上でも対応できます。

なぜサンルームが必要なのかを考え、他の選択肢との利便性や快適性を比較することが後悔を防ぎます。

住宅展示場やモデルルームで実物を確認する

サンルームを設置する前に、住宅展示場やモデルルームで実物を確認することをおすすめします。実際に見てみることで、外観だけでなく室内からの視点も把握できます。

外から見た場合の家の内部の見え方や、プライバシーを守るための外構の設置方法についても参考になります。サンルームの設置を検討する際には、実際の使用感や見た目を確認することで、理想のサンルームを実現するための参考にしましょう。

 

サンルームに関する疑問点

サンルームの寿命は?何年持ちますか?

サンルームの寿命は一般的に10〜20年とされています。しかし、これは使用される素材、設置場所、そしてメンテナンスの状況によって異なります。

アルミやガラスなど耐久性の高い素材を使用し、適切なメンテナンスを行うことで、さらに長持ちさせることが可能です。サンルームの寿命を延ばすためには、定期的な掃除やガラスのチェック、シーリングの修理などが重要です。

サンルームの固定資産税はどのくらいですか?

サンルームの固定資産税は、その評価額に基づいて計算されます。サンルームを追加することで家屋の評価額が上がるため、結果として固定資産税の負担も増えることがあります。

固定資産税は一般的に「課税標準額×1.4%」で計算されるため、評価額が高くなるほど税額も増加します。サンルームの設置を考える際には、税額の増加も考慮に入れることが重要です。

後付けサンルームなら役所などにバレない?固定資産税の増額を回避できますか?

後付けサンルームを設置した場合、役所の家屋調査後であればバレない可能性もありますが、これは推奨されません。

将来的に家を子どもに遺す場合、適切な申請を行わないと子どもに迷惑をかける可能性があります。サンルームの面積が家全体に対して占める割合は少ないため、大幅な増額にはならないことが多いですが、正しく申請することが重要です。

サンルームの代わりになる空間やサンルームみたいな部屋ってありますか?

サンルームの代わりになる空間としては、テラス囲いやインナーテラスがあります。

テラス囲いは、基礎部分の作り方と天井がガラスでない点でサンルームと異なります。光の取り込みをそれほど重視しない場合は、インナーテラスがおすすめです。洗濯物を干す目的だけであれば、ランドリールームも有効な選択肢です。

サンルームとランドリールームはどっちがいいですか?

サンルームとランドリールームは用途が異なるため、選択は人それぞれです。

サンルームは屋根や壁をガラス張りにして太陽光を多く取り入れる空間で、ガーデニングやくつろぎの場として利用されます。一方、ランドリールームは洗濯に関する家事を効率的に行うための専用空間です。洗濯物を干すだけでなく、多目的に利用したい人にはサンルームが適しています。

後付けサンルームのデメリットはなんですか?

後付けサンルームのデメリットには以下の点があります。

  • 設置費用が意外と高い
  • リビングなどに光が入りにくくなる場合がある
  • 外壁に穴を開けることで家にダメージを与える可能性がある
  • 他のスペースで代用できることに気づくと後悔する可能性がある

室内に洗濯物を干すことが目的なら、ベランダをサンルーム風にリフォームするのも一つの方法です。サンルーム設置に失敗した人のブログや口コミを参考にして、慎重に検討することをおすすめします。

 

最近では乾燥機付き洗濯機が主流

サンルームが設置されなくなった要因として、最近ではドラム式の乾燥機付き洗濯機が主流になっている点です。

洗濯機で乾燥まで行えるので、洗濯物を干す必要がないのです。あなたもサンルームを検討する前に、乾燥機付き洗濯機を取り入れるかどうか検討すべきです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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