トヨタホームは最悪？メリットや後悔した事例を徹底解説！
「トヨタホームで家を建てたい！」
「後悔することってある？」
トヨタホームは、世界的な自動車メーカーの技術と信用力で、大手ハウスメーカーとして人気があります。家の性能だけでなく、アフターサービスまで手厚い内容となっています。
しかし、中にはトヨタホームを選んで後悔するケースもあります。この記事では、トヨタホームを選ぶメリットと後悔した事例について、詳しく解説します。
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トヨタホームとは？
トヨタホーム㈱は、世界的な自動車メーカー「TOYOTA」の傘下にある住宅メーカーです。
1975年にトヨタ自動車社内にて設立された住宅事業部は、1977年2月に戸建て住宅「鉄骨ラーメンユニットJA型、鉄筋コンクリートユニットKC型」を初めて発売し、以降多くの戸建て住宅シリーズを発売してきました。そして、2003年にトヨタ本体から切り離され、トヨタホームが設立されました。
トヨタホームは、世界が認めたトヨタの技術力を住宅業界でも十二分に発揮しています。トヨタホームの家造りの根底にあるのは、創業時から変わらない企業精神である「日本のすまいをよくしたい」という想いです。
トヨタホームで家を建てるメリット5選
次に、トヨタホームで家を建てるメリットについて解説します。
地震に強い家を建てられる
トヨタホームは、自動車技術を活かし、地震に強い家を建てることに注力しています。
トヨタホームの家は、大地震後でも安心して居住できる耐震性能を確保しており、実験によると兵庫県南部地震(震度7)、東海地震(震度7、軟弱地盤想定)を想定した実験では、建物の外壁やタイルに大きな損傷はなく、室内でも一部クロスの歪みがあったもののサッシの開閉はスムーズであるなど、居住には全く問題ありませんでした。
トヨタホームの家は、最高水準の耐震等級3を取得しており、数百年に一度の確率で発生する大地震の1.5倍の地震でも倒壊しない建物の強さがあります。これは、耐震のパワースケルトンと制震のT4制震システムを組み合わせることで実現しています。
大開口・大空間の家造り
トヨタホームの家は、柱や壁の制約が少ないため大開口・大空間の家造りが可能で、限られたスペースを有効活用できます。
特に都市部など人口密度が高い地域では、限られたスペースを有効的に使うことが、家造りのポイントとなっています。
一般的に用いられるツーバイフォー工法や在来工法では、壁が構造体となる壁式構造のため、開口部を広く取ることができません。しかし、トヨタホームの鉄筋ラーメン構造は、最小限の柱と梁で建物を支えているため、大開口・大空間を作ることができます。
保証期間が長い
トヨタホームの大きな特徴の一つとして、住宅の保証期間が非常に長いことが挙げられます。通常の住宅の保証期間は10年間ですが、トヨタホームでは通常の6倍にあたる60年間の長期保証を提供しています。
さらに、住宅を建ててから25年間は、無償点検を受けることができます。また、60年間の保証期間を終えた後でも、生涯点検というサービスを受けることができます。
保証期間の長さが気になる場合、会社が存続しているかどうかが問題になることがあります。そこで、トヨタホームは、トヨタグループの一員であり、創業から100年以上の歴史を持つ大企業であるため、会社が存続しなくなる可能性は非常に低いと考えられます。
全館空調システム「スマート・エアーズ」
トヨタホームでは、全館空調システム「スマート・エアーズ」を採用しており、いつでも綺麗な空気を取り込み、快適な室内環境を作り出すことができます。
スマート・エアーズは、「換気扇ピュア24セントラル」により、フロア内の空気を2時間で入れ替えることができます。また、外気用フィルターにより、空気中の花粉やPM2.5を除去して室内に取り込むため、安心して利用することができます。
さらに、外気を熱交換器を経由して室内に供給するため、室内の温度・湿度を一定に保つことができ、冷暖房の効果を最大限に発揮することができます。
建築工法を選べる
トヨタホームでは、建築工法としてユニット工法と鉄骨軸組工法の2つから選択することができます。
ユニット工法は、工場で製造した鉄骨枠組みを現場で組み立てる方法です。この工法のメリットは、耐震性が高く、建築期間が短いです。しかし、間取りに自由が利かない、リフォームが高額かつ難しい、周辺環境に制限されやすいというデメリットがあります。
一方、鉄骨軸組工法は、木材を使っていた柱や梁を鉄骨に置き換えて組み立てる最もポピュラーな建築方法です。この工法のメリットは、広い空間を作りやすく、シロアリ被害が少なく、品質が安定している点です。しかし、建築費用が高く、耐熱性が低く、鉄骨の耐火・耐さびが重要であるというデメリットがあります。
空間を重視する場合は、ユニット工法が向いており、間取りにこだわりたい場合は鉄骨軸組工法が適しています。
トヨタホームは最悪？家を建てて後悔した事例5選
次に、トヨタホームで家を建てて後悔した事例について、詳しく解説します。
トヨタホームは最悪？後悔した事例①「間取りの自由度が低かった」
ユニット工法を採用しました。大部分を工場で生産するため、高品質を保つことができるというメリットがありますが、間取りの自由度が低いという欠点があります。
この工法では、規格化された直方体のユニットを組み合わせて住宅を建設します。そのため、土地の形に合わせて柔軟に設計することや、ユニット同士をずらして設置することはできません。
トヨタホームは最悪？後悔した事例②「思っていたよりも高かった」
トヨタホームの坪単価は70万円から90万円程度です。一般的なハウスメーカーの坪単価は概ね70万円前後であるため、トヨタホームは割高になる場合もあります。
しかし、一生涯住む家を安く建てるよりも、品質と保証制度にこだわるトヨタホームであれば、多少高くてもその分の安心を手に入れることができます。
トヨタホームは最悪？後悔した事例③「オリジナリティを感じない」
トヨタホームは、家を作る部品や部材の85%を自社工場で生産するため、家の内外装において個性的なアイテムを使うことが困難でした。ドアノブの取手や壁紙、外装など、こだわりを持っていた部分も、ステレオタイプな家に仕上がってしまいました。
トヨタホームは最悪？後悔した事例④「営業マンに不満」
トヨタホームの営業マンの熱量が非常に高く、住宅公園で複数のハウスメーカーの説明を聞く予定があったにもかかわらず、トヨタホームの営業マンが非常に長時間説明をしてくれたため、時間内に他のハウスメーカーを見学することができませんでした。
トヨタホームは最悪？後悔した事例⑤「工務店の対応がよくない」
トヨタホームの対応窓口は代理店となっており、私の家が担当している窓口はあまり対応がよくありません。代理店となっている工務店の対応は、良し悪しにばらつきがあるようです。
コストパフォーマンスに優れたハウスメーカー
この記事では、トヨタホームを選ぶメリットと後悔した事例について、詳しく解説しました。
トヨタホームの価格は決して安くないですが、家の性能や会社の安定性を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高いです。大手ハウスメーカーの中でも、検討すべきだと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
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