ユニットバスはやめとけ?後悔しない選び方を徹底解説
賃貸物件を探していると必ず出会うのが、ユニットバスの物件です。家賃が安いという魅力がある一方で、多くの人から「ユニットバスはやめとけ」という声も聞こえてきます。実際のところ、ユニットバスは本当にそんなに避けるべきものなのでしょうか。
この記事では、ユニットバスのデメリットからメリット、そして快適に暮らすためのコツまで詳しく解説していきます。物件選びで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

「タウンライフ リフォーム」は、自宅にいながら全国630社以上のリフォーム会社の中から、提案を受けることができるサービス!あなたの街で評判が高い3つの会社からリフォーム提案が無料でもらえます。
他にも資料を一括で請求できるサービスはありますが、タウンライフ リフォームが凄いのは、資料だけでなく「リフォーム費用のお見積り」「プランニング」「アイデア&アドバイス」が複数社から無料で貰えます!
\簡単・たったの3分/
無料のリフォーム提案見積もりはコチラから >
ユニットバスの基本知識を押さえよう
ユニットバスとバストイレ別の違いとは
ユニットバスという言葉を聞いたことはあっても、正確な意味を知らない方も多いのではないでしょうか。本来のユニットバスとは、壁や天井、床、浴槽などのパーツを工場で作り、現場で組み立てる浴室のことを指します。
しかし、賃貸物件で使われる「ユニットバス」という言葉は少し意味が異なります。一般的には、お風呂とトイレ、洗面台が一つの空間にまとまっている3点ユニットバスのことを指すことがほとんどです。一方、バストイレ別とは、お風呂とトイレがそれぞれ独立した空間に分かれている物件のことを意味します。
ユニットバスの種類を理解しよう
ユニットバスには実は3つの種類があります。3点ユニットバスは浴室、洗面台、トイレが一体になったタイプです。2点ユニットバスは浴室と洗面台が一緒になったタイプで、トイレは別になっています。1点ユニットバスは浴槽と洗い場のみで構成されているタイプです。
賃貸サイトで「ユニットバス」と表記されている物件は、ほとんどが3点ユニットバスのことを指しています。これは覚えておくと物件探しの際に役立つでしょう。
なぜユニットバスは普及したのか
ユニットバスが日本で普及した背景には、高度経済成長期の住宅需要があります。限られた空間を有効活用し、建設コストを抑えながら多くの住宅を供給する必要があったのです。
特に都心部のワンルームマンションでは、スペースの制約から今でもユニットバスが多く採用されています。家賃を抑えたい単身者向けの物件では、現在でも重要な選択肢の一つとなっています。
「ユニットバスはやめとけ」と言われる理由
衛生面での懸念が最大の問題点
ユニットバスの最も大きな問題点として挙げられるのが衛生面での懸念です。体を清潔にするお風呂と、排泄をするトイレが同じ空間にあることに抵抗を感じる人は少なくありません。
入浴後にきれいになった足でトイレの前の床を踏むことに違和感を覚える方も多いです。バスマットだけでなく、防水スリッパを用意したり、床を毎回拭いたりという手間が増えてしまいます。また、清潔に保とうとすればするほど、日々の掃除が負担になってストレスを感じることもあります。
湿気とカビの問題は深刻
ユニットバスは構造上、湿気がこもりやすいという大きな欠点があります。シャワーを使った後は浴室内に湿気が充満し、その状態でトイレを使うと不快感を覚えることがあります。
トイレットペーパーが湿気でふやけてしまうのも日常的な悩みです。使いにくくなるだけでなく、衛生的にも好ましくありません。防水カバーを使うなどの対策が必要になりますが、それでも完全に防ぐことは難しいのが現実です。
さらに深刻なのがカビの発生です。湿気が原因でカビが生えやすく、特にシャワーカーテンは要注意箇所です。一度カビが発生すると除去するのに手間がかかり、健康面でも心配が出てきます。
スペースの制約による不便さ
収納場所の不足は日常的なストレス
ユニットバスでは、シャンプーやボディソープなどの置き場所が限られています。棚や収納スペースがない場合、無理に置く場所を探す必要があり、使い勝手が悪くなります。
タオルや着替えを置くスペースもないため、どこに置くか毎回悩むことになります。フックや棚も少ないので、ちょっとした置き場の確保にも工夫が必要です。便座の上やトイレ上の棚に置くことに抵抗がある人にとっては、大きなストレスになるでしょう。
狭さゆえの掃除の大変さ
ユニットバスの狭い空間は、掃除のしにくさという問題も生み出します。便器の周りやバスタブのすき間、シャワーカーテンの裏側など、体をかがめて無理な姿勢で掃除することも多く、体力的にも負担が大きいです。
手が届きにくい場所が多いため、清潔に保つには思っている以上に労力がかかります。毎日の掃除が億劫になり、結果的に不衛生な状態になってしまうという悪循環に陥ることもあります。
来客時の気まずさ
友人や家族が遊びに来たとき、ユニットバスだと知られることに抵抗を感じる人もいます。バストイレ別が当たり前になっている今、ユニットバスは古い物件というイメージを持たれがちです。
また、誰かがお風呂に入っている間はトイレが使えないという実用的な問題もあります。来客が泊まる場合には特に不便を感じることになるでしょう。掃除が行き届いていないと貸しにくいという心理的な負担も大きいです。
快適性の面での問題点
シャワー使用時の制約
ユニットバスでシャワーを使う際は、水の勢いや方向に常に気を配る必要があります。トイレや洗面台に水がかからないよう注意しながら使用しなければならず、リラックスしてシャワーを浴びることができません。
シャワーカーテンを閉めた状態で使用することになりますが、空間が狭く感じて息苦しくなることがあります。カーテンが体にペタッと張りつくのも不快で、シャワータイムが苦痛になってしまう人もいます。
湯船に浸かりにくい構造
せっかくバスタブがあっても、ユニットバスでは十分にリラックスできないと感じる人が多いです。体を洗ってからお湯をためる場合は時間がかかり、先に浸かる場合でも後から体を洗うときに一度お湯をすべて流す必要があります。
このような手間から、バスタブがあってもシャワーだけで済ませる人が多くなる傾向があります。湯船に浸かるときも、視界にトイレが入るためリラックス空間とは言いがたい環境です。
設備面での制約
ユニットバス物件では、シャワートイレ(温水洗浄便座)がついていることはほとんどありません。この設備にこだわる場合は、バストイレ別の物件を探した方が賢明でしょう。
また、洗面台に電源コンセントがないことも多く、ドライヤーやヘアアイロンなどを使う場所に困ることもあります。朝の身支度を効率的に行いたい人にとっては大きなデメリットとなります。
ユニットバスでも快適に過ごすためのコツ
換気を最優先に考える
ユニットバスで快適に過ごすための最重要ポイントは換気です。入浴後は必ず換気扇を回し、ドアを開けて湿気を外に逃がしましょう。できれば24時間換気扇を回しっぱなしにすることをおすすめします。
サーキュレーターや扇風機を併用すると、乾燥スピードが格段に上がります。電気代は多少かかりますが、カビ対策や快適性を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
防カビ対策を徹底する
防カビ剤やくん煙タイプのアイテムを使うと、カビの発生を大幅に防ぐことができます。できれば引っ越し初日から対策を始めることが理想的です。月に1回の防カビ煙剤の使用で、浴室全体をまるごと防カビできます。
カビ防止スプレーを壁や床、シャワーカーテンに定期的に吹きかけることも効果的です。また、お風呂から出る前に浴室内に冷たいシャワーをかけておくと、湿気や熱気を抑えることができ、カビの予防にもつながります。
収納を工夫して使いやすくする
浮かせる収納を活用することで、限られたスペースを有効活用できます。シャンプーやボディソープは床に置かず、防水ラックや吸盤収納、マグネット収納を使いましょう。これによりぬめりやカビの発生も防ぎやすくなります。
トイレットペーパーは防水ケースに入れて保管し、使用する分だけセットするようにすると湿気から守ることができます。バスマットも使用後はすぐに干し、できれば複数枚用意して毎日交換することが理想的です。
ユニットバスのメリットも理解しよう
家賃の安さは最大の魅力
ユニットバスの最大のメリットは、なんといっても家賃の安さです。同じエリアのバストイレ別物件と比較すると、月額で1万円以上安いことも珍しくありません。年間で考えると12万円以上の差になることもあります。
特に都心部では、この差はさらに大きくなる傾向があります。予算を抑えて立地の良い場所に住みたい人にとっては、ユニットバスは有力な選択肢となるでしょう。
掃除がまとめてできる効率性
水回りの掃除をまとめてできるのもユニットバスの利点です。お風呂とトイレが一緒になっているため、一度の掃除で両方をきれいにすることができます。忙しい単身者にとっては、時間の節約になるメリットがあります。
また、設備が少ないためメンテナンスも比較的簡単です。複雑な機能がない分、故障も少なく、修理が必要な場合も短時間で済むことが多いです。
スペースの有効活用
限られた居住スペースの中で、水回りをコンパクトにまとめることで、居室を広く使えるというメリットもあります。ワンルームの場合、バストイレ別にすると居室が狭くなってしまうことがありますが、ユニットバスならその心配がありません。
ユニットバスが向いている人の特徴
シャワーで十分な人
普段から湯船に浸からず、シャワーだけでさっと済ませる人なら、ユニットバスでも快適に暮らせます。バスタブを使わない分、掃除の手間も減るので、むしろメリットに感じるかもしれません。
特に忙しい社会人や学生で、家にいる時間が短い人にとっては、シャワーだけで十分という場合が多いでしょう。そういった方にはユニットバスは合理的な選択となります。
外部施設を活用する人
ジムやスーパー銭湯を日常的に利用する人なら、自宅のお風呂設備にこだわる必要がありません。運動後にジムでシャワーを浴びたり、週末はスーパー銭湯でリラックスしたりする習慣がある人には、ユニットバスでも問題ないでしょう。
最近では24時間営業のジムも増えており、そういった施設を活用することで、自宅のユニットバスの不便さを補うことができます。
短期間の居住予定の人
転勤や進学など、一時的な仮住まいを探している人には、ユニットバスでも十分対応できます。1年から2年程度の短期間であれば、多少の不便があっても我慢できる範囲に収まるでしょう。
ビジネスホテルと同じような感覚で利用すると考えれば、それほど抵抗なく住むことができるはずです。
「ユニットバスはやめとけ」かどうかの判断基準
絶対に避けるべき人の特徴
お風呂でゆっくりリラックスしたい人、湿気やカビが気になる人、独立洗面台を使いたい人、来客や宿泊者が多い人は、ユニットバスは避けた方が賢明です。これらの要望を持っている人がユニットバスを選ぶと、日々の生活でストレスを感じ続けることになります。
また、衛生面を特に気にする人や、朝の身支度を効率的に行いたい人も、バストイレ別の物件を選ぶことをおすすめします。多少家賃が高くなっても、快適な生活環境を優先した方が長期的には満足度が高いでしょう。
検討の余地がある人の特徴
一方で、家賃を3万円以下に抑えたい人、来客がほとんどない人、家にいる時間が短い人は、ユニットバスも選択肢に入れて良いでしょう。工夫次第で快適に暮らすことも可能です。
特に初めての一人暮らしで予算が限られている場合は、まずはユニットバスで生活してみて、次の引っ越しでバストイレ別を選ぶという段階的なアプローチも悪くありません。
物件選びの際のチェックポイント
ユニットバスの物件を検討する際は、換気扇の性能、窓の有無、収納スペースの有無、シャワーカーテンの状態などを必ずチェックしましょう。これらの条件が良ければ、ユニットバスでも比較的快適に暮らせる可能性が高くなります。
また、実際に内見する際は、カビの有無や臭いもしっかり確認することが大切です。前の入居者の使い方によって状態が大きく変わるため、現地での確認は欠かせません。
まとめ
ユニットバスには確かに多くのデメリットがあり、「ユニットバスはやめとけ」と言われる理由も理解できます。衛生面の懸念、湿気とカビの問題、スペースの制約、快適性の低さなど、考慮すべき点は少なくありません。
しかし一方で、家賃の安さ、掃除の効率性、スペースの有効活用といったメリットもあります。自分のライフスタイルや優先順位を明確にした上で、ユニットバスを選ぶかどうかを判断することが大切です。
もしユニットバスの物件を選ぶ場合は、換気の徹底、防カビ対策、収納の工夫など、快適に暮らすための対策をしっかり行いましょう。工夫次第で、ユニットバスでも十分に快適な生活を送ることは可能です。
最終的には、自分にとって何が最も重要かを考え、後悔のない物件選びをすることが大切です。この記事が、あなたの物件選びの参考になれば幸いです。
リフォームしたいけど何からしていいか分からない方へ

「リフォームをしたいけど、どこに頼めばよいか分からない。」
「リフォームの価格をできるだけ抑えたい。」
リフォームをお願いしたいけど、価格が安くて良い業者をどうやって見つければいいのか分からない方は多いです。
あなたの地元にも必ず良いリフォーム業者はいます。そこでオススメしたいのが、無料で複数社のリフォームプランと見積もりを手配してくれる「オンライン一括見積もりサービス」です。
オンライン一括見積もりサービス「タウンライフ リフォーム」は、下記の特徴があります。
・完全無料でプラン/見積もり提案がもらえる
・リフォーム会社に行く必要はなく自宅で完結
\簡単・たったの3分/
無料の見積もり提案はコチラから >
「タウンライフ リフォーム」はリフォーム部門で3冠を達成

「タウンライフ リフォーム」は、インターネット調査でリフォーム部門3冠を達成しているサービスです。
・使いやすさ No.1
・サイト利用者安心度 No.1
\簡単・たったの3分/
無料の見積もり提案はコチラから >
あなたの街の優良リフォーム会社から3つの提案が届く

全国630以上のリフォーム会社が登録されており、あなたの街で評判が高い3つの会社からリフォーム提案が届きます。
「リフォーム費用のお見積り」「プランニング」「アイデア&アドバイス」をもらうことができますので、様々なアイデアを参考にしながらリフォーム計画を立てることが可能になります。
入力する内容も限られており、3分で簡単に記入が終わります。
\簡単・たったの3分/
無料の見積もり提案はコチラから >
【PR】
【関連記事はこちら】