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やめた方がいいハウスメーカーの特徴9選と欠陥住宅の防ぎ方



やめた方がいいハウスメーカーの特徴と見分け方|欠陥住宅を防ぐ選び方のコツ

「やめた方がいいハウスメーカーって、実際どんな会社のことを指すの?」と疑問に思っている方は多いでしょう。

住宅は人生で最大の買い物のひとつです。大手の会社なら安心と思って契約したのに、施工不良が見つかったり、担当者の対応が悪くて後悔したという声は後を絶ちません。

この記事では、やめた方がいいハウスメーカーに共通する特徴と、実際に欠陥住宅が報告された会社の事例をわかりやすく解説します。

さらに、後悔しないためのハウスメーカーの選び方のコツもご紹介しますので、家づくりをスタートしたばかりの方はぜひ最後まで読んでみてください。



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やめた方がいいハウスメーカーに共通する特徴

まずは、やめた方がいいハウスメーカー・工務店を見分けるためのポイントを確認していきましょう。「大手だから大丈夫」「有名だから信頼できる」と思い込んでいると、思わぬ失敗につながることがあります。

断熱・気密性能を正直に説明しないメーカー

サイトには「高断熱住宅」と書いてあるのに、具体的な数値を聞いてもはっきり答えてくれないハウスメーカーは要注意です。

断熱性能(UA値)や気密性能(C値)を具体的に説明できない会社は、性能を重視していない可能性が高いため、やめた方がいいハウスメーカーの典型といえます。

「断熱はしっかりしているけれど、気密測定はしていません」という会社は、底に穴の開いたバケツにお湯を注ぐようなものです。どれだけ断熱材を入れても、隙間があれば冬は寒く夏は暑い家になってしまいます。

耐震等級3に対応していない

日本は世界有数の地震大国です。命を守る家を建てるためには、耐震等級3の取得が欠かせません。

耐震等級3は、消防署や警察署など防災拠点に求められる水準と同等です。標準仕様で耐震等級3に対応していないハウスメーカーは、構造設計の技術力に不安が残ります。

また、耐震等級2以上は地震保険の割引対象になるため、長期的なランニングコストを抑えるうえでも耐震等級3の取得は重要なポイントです。

見積もりが大ざっぱで契約を急かしてくる

見積もりの作成が異常に早い場合や、「今月中に契約すれば値引きします」と急かしてくる担当者には注意が必要です。

契約を取るために最低限の仕様しか含まない見積もりを出してくる営業マンも実際にいます。契約後に「追加工事が必要」「グレードを上げると何百万もかかる」という事態になりかねません。

その金額にどんな仕様が含まれているかを詳しく確認し、納得できるまでは絶対に急いで契約しないようにしましょう。

予算を無視した提案ばかりしてくる

「こちらのほうが快適ですよ」と、予算を大幅に超えた提案ばかりしてくるハウスメーカーは避けるべきです。

住宅の性能やグレードを上げれば快適になるのはわかりますが、上を見ればキリがありません。無理にグレードを上げて将来の金銭的な負担が大きくなっては本末転倒です。

予算に合わせた提案もきちんと出してくれる会社のほうが、ストレスなく家づくりを楽しめますし、将来の生活設計も安心して進められます。

 

やめた方がいいハウスメーカーの見分け方チェックポイント

具体的にどこを見ればやめた方がいいハウスメーカーかどうかを判断できるのか、チェックポイントを整理していきます。

財務状況と受注状況を確認する

財務状態が不安定な会社では、最悪の場合、建築途中に倒産して工事が止まってしまうリスクがあります。上場企業であれば、決算情報や受注速報をインターネットで確認することができます。

受注速報が継続的にマイナスになっているハウスメーカーは、自転車操業状態になっている可能性があるため、要注意です。

「ハウスメーカー名 受注速報」と検索すれば確認できますので、契約前に必ずチェックしておきましょう。倒産リスクのある会社に大金を払ってしまうのは最大のリスクです。

担当者の誠実さを見極める

家づくりでは担当者との相性も非常に大切です。多くのハウスメーカーでは、営業マンが担当者として間取りの作成までおこなうことが大半です。

担当者の提案力や知識に不安を感じたまま家づくりを進めると、満足できない結果になりがちです。「できます」と安請け合いして、契約後に「やはり対応できません」と言ってくる担当者も実際にいます。

誠実な担当者かどうかを見極めるには、できないことの理由まで丁寧に説明してくれるかどうかを確認することが重要です。口頭の約束は必ず書面や議事録で残してもらいましょう。

工事現場の状態を見る

建築現場が汚いハウスメーカーや工務店は、品質管理に問題がある可能性が高いです。

資材が整理整頓されていない、職人がヘルメットをつけていない、周辺の道路が汚れたままといった現場は、管理能力に問題を抱えているサインです。

作業効率が低下すると施工不良が起きやすくなりますし、近隣住民とのトラブルに発展するケースもあるため、契約前にそのメーカーが施工中の現場をできれば見学させてもらうと良いでしょう。

SNSや口コミで評判を調べる

SNSにはハウスメーカーに対する率直な口コミが多く投稿されています。

同じ種類のトラブル(施工不良、対応の悪さ、見積もりの不透明さなど)が繰り返し報告されているメーカーは慎重に検討する必要があります。

施工棟数が多い大手ハウスメーカーは口コミの数も多いため、悪い評判だけで判断するのではなく、同じトラブルが繰り返し報告されているかどうかを見極めることが大切です。

 

過去に欠陥住宅・施工不良が指摘されたハウスメーカーの事例

「大手だから安心」という考えは非常に危険です。

実際に、日本を代表する大手ハウスメーカーでも、建築基準法違反や施工不良が発覚した事例があります。やめた方がいいハウスメーカーを選ばないためにも、過去の事例をきちんと把握しておきましょう。

大和ハウス工業(2019年)の事例

2019年、大和ハウス工業では型式認定と異なる仕様の柱や基礎など、建築基準不適合が約2,000棟規模で発覚しました。

型式適合認定とは、国が事前に審査した設計で建てることで個別の審査を省略できる制度ですが、その認定仕様とは異なる施工がおこなわれていたことが問題となりました。

企業規模が大きくても、現場レベルでのミスや管理不足は起こりうるということが改めて明らかになった事例です。

積水ハウス(2007年)・旭化成ホームズ(2015年)の事例

積水ハウスでは2007年、横浜市に建設中のマンションで構造計算書の偽装が発覚しました。

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)では2015年、グループ会社の旭化成建材による杭打ちデータの流用問題が大きく報道されました。200件以上の改ざんが確認され、杭が支持層まで届いていなかったために傾いてしまったマンションも発生しています。

どちらも住宅業界を代表するブランドでの出来事であり、大手ハウスメーカーであっても「やめた方がいいかどうか」は慎重に見極める必要があることを示す事例です。

タマホーム・一建設の事例

タマホームでは2010年に長期優良住宅認定書の偽造が発覚し、また下請けへの価格交渉に応じなかったとして経済産業省からの指摘も受けています。

一建設では2007年、1,269棟における耐震強度の偽装が発覚し、1級建築士5人が免許取り消しになっています。

このように、価格帯や企業規模に関わらず、問題は発生しうることを認識した上でハウスメーカー選びをおこなうことが大切です。

 

2025年以降の新築住宅は欠陥が増えている?

実は、2025年以降の新築住宅では、以前よりも不具合が見つかりやすくなっているというデータがあります。やめた方がいいハウスメーカーを選ばないためだけでなく、良いハウスメーカーで建てた場合でも気をつけるべき話です。

新築一戸建ての82%で何らかの不具合が報告されている

2026年3月に発表されたデータによると、新築一戸建てのホームインスペクションをおこなった結果、実に82パーセントの物件で何らかの不具合が指摘されていることがわかりました。

2025年4月の建築基準法改正で建築確認が厳格化されたため、現場の作業が複雑化し、職人の確保や工程の調整が難しくなっていることが原因とされています。

窓やドアのガタつきが最も多く報告されており、基礎のひび割れや天井裏・排水設備など、目に見えない部分の不具合が顕著に増えています。

ホームインスペクションの活用がおすすめ

どんな大手ハウスメーカーで建てても、下請け業者のミスや確認漏れは発生する可能性があります。ホームインスペクションとは、ぱっと見ではわからない部分の欠陥も、第三者の専門家が確認してくれるサービスです。

費用の目安は6万円から10万円程度です。

不具合が見つかった場合は引き渡し前にハウスメーカーに修理してもらうことが重要です。引き渡し後になると有償対応になったり、なかなか対応してもらえないケースも増えるため、引き渡し前の検査が特に効果的です。

 

やめた方がいいハウスメーカーを避けるための選び方のコツ

ここまで、やめた方がいいハウスメーカーの特徴や過去の事例を解説してきました。最後に、失敗しないためのハウスメーカーの選び方のコツをまとめてお伝えします。

知識のない状態で展示場に行かない

「家づくりをスタートしたらまず展示場へ」と考える方も多いですが、知識のないまま展示場に足を運ぶのはおすすめしません。

展示場はお客様が魅力的に感じられるよう設計されており、常駐する営業マンも自社の魅力を優先して話を進めてきます。知識がない状態で入ってしまうと、巧みな営業トークに乗せられて冷静な判断ができなくなることがあります。

展示場に行く前にまず家づくりに関する基本的な知識をつけることが、やめた方がいいハウスメーカーを選んでしまうリスクを大きく減らす第一歩です。

坪単価だけで判断しない

坪単価の安さだけでハウスメーカーを選ぶことはおすすめしません。

ローコスト住宅では、短い工期でより多くの住宅を建てるために現場監督が複数の現場を掛け持ちすることが多く、職人の管理や施工精度の確認がおろそかになりやすい傾向があります。

もちろんローコスト住宅がすべて悪いわけではありませんが、価格の安さだけに引かれてハウスメーカーを選ぶのは避けたほうが賢明です。

必ず複数のハウスメーカーを比較する

やめた方がいいハウスメーカーを避ける最も効果的な方法は、複数の会社を比較検討することです。最初から1社に絞ってしまうと比較材料がないため、担当者の言うことがすべて正しく思えてしまうことがあります。

最低でも3社以上から見積もりを取り、同じ条件で比較することをおすすめします。1社では実現できない希望が別の会社なら叶えられるケースも多くあります。

施主自身も住宅の知識をつける

欠陥住宅を避けるためには、施主自身も住宅の知識を身につけることが欠かせません。

注文住宅ではプロ(ハウスメーカー)対素人(施主)という構図になりやすく、ハウスメーカー主導で話が進みがちです。知識不足のまま家づくりに臨むと、想像していた家と全く違う結果になってしまうことがあります。

断熱等級や耐震等級、施工構法の違いなど、基本的な知識を身につけた上でハウスメーカーと交渉することが、やめた方がいいハウスメーカーへの対抗策になります。

 

まとめ|やめた方がいいハウスメーカーを見極めて後悔のない家づくりを

この記事では、やめた方がいいハウスメーカーに共通する特徴と、過去に欠陥住宅や施工不良が報告された事例、そして失敗しない選び方のコツを解説しました。

大手ハウスメーカーだから安心、有名な会社だから大丈夫という思い込みは非常に危険です。企業規模に関わらず、品質管理の姿勢や担当者の誠実さ、財務状況などを個別にしっかりと確認することが大切です。

家づくりは人生で最大の買い物です。

やめた方がいいハウスメーカーを避けて、自分と家族にとって本当に満足できる住宅を建てるためにも、この記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

住宅展示場に行こうと思っている方や間取りで悩んでいる方へ


注文住宅を検討している方は、「とりあえず住宅展示場へ行ってみようかな?」という方がほとんどです。

しかし、住宅展示場はオススメしません。理由は下記の3つです。
・営業マンの話を聞かなければならず、じっくり検討できない。

・グレードの高い住宅展示場のモデルハウスは参考にならない。

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家を買う方は、働き盛りで子育て中であったり、共働きであったりと忙しいです。住宅展示場で土日が潰れるのはもったいないです。

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著者の写真

りっきー

元大手ハウスメーカー社員です。

これから注文住宅を建てる方へ!

家作りのコツについて、日々情報を発信しています。



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