新築で床暖房はいらない!失敗する理由
新築で一戸建てを建てる場合、最近では多くの家で床暖房が設置されています。
寒い冬でも、足元から暖かくしてくれる床暖房に憧れる方が多いです。SUUMOの人気設備ランキングでも3位に入るほど人気で、部屋を乾燥させずに温めることから特に女性に人気があります。
しかし、SUUMOのランキングでは、設置して後悔した設備ランキングでも3位となっていました。30人中6人が設置して後悔したと回答しており、約4割の方は床暖房がいらなかったという結果でした。
なぜ新築で床暖房を設置すると失敗したと思うのでしょうか?今回は床暖房について、詳しく解説します。
私が床暖房を設置して失敗したと思う理由8選
私の家も床暖房を設置しましたが、正直に言って失敗したと思っています。下記に失敗したと思う理由をまとめました。
暖まるのがとにかく遅い
床暖房を設置して失敗したと思う一番大きな理由が、「暖まるのがとにかく遅い」ことです。早く部屋を暖めるにはエアコンの方が圧倒的に早いです。
ある論文によると、9℃の部屋を22℃に温めたケースで下記の結果でした。
エアコン:35分
床暖房:2時間10分
私はエアコンと床暖房を一緒に入れて、部屋が暖まったら床暖房のみを付ける生活をしています。しかし、エアコンだけで問題なかったのではないか?と思っています。
エアコンより光熱費が掛かる
床暖房を8畳の部屋で毎日8時間使用した場合、月々約4,700円の電気代が掛かります。ランニングコストの安いガス式でも、月々約3,700円となります。エアコンだと約3,300円ですので、床暖房の方が高くなってしまいます。
エアコンより初期費用が掛かる
床暖房はエアコンよりも光熱費が高いだけでなく、初期費用も高いです。
エアコン(通常):4〜6万円
床暖房/電気式(6〜10畳):最低30〜40万円
床暖房/温水式(6〜10畳):最低50〜60万円
また、多くの家庭ではエアコンと床暖房の両方を設置しています。床暖房だけだと夏の対策が出来ないので、夏に部屋を冷やすためにはエアコンを使うのです。
リビングだともっと大きな床暖房が必要になるので、150万円前後が全体の相場となっています。
修理費用が高い
床暖房がもし故障してしまった場合にも、修理費用がとても高いです。
床暖房(熱源機):20〜30万円
床暖房(不凍液の交換やメンテ):5万円前後
床暖房(点検):5,000円
エアコン(修理):1万円〜数万円
エアコン(点検):5,000円前後
何かあった時の出費も、エアコンの方が断然安いのです。
赤ちゃんに危険
床暖房のメリットとして、ヒーターなどと違って直接熱源が出ていないので、赤ちゃんに安心という記載をよく見かけます。
しかし、エアコンに比べて床暖房は赤ちゃんに危険です。それは、低温やけどの危険性があるからです。
赤ちゃんは床から距離が近く、大人よりも更に高い温度で床暖房と接しています。このため、低温やけどや脱水症状の危険があるのです。
もし床暖房のついている場所で赤ちゃんを寝かせる場合、最低でも3センチ以上の厚みがあるラグを用意しましょう。
乾燥
「エアコンだと乾燥するから床暖房の方が良い」という方は多いです。しかし、研究によると床暖房とエアコンではほとんど差がありません。
エアコンだと空気が乾燥するイメージがありますが、それは床暖房も同じなのです。いずれにしても、加湿器を設置するといった対策が必要になります。
ホコリが舞うかどうか
「エアコンだと風でホコリが舞うのが嫌」という方もいます。確かに、床暖房よりエアコンの方が風量が強いです。
しかし、夏場は床暖房を設置しないので、エアコンを使用する方が多いでしょう。そこで、夏のホコリ対策は出来ないため、結局夏場は諦めるしかないのです。
メンテナンスが面倒
ガス式の床暖房を設置した場合、循環液の補充が必要です。この補充が面倒で、失敗したと思う方も多いです。
まとめ
今回は、私が床暖房を設置して失敗したと思う理由について紹介しました。
●暖まるのがとにかく遅い
●エアコンより光熱費が掛かる
●エアコンより初期費用が掛かる
●修理費用が高い
●赤ちゃんに危険
●乾燥
●ホコリが舞うかどうか
●メンテナンスが面倒
下記のようなメリットもありますので、こういった点に魅力を感じる方は、床暖房を設置しても良いでしょう。
・温度ムラがない
・音や風がない
・暖房設備を隠せる
私の意見としては、この程度のメリットであれば床暖房は必要ないと思います。最近の家は高気密・高断熱なので、エアコンで十分に部屋が暖まるからです。
ぜひ、参考にしてみてください。
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