個人で残土処分をしたい！どこに持ち込みすべきか徹底解説
「個人で残土処分ってできるの？」
「どこに持ち込みすべきか知りたい！」
外構DIYをしているときに直面する問題の一つが、掘り出した土の処理です。コンクリートや砂利を敷くためには、どうしても土を掘り下げる必要がありますが、その結果、余った土が出てきます。
まず、余った土をどう処分するかを考えると、多くの人が市町村のゴミ回収を思い浮かべるでしょう。しかし、多くの市町村では土をゴミとして回収してくれないのが現実です。
この記事では、個人で残土処分をしたい場合、どこに持ち込みすべきか詳しく解説します。
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残土とは
残土とは、建設や庭作業などで出る不要な土のことを指します。土は燃えるゴミや不燃ゴミとして処分できないため、特別な方法で処理する必要があります。業者は産業廃棄物として処理場に運びますが、個人での処分は難しいことが多いです。
さらに、土を掘り起こすと体積が約1.4倍に膨らみます。これは、圧縮されていた土が掘り起こされてフカフカになるためです。少しの掘削でも多量の土が出ることを覚悟しておきましょう。業者はユンボやダンプカーを使用して効率的に処理しますが、DIYではスコップやツルハシを使って少しずつ掘り進める必要があります。
土嚢袋の活用
土嚢袋は、残土を一時的に保管するのに便利な道具です。ホームセンターで10枚200円程度で購入でき、1袋に約20kgの土を入れることができます。土嚢袋を持ち上げる際は、腰を痛めないように正しい持ち方を心がけましょう。私も一度腰を痛めた経験があり、それ以来、バンテリンサポーターを愛用しています。
土嚢袋に土を入れる際のコツは、バケツの底を抜いて、そこに土嚢袋を被せる方法です。この方法は作業がスムーズに進みます。DIYで土を処分する際には、この土嚢袋を利用する方法が非常に有効です。
個人で残土処分をする方法｜持ち込み方法
庭や家庭菜園などで発生する少量の残土の処分方法について、さまざまな選択肢があります。それぞれの方法には特徴やメリットがあり、自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。以下に代表的な処分方法を紹介します。
業者依頼
業者に依頼して残土を処分する方法は、費用がかかるものの確実に処分できるため安心です。
- 有料で処分する方法: 残土処分を業者に依頼する場合、1トンあたり約10,000円が相場となります。業者によっては、処分場への持ち込みを自身で行う場合、土嚢袋1袋あたり500円程度で引き取ってくれることもあります。しかし、土は重いため、乗用車での運搬には注意が必要です。
- おまけで処分してもらう方法: DIYで一部の外構を行い、そのついでに業者に残土を持ち帰ってもらう方法もあります。業者との契約段階で交渉すれば、無料で残土を処分してもらえる場合もあります。
敷地内処分
広い敷地をお持ちの方は、敷地内に残土を処分するという方法も考えられます。この方法では、残土を盛り土にして芝生を敷くなど、自然に見える形で処分できます。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、家庭から出た土も回収してくれます。この方法の利点は、自宅まで取りに来てもらえるため、自分で運搬する手間が省ける点です。また、園芸用品や不要になったブロックなども一緒に回収してもらえるため、庭を一気に片付けたい場合に便利です。
農家に相談する
家庭菜園で出た土は、近所の農家に引き取ってもらえる可能性があります。知り合いの農家に相談し、作物を育てていた場所から出た土であれば、引き受けてもらえるケースが多いです。ただし、農薬を使用していた場合は、事前に説明し、了承を得ることが必要です。
購入店で引き取ってもらう
土を購入した店舗で、引き取ってもらえる場合もあります。ただし、新たに土を購入することや、購入時のレシート提示など、条件を満たす必要があります。事前に確認しておくことが重要です。
ホームセンターの回収サービスを利用する
ホームセンターでは、土の回収サービスを提供している場合があります。このサービスを利用すれば、購入したことがない店舗でも土を捨てることができます。ただし、石や砂利を除去することが条件となることが多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。
欲しい人に譲る
地域の掲示板サービス「ジモティー」などを利用して、土を欲しがっている人に譲ることも可能です。この方法は、処分費用がかからず、譲った相手も喜ぶため一石二鳥です。ただし、相手によっては土を運んであげる必要がある場合もあります。
個人で残土処分は様々な方法がある
この記事では、個人で残土処分をしたい場合、どこに持ち込みすべきか詳しく解説しました。
処分する残土の量や、近隣に回収を行っているホームセンターや業者の存在など、ご自身の環境に合わせた最適な処分方法を見つけましょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
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