2畳の狭いランドリールームでも十分？
「ランドリールームを設置したい！」
「2畳の狭いランドリールームだと後悔する？」
ランドリールームを使いやすくするためには、用途を制限すれば狭いスペースでも利用できます。また、少し広さに余裕を持たせれば、他の部屋と兼用することもできます。まずは、どのようなランドリールームを作りたいのか、またランドリールーム内で何を行いたいのか、用途を明確にしてから、必要な広さを確認しましょう。
この記事では、ランドリールームの広さを決める際の注意点や2畳の狭いランドリールームなど、詳しく解説します。
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ランドリールームを導入するメリット3選
まずは、ランドリールームを導入するメリットについて解説します。
雨の日でも通常通りに洗濯できる
ランドリールームがあれば、雨の日でも通常通りに洗濯を行うことができます。雨が続いて洗濯物が溜まってしまったり、リビングなどの部屋で洗濯物を干すことでスペースが狭くなる問題を避けることができます。また、コインランドリーの乾燥機を利用する必要もありません。
天候に左右されて家事のルーティンが乱れることは、かなりのストレスになります。しかし、ランドリールームがあれば、天候に関係なく洗濯を行うことができるため、快適に家事を進めることができます。
時間を気にせずに洗濯ができる
ランドリールームでは室内に洗濯物を干すことができるため、いつでも時間を気にせずに洗濯が可能です。屋外で夜に洗濯物を干す必要もなく、盗難の心配もありません。
共働きのご家庭では、日中に家事をする時間が限られているため、早朝や仕事終りの夜に家事を進めることが多くなります。ランドリールームがあれば、そんな時間帯でも快適に家事を行うことができます。
外に洗濯物を干す際のリスクが無くなる
大気中には一年を通してスギやヒノキの花粉、ブタクサやイネなどのさまざまな花粉が飛散しており、それによる花粉症の問題が存在します。さらに、春先には黄砂の問題が頻発し、またPM2.5による大気汚染の問題もあります。
これらの理由から、洗濯物を外気に触れさせたくないというニーズが高まり、室内での干し方を選ぶ方々が増えています。そのため、ランドリールームの需要も増加しています。
ランドリールームの広さを決める際の注意点3選
次に、ランドリールームの広さを決める際の注意点について解説します。
洗濯作業が円滑に進められるか
ランドリールームの広さを決める際に最も重要な要素は、洗濯作業を行う際の動きやすさです。
狭すぎると、動きが制限されて洗濯作業が難しくなります。一連の洗濯作業が円滑に進められなくなるでしょう。一方、広すぎると、濡れた洗濯物を物干し竿まで運ぶための移動距離や、取り込んだ洗濯物をたたんで収納するための移動距離が長くなり、家事の効率が悪くなる可能性があります。
ランドリールームの広さは、単純に広ければいいというわけではありません。むしろ、広さよりも、スムーズに動けることが重要です。家事のしやすさを考慮して、適切な広さを選ぶことが大切です。
洗濯に必要な設備を検討する
ランドリールームは、洗濯の一連の作業として、洗濯する・干す・取り込む・たたむ・しまうなどを行うための部屋です。このためには、洗濯機・乾燥機・物干し竿・アイロン台・収納棚などの設備が必要です。
例えば、家族の人数が多い場合、洗濯物の量も増えるため、より長い物干し竿が必要になるかもしれません。家族構成や人数に応じて、必要な設備を検討し、ランドリールームの広さを考慮することが重要です。
他の部屋とのバランスを考慮する
ランドリールームは洗濯専用の部屋であり、洗濯をしない時間は利用されません。
ランドリールームを必要以上に広くすることは、実際には無駄です。家族が最も長時間過ごす場所はLDK（リビング・ダイニング・キッチン）であり、その空間を広く快適にすることが重要です。ランドリールームの広さを拡大することで、他の部屋の快適性が損なわれるような状況は避けるべきです。
確かに、ランドリールームは家事を効率化するために役立ちます。しかし、その広さは他の部屋とのバランスを考慮して決める必要があります。建てる家の間取りや全体の広さに合わせて、ランドリールームの広さを決定することが良いでしょう。
2畳の狭いランドリールームを設置するメリット
2畳は、最低限必要なランドリールームの広さです。
例えば、家族が4人の場合、洗濯物の量は約6kg程度となります。この洗濯物を全て干すためには、最低でも2畳のスペースが必要です。
2畳の広さがあれば、通常の2メートル程度の物干し竿を2本設置することができ、家族4人分の洗濯物を十分に干すことができます。また、物干し竿を天井近くまで上げ下げできる昇降タイプの場合、下のスペースも利用してさらに多くの洗濯物を干すことができます。
2畳の広さならば、収納棚や作業台も設置可能です。必要な洗濯設備を全て備えることができます。2畳の広さでは少し狭いですが、ランドリールームとして洗濯作業をスムーズに行うことはできます。洗濯スペースとしての用途であれば、2畳の広さは問題ありません。
2畳であれば他の部屋の広さを損ないません。濯物を乾かす際に除湿機を使用する場合、狭いスペースの方が除湿機を効率的に稼働させることができます。
3畳のランドリールームを設置した場合のメリット
3畳の広さのランドリールームでは、洗濯から干す・取り込む・たたむ・しまうといった一連の作業をスムーズに行うことができます。洗濯物をゆとりを持って干すことが可能です。
3畳の広さがあれば、シーツやタオルケットなどの大きな洗濯物も広げて干すことができます。これにより、洗濯物がより速く乾きやすくなり、場合によっては外部の換気だけで洗濯物を乾かすこともできます。
また、3畳のスペースがあれば、以下のようなさまざまな設備を導入することも可能です。
・洗濯物のつけ込みや手洗い、靴洗いに便利なスロップシンク
・お風呂に隣接している場合は、タオルや下着などを収納するチェスト
・洗濯機を2台設置して、洗うもので使い分ける
・大型の乾燥機
・洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりするための台
・洗濯物を分別するためのカゴ
・洗濯物を乾かすための除湿機やサーキュレーター
必要な広さを明確にすることが重要！
この記事では、ランドリールームの広さを決める際の注意点や2畳の狭いランドリールームなど、詳しく解説しました。
ランドリールームに最適な広さは、通常2畳から3畳程度です。洗濯室としてのみ利用する場合、家族4人でも2畳のスペースで快適に使用することができます。ランドリールームを理想的な状態にするためには、必要な広さを明確にし、それに応じたスペースを確保することが重要です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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