乾太くんは後悔する?2年間使ってみた感想
ガスを熱源として利用した衣類乾燥機「乾太くん」。私は2年前に新築を購入した際に、設置しました。
乾太くんは満足度95%以上の人気設備です。しかし、実際に2年間使ってみて後悔するポイントが把握できました。
今回は、乾太くんの後悔するポイントについて、詳しく解説します。
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乾太くんとは?
乾太くんは、ガス機器の大手メーカーであるリンナイが提供する家庭用ガス式衣類乾燥機です。この製品は、その速乾性能と使いやすさから、多くの家庭で支持されています。
電気式の乾燥機と比較すると、乾太くんは約半分の時間で衣類を乾かすことができ、家事の効率を大幅に向上させます。これは、忙しい家庭にとって非常に便利で、人気の理由の一つとなっています。
実は、乾太くんが初めて市場に登場したのは1992年です。それ以来、約30年間にわたり、多くの家庭で愛用されてきました。長年にわたる信頼と実績を持つこのガス式衣類乾燥機は、家庭の必需品としての地位を確立しています。
コインランドリーを利用したことがある方なら、ガス式乾燥機の速乾性能に驚いた経験があるかもしれません。コインランドリーの乾燥機もガス式を採用しており、そのパワーで素早く衣類を乾かします。これが、乾太くんの家庭用モデルが持つ最大のメリットの一つです。
乾太くんの高性能さから、電気式乾燥機からの買い替えを検討する家庭も増えています。その理由は、短い乾燥時間と高い乾燥効率により、日常の家事がよりスムーズに進むからです。ガスの力で一気に乾燥する乾太くんは、多くの家庭にとって頼もしい存在となっています。
乾太くんを使うメリット5選
まず、乾太くんを使うメリットについて解説します。
乾燥時間が圧倒的に短い
パワフルな乾太くんなら、8kgの洗濯物を約80分、5kgの洗濯物を約52分で乾燥していまいます。これは、電気式の乾燥機に比べると約1/3程度の時間です。
菌の減少率99.9%
ガスによる消臭除菌効果により、菌の減少率99.9%を実現しています。生乾き臭はモラクセラ菌という菌が関係していますが、乾太くんは80℃以上の温風で乾燥するので、外干しや日光消毒でも除去できないニオイを取り除くことができます。
タオルがふんわり仕上がる
乾太くんでタオルを乾燥すると、新品タオルのように繊維を立ち上げ、ふんわりとした仕上がりになります。
花粉中のアレル物質を軽減
乾太くんで乾燥すると、衣類に付いた花粉中のアレル物質を除去してくれます。
8kgタイプはシーツや毛布も乾燥できる
大容量タイプの乾太くんを使うことで、コインランドリーでしか乾燥できないようなシーツや毛布も自宅で乾燥できます。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由8選
それでは、乾太くんを購入して後悔するポイントについて、詳しく解説します。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由①「初期設置費用が高い」
私は新築時に乾太くんを購入しましたが、本体・設置費用・専用台で約18万円でした。
実際に乾太くんを購入した方も、18〜22万円が相場のようです。少しでも安い物が良ければネット通販もありですが、故障しやすい機器なので保証も合わせて検討しましょう。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由②「工事が大変」
乾太くんの取付工事は非常に大変で、新築時に設置することをオススメします。
乾太くんは排熱を家の外に逃がすために、壁を貫通する排気ダクトを設置する必要があります。乾太くんを設置する方や検討している方は、穴は開けておきましょう。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由③「デラックスタイプを選ぶべきじゃなかった」
私は乾太くんのデラックスタイプを選びました。理由としては、スタイリッシュな見た目でオシャレだったからです。
しかし、デラックスタイプは乾燥容量が5kgでした。私の家は4人家族ですが、毎日の洗濯で入り切らないことも多いです。乾太くんには8kgタイプもあるので、こちらをオススメします。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由④「ホコリを取るのが大変」
乾太くんの乾燥機能は非常に優秀ですが、ホコリフィルターにゴミが溜まります。
また、デラックスタイプの場合は、乾燥機の奥にホコリフィルターが付いています。高い場所に乾太くんを設置していますが、さらにフィルターは奥なので非常に掃除が面倒です。
ドア裏にホコリフィルターにが付いているタイプの機種があるため、そちらをオススメします。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由⑤「存在感がすごい」
乾太くんのスタンダード(8kg)はかなりの大きさで、一軒家でもかなりの存在感があります。おしゃれな洗面所を目指しましたが、乾太くんがあることでイメージと少し違います。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由⑥「洗面所の採光が取れない」
乾太くんは排熱ダクトを設置する必要があるため、洗面所の壁を背にして配置するケースが多いです。しかし、この置き方だと洗面所の窓を塞いでしまうので、採光が取れなくなってしまいます。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由⑦「洗濯機から移すのが面倒」
ドラム式は入れっぱなしで乾燥までやってくれますが、乾太くんは一度洗濯物を取り出して乾太くんに移さなければいけません。例えば、ボタン一つで夜間に乾燥までするような使い方ができません。
乾太くんはいらなかった?後悔する理由⑧「リンナイ1社しか取り扱いがない」
ガス式乾燥機は、リンナイの乾太くんしか商品が展開されていません。リンナイに独占された市場となっており、価格が大きく下がることはありません。
乾太くんを設置するなら気をつけたいこと
スタンダードにするかデラックスにするか
乾太くんには、スタンダードとデラックスの2種類が存在します。それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
スタンダード:標準コースや除菌コースなど、基本的な機能が充実しているモデルです。日常的な使用に十分な性能を持っています。
デラックス:音を抑えたマイルドコースや花粉ケアコースなど、デラックスモデルにしかない特別な機能が備わっています。フィルターのお手入れも簡単です。
予算・使用したいコース・メンテナンスのしやすさを考慮して、どちらのモデルが自分に適しているかを検討してください。
容量はどれくらいにするか
乾太くんを選ぶ際には、容量も重要なポイントです。
スタンダード:3kg、5kg、8kgの容量から選べます。
デラックス:以前は5kgのみでしたが、2023年7月12日にモデルチェンジを行い、6kgと9kgが選べるようになりました。
家族の人数や洗濯物の量によって最適な容量が変わります。例えば、3〜4人家族ならスタンダードの5kgかデラックスの6kgが適しています。シーツやバスタオルなど大きなものを多く乾かす場合は、スタンダードの8kgかデラックスの9kgがおすすめです。
生活スタイルに合わせて、適切な容量を選びましょう。
高さはどれくらいがいいか
乾太くんを設置する際に「高さ」は非常に重要な要素です。
「洗濯物を出し入れする際に負担にならない高さ」や「設置場所で邪魔にならない高さ」を考慮する必要があります。乾太くんには専用台があり、高さは約52〜150cmまで調整可能です。また、設置条件が整えば、造作棚の上に設置することも可能です。
快適に使用できるよう、事前に適切な高さを確認しておきましょう。
洗濯機は縦型にするかドラム式にするか
洗濯機を選ぶ際には、縦型かドラム式かも重要な検討ポイントです。
一般的に、縦型洗濯機はドラム式よりも洗浄力が高いとされています。そのため、しっかりと汚れを落としたい場合には縦型が推奨されます。しかし、乾太くんを洗濯機の上に設置する場合、縦型だとフタが開かなくなる可能性があります。
縦型を選ぶ際には、フタがスムーズに開けられるかどうかを確認しましょう。洗濯機を選ぶ際には、機能面だけでなく、設置スペースも考慮することが大切です。
後から乾太くんを設置するためには?
現在は乾太くんを導入する必要がないと感じていても、将来子どもが成長し、部活動などを始めることで洗濯物の量が増えることが予想されます。その時に「やっぱり乾太くんが欲しい!」と思うかもしれません。
乾燥機があれば洗濯の効率も上がり、家事が楽になることでしょう。そこで、将来的に乾太くんを導入する可能性を考慮して、今のうちに準備しておくべきポイントをまとめました。
建設時にガス配管や排気ダクトを設置しておく重要性
当初は乾太くんの導入を見送ったものの、将来的に必要になる可能性を見据えて、我が家では建設段階でガス配管と排気ダクトを設置してもらいました。建設時にこれらを設置してもらうことで、後から追加工事が発生することなくスムーズに乾太くんを導入することができます。
建設段階であれば、他の工事と同時進行で行えるため、追加の工事費用が発生しにくいです。(※施工会社によって異なる場合がありますので、確認が必要です。)外壁には排気ダクト用のフードを設置し、内側からは壁紙でカバーしているため、見た目もすっきりしています。
このように、将来的に乾太くんを導入する可能性が少しでもある場合は、建設時にガス配管と排気ダクトの設置を依頼することを強くおすすめします。
乾太くんの設置場所の確保
乾太くんを設置するためには、約60cm四方のスペースと一定の重量を支える場所が必要です。建設段階であれば、設置場所を自由に決めることができますが、限られたスペースを有効に活用する工夫が求められます。
そこで便利なのが、乾太くん専用の設置台です。これは洗濯機上のデッドスペースを有効活用できる設計で、後から乾太くんを設置する際にも非常に便利です。しかし、洗濯機上にスペースを空けておく必要があります。
我が家では、洗濯機上に可動棚を設置し、現在は洗剤やタオルの収納として利用しています。可動棚は簡単に取り外しが可能なため、将来的に乾太くんを設置する際には、すぐにスペースを確保することができます。このように、ライフスタイルに合わせて空間の使い方を変えることができるのも注文住宅のメリットです。
乾太くんを将来的に設置する予定がある方は、ぜひ可動棚の導入を検討してみてください。収納スペースとしても活用でき、必要に応じて簡単にスペースを変更できる柔軟性が魅力です。
乾太くんをオススメできる人
乾太くんは、天候や季節に関係なく、いつでも洗濯物を高温で乾燥させることができます。また、消臭機能や暖房機能も備えており、洗濯物の臭いを抑えたり、部屋を暖めたりすることも可能です。乾太くんは、以下のような人に特におすすめです。
忙しい人
乾太くんは、洗濯物を迅速に乾燥させるだけでなく、しわになりにくくする機能も備えています。そのため、アイロンがけの手間を省くことができます。
タイマー機能や自動停止機能もあり、洗濯物をセットしておけば、自動で乾燥が完了します。忙しい人にとって、時間と労力を節約できる非常に便利な家電です。
ペットを飼っている人
乾太くんには、洗濯物に付着したペットの臭いやタバコの臭いを効果的に消臭する機能があります。そのため、洗濯物が嫌な臭いに悩まされることなく、清潔な状態を保つことができます。
ペットを飼っている家庭や、タバコの臭いに敏感な人にとって、乾太くんは理想的な選択です。
寒い地域に住んでいる人
乾太くんは、洗濯物を乾燥させる過程で発生する熱と湿気により、部屋を暖かくする効果があります。
これにより、寒い地域に住む人々にとって、快適な室内環境を提供することができます。また、湿気が空気の乾燥を防ぐため、乾燥しがちな冬の季節にも最適です。
乾太くんを後悔するポイントまとめ
今回は、乾太くんを購入して後悔するポイントについて解説しました。
【乾太くんを後悔するポイント】
・初期設置費用が高い
・工事が大変
・デラックスタイプを選ぶべきじゃなかった
・ホコリを取るのが大変
・存在感がすごい
・洗面所の採光が取れない
・洗濯機から移すのが面倒
・リンナイ1社しか取り扱いがない
しかし、乾太くんは8kgの洗濯物を1時間程度で乾燥してしまうほどのハイパワーです。ドラム式洗濯機の乾燥機能では、全く歯が立たないほどの機能性です。
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