【卒FIT対策】中古リーフを蓄電池代わりに使う方法!メリット・デメリットも解説
「中古リーフは蓄電池代わりに使えるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。2019年11月より、太陽光発電の固定価格での買取期間(10年間)が順次満了を迎えています。いわゆる卒FITですが、その対策として電気自動車、特に中古リーフを蓄電池代わりに活用できないかと考えている方も増えています。
結論からいうと、中古リーフは蓄電池代わりとして十分に活用でき、太陽光発電の余剰電力を自家消費できるようになります。今回はそんな中古リーフを蓄電池代わりに使う方法やメリット・デメリットを詳しく解説します。日産リーフを蓄電池代わりとして活用し、卒FIT対策をしたい方はぜひ最後までお読みください。

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卒FIT後の余剰電力活用法
卒FITを迎えた後の太陽光発電による余剰電力はどうするべきでしょうか。一つ目の選択肢は、そのまま電力会社への売電を続けることです。多くの場合は自動継続となるため、特に手続きは必要ありません。しかし、買取価格は大幅に下がってしまいます。例えば東京電力エナジーパートナー株式会社の場合、卒FIT後の買取価格は1kWhあたり8.5円程度になります。2013年度の買取価格が38円だったことを考えると、かなり安くなってしまいます。
もう一つの選択肢は、電力会社に電気を売らずに自家消費する方法です。昼間に太陽光発電で作った余剰電力を蓄電池に貯めておき、夜間にその電気を使用することで電気料金を節約できます。また、災害時の備えにもなる点が大きなメリットです。停電時でも蓄電池に貯めた電気を使用できるため、安心感が高まります。
中古リーフを蓄電池代わりに使う方法
中古リーフを蓄電池代わりとして活用するには、主に定置型と移動型の2つの方法があります。
定置型は、V2H(Vehicle to Home)というシステムを使用する方法です。V2Hとは「車から家へ」という意味で、自宅と電気自動車をつないで、中古リーフに充電した電気を家庭でも使えるようにするシステムです。中古リーフを蓄電池代わりとして使うにはV2Hが必要です。設置には工事が必要になります。卒FIT対策を考えている場合は、定置型での使用が一般的です。
移動式は、V2L(Vehicle to Load)というシステムを使用する方法です。V2Lとは「車から電化製品へ」という意味で、専用機器を介して様々な電気製品の電源として中古リーフを活用できます。設置工事は不要で、中古リーフの給電口に専用機器をつないで使用できます。屋外や出先でも使用でき、災害時の支援車両としても役立ちます。
中古リーフを蓄電池代わりに使うメリット
中古リーフを蓄電池代わりとして使う最大のメリットは、そのコストパフォーマンスの高さです。日産リーフの蓄電容量は、モデルによって24kWhから60kWhまで様々ですが、一般的な家庭用蓄電池の容量が3kWhから16kWh程度であることを考えると、中古リーフの蓄電容量はとても大きいです。初期費用を比較すると、中古リーフが状態にもよりますが20万円から200万円程度、V2H機器が20万円から50万円程度で、合計で40万円から250万円程度です。一方、家庭用蓄電池(10kWhモデル)は約300万円程度かかります。1kWhあたりの価格に換算すると、中古リーフの方が安くて容量も大きいというメリットがあります。
また、中古リーフやV2Hシステムの導入には、様々な補助金制度を利用できる可能性があります。場合によっては100万円以上の補助金を受けられることもあり、初期費用を大幅に抑えられます。
さらに、中古リーフへの充電は、自宅だけでなく外出先の充電スポットでも可能です。無料充電スポットを上手に活用すれば、さらなる電気料金の節約につながります。
そして、中古リーフは災害時の非常用電源としても活躍します。一般家庭の一日あたりの使用電力量は約12kWhといわれており、40kWhの中古リーフなら約3日間、電気を使うことができます。災害による停電時でも、冷蔵庫やエアコン、照明などの必要な電気を確保できます。
中古リーフを蓄電池代わりに使うデメリット
中古リーフを蓄電池代わりに使う際のデメリットとして、まず初期費用の負担があります。車両本体の購入費用に加えてV2Hシステムの機器代と工事費もかかります。補助金を活用できる場合もありますが、それでも初期投資として数十万円から数百万円程度の費用が必要です。
また、中古リーフとV2Hシステムを導入するには、それなりのスペースが必要です。中古リーフ自体は車両サイズのスペースが必要ですし、V2Hシステムも種類によってはエアコンの室外機より大きいものもあります。狭い敷地や駐車場がない住宅では導入が難しい場合もあります。
家庭用蓄電池の寿命は一般的に15年から20年程度ですが、中古リーフのバッテリー寿命はそれよりも短い可能性があります。日産リーフのバッテリー保証期間は8年または16万キロメートルとされており、保証期間がバッテリーの寿命目安と考えられます。
そして、中古リーフはV2Hシステムと接続しているときだけ蓄電池として機能します。通勤などで長時間自宅から離れる場合は、蓄電池としての役割を果たせない時間が発生してしまいます。太陽光発電の電気を有効活用するためには、昼間に中古リーフを自宅に置いておく必要があります。
中古リーフの選び方と運用のポイント
中古リーフを蓄電池代わりに選ぶ際には、バッテリーの状態が最も重要です。日産リーフのバッテリー健康状態は「セグメント」という単位で表示されます。新車時は12セグメントあり、バッテリーが劣化するにつれて1セグメントずつ減少していきます。中古車を購入する際は、メーターパネルに表示されるセグメント数を必ず確認しましょう。蓄電池代わりとして使用するなら、少なくとも10セグメント以上が望ましいです。
初期型リーフ(2010年〜2017年モデル)と現行型リーフ(2017年以降)では、バッテリー性能に違いがあります。初期型リーフは「マンガン酸リチウムバッテリー」を採用しており、充放電サイクル特性があまり良くありません。一方、現行型リーフは「三元系バッテリー」を採用しており、充放電サイクル特性が改善されています。蓄電池としての使用には現行型リーフの方が適していますが、価格は高くなります。
中古リーフのバッテリー劣化を抑えるためには、満充電状態(100%)や完全放電状態(0%)を避け、できれば20%〜80%の範囲内で充放電を行うことが望ましいです。
まとめ:中古リーフを蓄電池代わりに活用しよう!
中古リーフを蓄電池代わりに活用することで、卒FIT後の太陽光発電システムをより効率的に運用できます。家庭用蓄電池と比べて大容量かつコストパフォーマンスに優れており、災害時の非常用電源としても大いに役立ちます。
選び方のポイントとしては、バッテリーの状態を最優先し、できるだけセグメント数の多い車両を選ぶことが重要です。また、日中に自宅に置いておける運用方法を検討し、太陽光発電の余剰電力を最大限活用できる環境を整えましょう。
初期費用はかかりますが、補助金制度をうまく活用することで負担を軽減できます。電気料金の高騰が続く中、中古リーフを蓄電池代わりに導入することは、長期的な視点で見れば賢い選択と言えるでしょう。電気の自給自足に向けて、ぜひ中古リーフの導入を検討してみてください。
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