タマホームで550万の家はある？
タマホームを検討している方に、「タマホーム550万の家って聞いたことがある。」と言われた経験があります。
私は把握していなかったので、あまりに安すぎるタマホーム550万の家について調べてみました。本当に問題ない家が建つのでしょうか？
ローコスト住宅を探している方は、参考にしてみてください。
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以前販売されていた500万円台の家「大安心の家5シリーズ」
タマホーム550万の家というのは、以前に販売されていた「大安心の家5シリーズ」のことだったようです。
「500万円台で実現する新築一戸建て」というPRを行っていました。大安心の家5シリーズは規格住宅で、平屋や2階建ての20プランから仕様を決めていく商品です。
この大安心の家5シリーズの中で、最も安い価格だったのが平屋の本体価格537万円でした。
大安心の家5シリーズは販売中止となっている
大安心の家5シリーズは、2011年〜2016年頃に販売された商品でした。現在は販売されていません。
500万円台で実現する新築一戸建てという訴求ですが、これはあくまで本体価格を指しています。実際には、電気・ガス・水道を通す必要がありますし、本体工事以外にも付帯工事や諸費用が掛かります。
実際には900万円は超える家となりますので、500万円台で建てられる訳ではありません。しかし、それでも相当な低価格を実現していると言えます。
タマホームで500万円の家ってどんな間取り？
タマホームで500万円の家の間取りはどのようなものでしょうか？
タマホームが販売していた「大安心5シリーズ」という規格型住宅商品は、その中でも本体価格が537万円という衝撃的な価格で販売されたのは、1階建てのコンパクトなタイプの家でした。
現実の間取りについて調査しましたが、残念ながら現在は情報が入手できず、タマホームの公式ウェブサイトからも削除されています。
本体価格で500万円台となので、付帯工事や諸費用を含めると約900万円程度は掛かっています。なので、現在販売されている「シフクノいえ」「シフクノいえプレミア」というキャンペーンは、今でもお買い得と言えます。
タマホーム20代の家「シフクノいえ」とは？
引用：シフクノいえ19
「なんだ、550万の家はもうないのか。」と思うかもしれませんが、タマホームでは同等の商品が用意されています。
それが、タマホーム20代の家「シフクノいえ」という商品です。常に販売されている商品ではなく、期間限定・棟数限定で20代を中心に訴求している商品となります。
シフクノいえの最新商品「シフクノいえ19」となり、販売価格は900万円台〜(税込)となります。これは本体価格だけでなく、下記の費用も含まれています。
・屋外給排水工事費用
・仮設費用
・下水道接続工事費用
・屋外電気配線工事費用
・地盤調査費用
・工事監理費用
・雨水排水工事費用
・住宅瑕疵担保責任保険加入料
・諸検査費用
・基本図面作成料
・オプション工事費用
・屋外立水栓工事費用
・設計料
ここまで含まれて900万円台のため、大安心の家5シリーズと同等の低価格を実現しているのです。常時販売されている商品ではないので、気になる方はタマホームのHPをチェックしてみましょう。
シフクノいえの間取り例
以下は、タマホームの「シフクノいえ25」の間取りのプラン例を大幅に言い換えたものです。
シフクノいえ25の間取り｜プラン例1
「シフクノいえ25」の間取りのプラン例1は、2階建ての2～3LDKの設計です。壁の配置を自由に変えることができるため、家族構成に合わせて間取りを調整することができます。
シフクノいえ25の間取り｜プラン例2
「シフクノいえ25」の間取りのプラン例2は、2階建ての1～3LDKの設計です。プラン例1よりも奥行きが広くなっており、2階の洋室の仕切りの自由度が増えました。
シフクノいえ25の間取り｜プラン例3
「シフクノいえ25」の間取りのプラン例3は、2階建ての1～4LDKの設計です。このプラン例は全体的に延床面積が広くなっており、1階にも洋室が配置されています。
シフクノいえ25の間取り｜プラン例4
「シフクノいえ25」の間取りのプラン例4は、平屋の1～2LDKの設計です。部屋数は少なめで、1～3人向けの間取りとなっています。
今後タマホーム500万円の家は復活する可能性がある？
将来的に、タマホームから500万円の平屋が発売される可能性はあるのでしょうか？個人の予測に過ぎませんが、500万円台の新商品が発売される可能性は非常に低いと考えられます。その理由について、解説します。
世界的に建材が高騰
将来的に、住宅価格は上昇する可能性があります。その理由は、世界的に建築用材料の価格が上昇しているからです。特に、注文住宅では輸入品の建材が多く使用されるため、その影響を直接受けています。
日常生活や光熱費の物価上昇は広く知られていますが、同じような現象が注文住宅でも起こっています。確かに最近はあらゆる物が値上がりしており、注文住宅も例外ではありません。
人件費の増加
日本では高齢化による労働人口の減少により、家づくりに関わる専門職の不足が慢性化しています。
例えば、大工の需要が高まると、彼らの価値が上がります。その結果、大工の人件費も上昇し、それが注文住宅の購入者に影響を及ぼしています。
具体的な数値を見ると、国土交通省の公表する「建設工事費デフレーター」によれば、2015年を100%とすると、2021年には110%となっています。全体的に10%の値上がりが見られます。
住宅の補助金は年々減っている
住宅の補助金は、年々減少しているというのが現状です。
住宅産業は他の産業と比較して大きく、住宅産業の発展により多くの人々が経済的に恩恵を受けます。逆に、住宅産業の縮小は多くの人々が経済的に困窮する結果となります。また、住宅は私たちの生活の基盤であり、安全で快適かつ健康的な生活を実現するために不可欠な要素です。
そのため、政府は長い間、住宅産業に対して多額の税金を投じてきました。日本では、新築住宅を購入する人々が補助金を受ける特典が続いてきたのです。しかし、補助金の額は年々減少している傾向にあります。
タマホーム「木麗の家」も検討すべき
もし間取りの選択肢が少なくても問題ないのであれば、タマホームの「木麗の家」もおすすめです。
「木麗の家」は、間取りの選択肢は限られていますが、それでも低価格で家を建てることができるタマホームの商品です。この「木麗の家」の坪単価は約35万円から45万円程度であり、タマホームが有名なローコストハウスメーカーとして知られている中でも特にコストが抑えられています。
さらに、「木麗の家」は自由設計が可能であり、自分のこだわりを反映させることができます。
その他のハウスメーカーで550万の家に近い商品はある？
タマホーム以外でも、550万の家に近い低価格を実現している商品はあるのでしょうか？
全国展開ではないものの、コミコミ800万円を実現している商品はいくつかあります。1,000万円以下で諸費用なども含まれている商品は珍しいですが、低価格商品を探している方はチェックすべきです。
↓低価格の商品は下記の記事をチェックしてみてください。
コミコミ800万円の家｜付帯工事・諸費用込みで建てられる家3選
可能な限り価格を抑えるコツは？
タマホームの550万の家に限らず、可能な限り価格を抑えたいという方は、大手ハウスメーカーではなく近くの工務店はハウスメーカーを確認しましょう。
しかし、こういった会社を見つけるのは大変です。そこで、まずはカタログと間取り・価格提案を受けられる「タウンライフ家づくり」を活用することをオススメします。
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住宅展示場に行こうと思っている方や間取りで悩んでいる方へ
注文住宅を検討している方は、「とりあえず住宅展示場へ行ってみようかな？」という方がほとんどです。
しかし、住宅展示場はオススメしません。理由は3つです。
・グレードの高い住宅展示場のモデルハウスは参考にならない。
・大した収穫もなく、資料だけもらって帰ることになる。
また、ハウスメーカーは決まっているけど、間取りに悩んでいるという方へ。他の会社からも間取り提案を無料で受けられるとしたら、魅力的ではないでしょうか？
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